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【art】 「アール・デコ展」鑑賞@東京都美術館

2005-05-08 20:19:49 | art
'05.05.05 「アール・デコ展」鑑賞@東京都美術館



上野すごい人。チビッコ多し。科学博物館で恐竜博2005をやってるんだった。T-REXのほぼ完全な化石SUEが来てるので実はこちらも見たい。でも入場まで1時間待ちらしい(涙) 駅でチケを購入して都美術館へ移動。こちらは思ったより混んでいない。じっくり見れそう。

アール・ヌーヴォーの流れを汲みつつ産業化に伴い直線的でシンプルなデザインになっていったのがアール・デコだと勝手に理解している。シンプルといってもなにも装飾がないわけではない。ヌーヴォーの方が好みだけどデコも好き。家に置くことを考えればデコの方が暮らしやすいと思う。産業化=大衆化だと思うので実はこちらのほうが自分でもしっくりくる。ヌーヴォーは鑑賞する感じ。入ってすぐリュールマンの化粧台「蓮」とレンピッカの「電話Ⅱ」がある。この2点は今回のお目当ての1つ。レンピッカ好き。

デコも日本美術の影響を受けている。普段日本で漆器の衝立を見てもアール・デコだと感じる事はないけど、展示品の中にあると正にアール・デコ。コレっていわゆる逆輸入的発想だけど、改めて日本美術からの影響ってことがホントに腑に落ちた。ブラントの「アルザスのコウノトリ」はデザインの元になった日本の袱紗と並べて展示されているのでそれが良く分かる。改めて日本美術のすごさを知る。

注目のストランド・パレスのエントランス装飾。素晴らしかった。1969年に撤去されるまで実際に使われていたエントランスをそのまま再現。直線と曲線を生かしエントランス全体がシャンデリアのような印象。正に夢の入り口。うっとり。

ドレスの展示では青のスパンコールの一点にクギ付け。表示を見たらCHANEL。さすが!まったく古くない。その他、ラリックのランプ「二羽の孔雀」やロイド・ライトのステンドグラスも素敵だった。ポスターも結構あって、カッサンドルの「ノルマンディー号」は斬新なデザインで面白い。日本の地下鉄のポスターもよかった。

アール・デコの世界にうっとり。


きらめくモダンの夢「アール・デコ」展

コメント (7)
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