気ままに

大船での気ままな生活日誌

イチロー 歴史的快挙達成

2009-09-14 11:23:30 | Weblog


9月14日(日本時間)10時半、イチロー、彼らしい内野安打で、とうとう歴史的快挙を達成しました。9年連続200安打という米大リーグ史上初の大記録です。おめでとうございます。ただ、できれば大観衆のシアトルで達成してほしかったです。閑散とした敵地のアーリントンでは、イチローの大記録に対して失礼です。雨で6時間も延期になるという条件も悪かったのですが。

でも、世界中の人々が、大歓声を上げているのをイチローは耳にしたでしょう。早速、号外も出るでしょうから、大船駅に行かねば(汗)。本当にすごい。奥さんの弓子さんも、天才というより努力家という意味のことを述べています。

これほどの成績を残しているのに、何故、毎年、フォームを変えたり、研究に怠りないのか。ふと小林秀雄さんの”モーツアルト”の一節を思い出しました。

”天才とは努力し得る才だ”というゲエテの有名な言葉は、殆ど理解されていない。努力は凡才でもするからである。・・・天才は努力を発明する。凡才が容易と見る処に、何故、天才は難問を見るという事がしばしば起こるのか。詮ずるところ、強い精神は、容易な事を嫌うからだという事になろう・・・これは、困難や障碍もない処で、精神はどうしてその力を試す機会をつかむか。何処にも困難がなければ、当然進んで困難を発明する必要を覚えるだろう。それが凡才には適わぬ。

さあ、これから号外をもらいに(汗)。手に入れたら、夕方に付け加えておきますね。







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大相撲秋場所予想

2009-09-14 07:03:44 | Weblog
いよいよ待望の大相撲秋場所が始まりました。今場所はぜひ一度は国技館にと思っています。初日の相撲をみての、今場所の星取り表予想をしてみました。

白鵬の安定ぶりは抜群で、今場所は全勝優勝としました。それと、昨日の稀勢の里戦でのするどい攻め、先場所の実績から、いつもは厳しいボクも、今場所は琴欧州を二番手にあげました。以下は、今の実力から、こんな順番になるのではと予想しました。上位陣総当たりする、前頭3枚目までの力士を対象にしています。あと、そのほか期待の力士も付け加えました。豪栄道豪太郎は体調不十分で、7,8番勝てばいいとこでしょう。

では千秋楽終えてから、ボクの通信簿を発表します。

白鵬 15勝0敗
琴欧洲 13勝2敗
日馬富士 11勝4敗
朝青龍 10勝5敗
稀勢の里 10勝5敗
琴光喜 9勝6敗
魁皇 7勝8敗
把瑠都  7勝8敗
安美錦 7勝8敗
琴奨菊 7勝8敗
千代大海 6勝9敗
鶴竜 6勝9敗
旭天鵬 6勝9敗
栃ノ心 5勝10敗
雅山 5勝10敗
翔天狼 4勝11敗
(以上、前頭3枚目まで)
豪栄道 7勝8敗 
豊真将 10勝5敗 
栃煌山 10勝5敗

。。。
今朝(夜?)午前2時半に起きて、BS1をかけるとサッカー。はあ? 画面には何の説明もない。PCで調べたら、大雨で試合延期、少なくとも6時まではやりません、とのこと。で、
今、6時18分。まだやっていません。でも、6時45分頃開始とのこと。もうダブルヘッダーは無理ですから、1試合だけでしょう。イチロー、きっと今日は1本だけ打って、200本目の大事な1本は、次のシアトルにとっておきますよ。その日は9月16日。なななんとイチロー(16)の日。絶対、今日決めないで。

今朝の空。

今朝の月。


追伸(笑)
イチローの試合、こんなに遅れても、ダブルヘッダーでやるらしい。第一試合で、すでに1本打ってしまったので、今日中の達成は間違いないでしょう。シアトルまで待てないだろうな。ぜいたくな悩みだけど(笑)。
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イチロー 大記録あと2本へ

2009-09-13 19:03:46 | Weblog
イチローが今日のレンジャーズ戦で、二塁打と本塁打を放ち、9年連続200安打の大記録にあと2本と迫った。雨の中、後半は土砂降りに近い、悪コンディションの中での、一打席、二打席、連続の2安打。ひょとしたら、この試合で決まるのではと、どきどきわくわくで観ていたが、そのあとは、ノーヒット。楽しみを後に残した。

