'08.07.29 『ベガスの恋に勝つルール』(試写会)@一ツ橋ホール
シネトレで試写会に当選。
「婚約者にフラれたジョイ。社長である父親にクビにされたあげく、勘当されたジャック。嫌なことは忘れちゃおうと、それぞれ友人とラスベガスへ。ホテルの手違いで知り合った2人は意気投合。ハシャギまくって泥酔。酔った勢いで結婚してしまう。無効を申し立てるも、2人はスロットで300万ドル当ててしまい・・・」という話。これは典型的なラブコメ。先に結婚してしまったというだけで、ストーリー展開は王道なので、ネタバレも何も・・・という感じ(笑) いがみ合う2人がいずれ恋に落ちることは初めから分かっていることなので、後はどれだけ面白く展開させるかということ。しっとりした良質のラブストーリーにも出来るし、ドタバタした感じにもできる。この映画は間違いなく後者。それならば、そのように楽しめばいい。そういう意味では面白かった。
ラスベガスでのバカ騒ぎはホントにバカ(笑) 酔ったら陽気になる人は大好きだし、自分がするのはムリだけど、先頭を切ってバカなことをしてる人を見るのは楽しかったりもする。でも、いくらなんでもやり過ぎ(笑) 同じ店にいたら絶対にひくと思うけど、映画で見ている分には楽しい。そして、すごいカット割で勢いよく見せるので、ひいている暇もない。このスピード感はいい。しかし、素面で撮影したんだったら2人とも大変だったに違いない。特にキャメロン・ディアスの方(笑) でも、この大ハシャギの中、たびたび見せるカットで、本来2人は感覚がすごく合っていることが分かる。この見せ方は好きだった。とにかくカット割が多い! その感じは良かった。
それぞれが300万ドル(約3億2千万!)の全額もしくは半分を要求。判事の下した判決は、半年間の共同生活と、カウンセラーにかかるというもの。半年後にカウンセラーから「本当の夫婦」と認められなければ2人に300万ドルの権利はない。2人には協力し合って「夫婦」となるか、相手の落ち度という形で結婚自体を無効にするしか選択の余地はない。とりあえずジャックの部屋で共同生活を始める。そこからのあの手この手もそんなに目新しくはないし、2人の性格の違いによるお互いのストレスを笑う感じも今まで何度も見てきた感はある。でも、やっぱり笑ってしまう。相手が仕掛けた事に対する報復がどんどんエスカレートしていく感じはおかしい。普通出来ないと思うし(笑) でも、ジャックがした事はちょっとヒドイ。それが後の伏線となる。
そんないがみ合いの中から、どうやってお互いを意識する関係にするのかと思っていた。まぁ、ちょっと簡単過ぎる気がしないでもない。でも、恋のきっかけって意外にこんな感じかもと思ったりもする。意識してか無意識かは別として「相手のため」に何かを考えたり、行動したりするのは、別に恋愛じゃなくても好意を持った証拠。2人はいつの間にか無意識にお互いの事を思いやる関係になる。その感じはすんなり受け入れられた。このシーンの主役2人の演技は良かったと思う。
ジョイはキャメロン・ディアス。正直、前半部分のキャメロンは痛々しかった・・・(涙) ベガスでのハシャギっぷりや、仕事をガツガツする感じとか、ジャックとの掛け合いなんかでも、ちょっとやり過ぎな感じもした。足のきれいさは見事だけど、全体的にビルドアップし過ぎて、肩や腕の筋肉がスゴイ。ちょっとセクシーではなかった。なんというか・・・パサパサ感。でも、NYで証券取引所の場立ちをしているキャリアウーマンなのであれば、セクシーさよりも強さなのかも(笑) そんな感じでちょっと違和感を感じながら見ていたけど、ジョイが今まで見せていなかった一面をジャックに見せ始めてからは良かった。相手が見ているであろうイメージどおりに自分を演じてしまう感じは分かる気がした。
ジャックはアシュトン・カッチャー。『バタフライ・エフェクト』は良かったけど、これは普通。ちょっと役柄的に不利ではあるけれど。ジャックはいい加減で、真面目に何かをする事がバカらしくて仕方ないという、いわゆる現代の若者の象徴のような役。それでも魅力を感じさせることが重要。それは良かったんじゃないかと思う。私がこのタイプに全く魅力を感じないというだけ。ただ『バタフライ・エフェクト』の時もそうだったけど、キメ系の髪型や服装の時に全然イケてないのは何故なんだろう・・・。まぁ、それも好みの問題か。
ドタバタして、あり得ないぐらいの足の引っ張り合いを繰り広げて、ほんの少しかい間見たお互いの一面に惹かれ、最後は収まるところに収まるという。ホントに王道! 正直、いくつか恋愛を経験したのであれば、得るところはあまりない。意外な一面を知り相手が気になり、本当の自分を出せる相手であること、そしてお互い自然でいられることに気付くってことは恋愛においても王道だし。だからこれはむしろ、前半部分のドタバタを楽しむべき! ベガスでのハシャギっぷりは見る価値あるかも(笑)
エンドクレジットの後にもおまけ映像あり。
『ベガスの恋に勝つルール』Official site
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subwayの割り引クーポン頂いた!