ところが、観る方にとっては、ちょっと問題。第二戦が雨天中止だったため、明日(日本時間14日)にダブルヘッダーを行うというのだ。そして、その第二戦が、午前2時35分、そして第三戦が午前6時5分というのだ。

あと2本となると、深夜始まる、第二戦に達成する可能性もある。世紀の大記録なので、絶対リアルタイムで見なければならない。観なければ、一生後悔することになる。とにかく、目覚まし時計で、第一打席をみなければならない。ここでヒットが出れば、もう、起き続けなければならない。ヒットがでなければ、3打席目がまわるまでは、少しはいねむりしていいいだろう。この試合がノーヒットであれば、朝食後も眠い目をこすりながら、見続けなければならない。

一番いいケースは、2時35分に起きた時に、雨天中止、さらに二試合目も雨天中止になってほしい。たぶん、イチローもそれを願っているだろう。MLBの試合日程を調べたところ、次の試合は16日、シアトルで、ホワイトソックスと対戦することになっている。あるいは、試合決行の場合には、1試合だけ出場して1本だけヒットが出たら、休養の目的でベンチに引っ込むのも良いだろう。

そうすれば、ホームのスタジアムの、観客の大歓声の中で、前人未到の大記録が達成されるkとになる。イチローの喜びもひとしおだろう。ぜひ、そうなってほしい。それくらいの配慮は、もうすでにワカマツ監督が考えているかもしれない。

神様、仏様、イチローさま。

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東慶寺 初秋花だより

2009-09-13 09:25:03 | Weblog


東慶寺は、知らぬ間に、秋の花々がひっそりと咲き始めていました。土曜日というのに、人もまばら。午前中の大船のブックオフの騒々しさとはえらい違いでした(笑)。

コスモス。黄花コスモスより、やっぱり、普通の何気ないコスモスが好き。


秋明菊。ピンク系の秋明菊より、やっぱり白い秋明菊が好き。


彼岸花。やっぱり、紅い彼岸花が好き。♪紅い花なら曼珠沙華♪というでしょ。


白い彼岸花 す、すみません。♪花びらの白い色は 恋人の色♪というでしょ。機嫌直りましたか でも、そのあとは、♪懐かしい白百合は 恋人の色♪と続くんですよね、内緒だけど。ばれたら


大毛蓼(おおけたで)。素敵な花ですね。でも蓼食う虫も好き好き。余計なことを言ってしまいました。口は禍のもと。


さくらたで。あなたも蓼の仲間ですか。好きです。でも、反対から読むと、出たらくさ(臭)ですね。


ジンジャー。お寺より神社の方が向いているのではないですか。


玉アジサイもいよいよ最後。♪また逢う日まで 逢える時まで あなたは何処にいて 何をしてるの それは 知りたくない♪


久しぶりに松ヶ岡宝蔵に入り、聖観音菩薩立像や達磨図を観賞してきました。


。。。

いよいよ今日から大相撲9月場所(わくわく)。稀勢の里は、宿敵、琴欧州と。今日、勝てば、勢いがつき、一気に飛ばし、全勝初優勝です。(大多数の相撲フアン)
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ブックオフ オープン

2009-09-12 18:42:39 | Weblog

雨がしとしと降っていたが、11時前に止んだので、それにイチローの試合も中止になってしまったので、今日10時オープンのブックオフをのぞきに行った。こんな天気なのに、すごい人出だった。駐車場に入れない車が列をなしていた。

店に入ると、オープン記念にティシュを一人に1箱宛て配っていたので頂いた。レジには長い列ができていて、15分は待ちそうな感じだったので、また別の日に来ようかなと思ったが、オープンの日に買うのに意味があると考え直して、本を買うことにした。

ひとつは、昨日、縁あって手に取った、城山三郎の日記スタイルの本と決めていた。まだ売り切れてはいなかった。題名がなかなかいいなと思った。”どうせあちらへは手ぶらで行く”。帯には、”これからは鈍々楽(どんどんらく)で生きる/そうかもう君はいないのか最終章”との説明が。

またぱらぱらとめくり、昨日のブログに書いたページを捜した。勘違いしていて、その部分は日記の中ではなく、”勲章について”というタイトルの巻末付録の中にあった。人の日記帳をのぞくのは、だれでも面白いもので、ブログがこれほど盛んになるのも、当然のことだろう。もう、すでに読み始めているが、そのうち紹介しようと思う。値段は約半額(650円)であった。

もうひとつは、岩波文庫の、荷風センセイの”濹東綺譚”を買った。むかし読んだことはあるが、すっかり忘れていて(汗)、もう一度読んでみたいと思っていたのだ。先日、吉田秀和さんのエッセイを読んでいて、彼が荷風文学を非常にほめていたのも、理由のひとつである。本をぱらぱらめくると、木村荘八さんの挿絵がふんだんに入っていて、これも楽しめそうだ。値段は200円(もとは260円)だった。

というわけで、今日のオープンの買い物は850円也と、ランチ代くらいだった。レジの長蛇の列に入ろうとしたが、念のため、近くにいた係の人に聞いたら、レシートが不要であれば、簡易レジがあります、そこなら即座にできますとのことだった。本当に即座にできた。みんな知らないのだろう。それとも、領収書が必要な人が多いということか、”鈍々楽で生きている”ボクには、わからない。

隣りの、イトーヨウカドーに寄り、ワイフから頼まれた、お昼の温麺用のてんぷらを買って、家に戻った。


オープン記念ティシュ




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クンショウなんかいらない

2009-09-12 09:37:20 | Weblog
内田百センセイは、文部省から芸術院会員の推挙を受けたが、いやだからいやだと言って断ったことは先日紹介した。クンショウなんかいらない、そういう人を昨日、また見つけた。

夕方散歩の途中、開店前日の、でも買い取りだけは始めているブックオフに入り、本棚の城山三郎さんの”そうか、もう君はいないのか”の隣りにあった、彼の日記スタイルの本を手にとった。何気なく拡げたページが、”クンショウなんかいらない”というタイトルだった。

○月○日 妻があなたにシジュホウショウを、という電話があったわよ、と嬉しそうな顔で語りかけてきた。そんなものいらない、断ってくれ、なぜかと尋ねられたので、物書きの勲章は野垂れ死にだ、とよく言うだろう、とだけ答えた。加えて、おれが死んだあとに、国から何かクンショウを与えると言っても、絶対受けてはならぬ、とも言った。そんな意味の内容だった。

百センセイみたいだな、と思いながら、そういえば、あの魯山人も人間国宝の推挙をすげなく断っている。表に出なくても、まだまだ、たくさん、そういう方はいるのだろうな、と思う。

人の業績に勲一等、二等、三等となど、ランクをつけるのはけしからん、という世論が強くなり、名前だけ変えて、相変わらず、それに相当する勲章が続いている。ぼくの大学時代の先生の叙勲祝い会のとき、この勲章は、昔の勲2等の○○章に当たると挨拶していたのには苦笑してしまった。

この勲章は、おそらく文部(科学)省の係が、ほとんど機械的に決めているのだと思う。大学の学長クラスなら旧勲二等、教授や研究所長なら旧勲三等、それも70歳になった時点で、というふうに。それ以下の勲章も、それぞれの団体や職業等での役職等、それなりのランクを決めている感じだ。まったくケシカランことだ。

こんなものが残るのも、もらいたい人が多いということだろう。その筆頭が、政治家や官僚だろう。だから、やめられないのだ。まあ、新政権になっても、それほど変わらない”人種”が仕切っているのだから、変わるはずがない。

ぼくの大学時代に指導を受けた先生は、りっぱな方だったが、70歳になっても勲章はもらっていなかった。きっとお断りしたのだろう。一方、普段の言動から、話があっても断るだろうな、と思っていた人が、平気な顔してもらっているのはみっともない。

ぼくも、城山センセイのまねをして、おれが亡くなったあとに、はなしがあっても断ってくれよ、とワイフに言ったら、あんたにくるはずがないでしょ、と一蹴された。

。。。

9年連続200本安打にあと4本と迫った、イチローの試合、9時からの予定でしたが、雨でまだ始まっていません。そいうえば、イチロー選手は、大リーグ初年に新人王、MVP、首位打者、盗塁王をとり、その年に政府から国民栄誉賞の推挙がありましたが、断りましたね。たぶん、引退したあとももらわないでしょう。



百センセイはにゃんこ好きでしたが、イチロー選手はわんこ好きです。名前は一弓です。一郎さんと奥さんの弓子さんの名前をとったのでしょう。柴犬です。
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君の名は?

2009-09-11 15:46:05 | Weblog
いたち川沿いの彫刻


君の名は?

なるほど。障害物があれば前進できないどすね。

これも川沿いの彫刻


君の名は?


はあ? ”のぞき穴”かと思ったどす。

川辺の花。


君の名は?
”玉すだれ”どす。

アさて、アさて、さては南京玉すだれ。
チョイと返せば瀬田の唐橋、唐金擬宝珠、
擬宝珠ないのがおなぐさみ

いたちの親子の擬宝珠ならありますどす。


鎌倉芸術館前の彫刻


君の名は?


なるほど、そのまんまですね。木口小平は死んでもラッパを離しませんでした。おやじの時代の教科書にあったそうどす。

これも芸術館前の彫刻。


君の名は?

”関係項” はあ? ”石部金吉”かと思ったどす。

一緒に写ってる君の靴の名は? 
知りません。よくみなさんが履いているのを見かけるので買ってみたどす。とても履きやすく、素足で1マンボ歩いても、平気どす。マンボサンダルと命名したどす。

今朝の夜明けどす。


君の名は?
夜明けのスキャットどす。

ルルルルル・・・・・
ラララララ・・・・・
パパパパパパパ・・・
アアアアア・・・・・
ルルルルル・・・・・

夜は流れず 星も消えない
愛の唄 ひびくだけ
愛しあう ふたりの
時計は 止まるのよ
時計は 止まるの

じゃ、このへんで止めておきますどす。
これは岸恵子さんの歌どす、うそどす。岸さんは”君の名は”の主演女優です。 すキャットは由紀さおりさんどす。ほんまどす。
。。。

イチロー。今日も無安打。もしかしたら、地元シアトルのフアンに、前人未到の大記録の御祝いしてもらうつもりかな。そうなると、しばらくヒットは出しませんナ。江夏投手もそうでしたね。王選手から、奪三振新記録をとるために、打者一巡まで、三振をとらず、わざと打たせました。
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いたち川 秋の気配

2009-09-10 07:45:43 | Weblog
イチロー、5の0。一気に、ここ2試合で5安打で、偉業達成かと思ったが、そうはとおんやがおろさない。おまけにマリナーズ惜敗、ちょっと、がっかりで、午後2時過ぎに外出。いたち川沿いを天神橋まで散歩。秋の気配があちこちに。

いたち川。

へんな名前ね、なんてばかにしないでね。兼好法師が金沢文庫のお兄さんを訪ねた時、この川沿いを通り、こんな和歌を残しているのだ。
”いかにわが たちにしより ちりのきて かぜだにねやを はらはざるらん”
それぞれの言葉のトップをつなげると、”いたちかは(わ)”となるノダ。由緒ある名前なのだ。

川辺に彼岸花がもうこんなに。

すすきも。鯉も漣(さざなみ)も夏の終わりを告げているように涼しげだった。

この橋の名前はいたち橋。

橋の欄干には・・なんとイタチが。やっぱり川の由来はイタチだったのだ 向こうに見えるのは横浜市栄区役所。

あれ、まだ、へくそかずらが。いよいよ最後屁だろう

。。。

天神橋近くの栄図書館に寄り、福田平八郎画伯の画集を。いたち川で観てきた景色が描かれていた。
”漣(さざなみ)” 葉山の”画家の眼差し、レンズの眼”展の後期に展示があったはずだ。ぼくは前期で観られなかった。さざなみは黒かと思ったら濃い藍色だった。

”鯉”

”彩秋” 秋の初めの紅葉が一部はじまる頃。すすきも。


夕方、外にでると、いたち川沿いにそんな木を見つけた。


秋の気配を感じた午後だった。
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ブックオフ ”半オープン”

2009-09-09 10:13:37 | Weblog
うちの近くの、三越デパートが撤退して、そのあとにブックオフが入ることは以前、書いた。”正式な”開店日は9月12日だが、すでに一部オープンしている。”半オープン”しているのだ。もう自由に店内に入れることができるのだ。売り出しはまだだが、買い取りだけがもう始まっている。

いつか、このブログで、ブックオフのほかに、古着屋さんも入るらしいと書いたが、なんのことはない、ぼくは知らなかったが、ブックオフが、古本だけではなく、衣類、貴金属、ブランド品、スポーツ用品、食器等、なんでも扱うようになっていたのだ(正確には、B.Sport、B.kidsなどを含むグループなのだが)。言ってみれば、中古品専門デパートだ。この鎌倉大船店は、神奈川県下最大級の”ブックオッフデパート”になるらしい。

で、早速、ぼくは実家の整理で、衣類ゴミに出す予定にしていた中から、いくつか、まともな衣類を持ち帰り、試しにここで”買い取り”をお願いしてみた。5つのうち2つに値がついて230円の収入になった(汗)。値の付かなかったものは引き取ってくれるという。ありがたいことだ。こんどは、食器類をお願いしよう。御祝い金等のお返しの品として頂いた、大皿や茶碗、重箱やらの食器類が、ほとんど包装したままの状態で、結構たくさんあって、処分に困っていたのだ。

値がつくまでの、20分ほどの待ち時間の間、本業の本棚をのぞいていた。村上春樹の”IQ84”がもう出ていたのには驚いた。さすが1500円という高値だった。みかけは新本と変わらない。車にも新古車があり、お得な買い物とされているが、古本にも新古本というコーナーがあり、500円程度の値がついていた。これは、想像するに、新刊本を本屋に出したが、売れずに返品され、どうしようもなく、ここに”配属”されたのだろう。内容はともかく、安ければ読んでみようという人もいるのだろうか。著者がこれをみたら、屈辱感で、しばらく本を書く気になれないだろう。

カフェも店内にあった。大雨などで遠出できないときには、近所なので、ここで、掘出し物の本を捜したり、コーヒーを飲みながら、本を読む楽しみができた。うれしいことだ。

それにしても、高級デパートが撤退し、そのあとに”中古品デパート”が入るとは、時世である。でも、ちょっと前まで中古品の利活用はあたりまえであった。日本人古来の”もったいない”精神が復活してくるのは、悪いことではない。

今朝の散歩で寄ってみた。


ブックオフのまわし者ではないし、ワイロをもらっているわけではないが、230円のお小遣いをお手てにのせてもらったので宣伝しておこう。

こんなマリンスポーツ関係やゴルフ関係の中古品もある。

ワイフのブランドバック、全然使っていないので、こっそり売りにだそうかな。

喫茶店もあるし。


近くの、酔芙蓉は新品(白)と中古品(赤)が同居していた。フヨウ品はどうぞブックオフへ。
これだけ宣伝すれば、今度の食器類はもう少し、高く買ってくれるだろう。


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宝戒寺の咲き始め白萩と健さん

2009-09-08 10:17:06 | Weblog
今年はどの花も、早く咲き始めるので、宝戒寺の白萩もそろそろかなと観に行った。さすがに、まだ、桜でいえば”開花宣言”といった程度であったが、咲き始めの、ういういしい白萩を観ることができ、うれしかった。



宝戒寺は、白が好きで、萩は白、彼岸花も白いのが多い。これも、早いのはつぼみを膨らませていた。



ビャクシンの大木も、塩豆のような白い実をいっぱいにつけていた。食べてみたが、おいしくなかった(汗)。


白ではないが、薄紅色の芙蓉も咲いていた。これが酔芙蓉であるならば、朝は白だったはずだ。でも普通の芙蓉のようだった。いくらお寺でも、少しは色気があった方がいい。右下の三つ鱗の家紋は北条家のものだ。ここは北条得宗家があった場所なのだ。新田義貞の鎌倉攻めで、最後の執権、北条高時が滅ぼされた。のちに、足利尊氏が北条家の霊を弔うために、この地にこの寺を建立したのだ。


本堂に入り、お参りする。うちの川崎の菩提寺も天台宗なので、父母の冥福を祈る。ふと、右を向くと、高倉健さんの”残暑お見舞い”と書かれた御供物が目に入る。しばしば、健さんの御供物をみかけるので、不思議に思い、調べたことがある。彼自身のエッセイ集”あなたに誉められたくて”をみつけ、それで当寺との深い繋がりを知った。

北条高時の一番の家来、苅田式部大夫篤時(北条篤時)は、このお寺の近くの東勝寺跡地で自害するが、子供を、岡山から北九州へと逃す。その子孫の方が筑前で両替商、小松屋を営み、成功された。江戸時代末期、筑前から、大阪、奈良、伊勢神宮、善光寺へ、そして日光に回り、江戸を経て、再度善光寺という大旅行をして、”東路日記”という紀行文を残した小松屋の主婦、小田宅子さんも子孫のひとりである。健さんも子孫なのである。

久しぶりに、近くの東勝寺跡地の”腹切りやぐら”にお参りに行ってきた。霊所浄域につき参拝以外立ち入り禁止とある。スズメバチみたいのがぶんぶん飛んでいて、ちょっと怖かったが、お参りをしてきた。

ここに健さんのご先祖が眠っている。健さんもここに必ず寄ってゆくのだろう。


鎌倉の歴史はいつも暗い。帰りに寄った、大巧寺の紫式部が、すかっり色づいてきた。そういえば源氏物語も色っぽいな(汗)。


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