シネトレで試写会に当選。
「婚約者にフラれたジョイ。社長である父親にクビにされたあげく、勘当されたジャック。嫌なことは忘れちゃおうと、それぞれ友人とラスベガスへ。ホテルの手違いで知り合った2人は意気投合。ハシャギまくって泥酔。酔った勢いで結婚してしまう。無効を申し立てるも、2人はスロットで300万ドル当ててしまい・・・」という話。これは典型的なラブコメ。先に結婚してしまったというだけで、ストーリー展開は王道なので、ネタバレも何も・・・という感じ(笑) いがみ合う2人がいずれ恋に落ちることは初めから分かっていることなので、後はどれだけ面白く展開させるかということ。しっとりした良質のラブストーリーにも出来るし、ドタバタした感じにもできる。この映画は間違いなく後者。それならば、そのように楽しめばいい。そういう意味では面白かった。
ラスベガスでのバカ騒ぎはホントにバカ(笑) 酔ったら陽気になる人は大好きだし、自分がするのはムリだけど、先頭を切ってバカなことをしてる人を見るのは楽しかったりもする。でも、いくらなんでもやり過ぎ(笑) 同じ店にいたら絶対にひくと思うけど、映画で見ている分には楽しい。そして、すごいカット割で勢いよく見せるので、ひいている暇もない。このスピード感はいい。しかし、素面で撮影したんだったら2人とも大変だったに違いない。特にキャメロン・ディアスの方(笑) でも、この大ハシャギの中、たびたび見せるカットで、本来2人は感覚がすごく合っていることが分かる。この見せ方は好きだった。とにかくカット割が多い! その感じは良かった。
それぞれが300万ドル(約3億2千万!)の全額もしくは半分を要求。判事の下した判決は、半年間の共同生活と、カウンセラーにかかるというもの。半年後にカウンセラーから「本当の夫婦」と認められなければ2人に300万ドルの権利はない。2人には協力し合って「夫婦」となるか、相手の落ち度という形で結婚自体を無効にするしか選択の余地はない。とりあえずジャックの部屋で共同生活を始める。そこからのあの手この手もそんなに目新しくはないし、2人の性格の違いによるお互いのストレスを笑う感じも今まで何度も見てきた感はある。でも、やっぱり笑ってしまう。相手が仕掛けた事に対する報復がどんどんエスカレートしていく感じはおかしい。普通出来ないと思うし(笑) でも、ジャックがした事はちょっとヒドイ。それが後の伏線となる。
そんないがみ合いの中から、どうやってお互いを意識する関係にするのかと思っていた。まぁ、ちょっと簡単過ぎる気がしないでもない。でも、恋のきっかけって意外にこんな感じかもと思ったりもする。意識してか無意識かは別として「相手のため」に何かを考えたり、行動したりするのは、別に恋愛じゃなくても好意を持った証拠。2人はいつの間にか無意識にお互いの事を思いやる関係になる。その感じはすんなり受け入れられた。このシーンの主役2人の演技は良かったと思う。
ジョイはキャメロン・ディアス。正直、前半部分のキャメロンは痛々しかった・・・(涙) ベガスでのハシャギっぷりや、仕事をガツガツする感じとか、ジャックとの掛け合いなんかでも、ちょっとやり過ぎな感じもした。足のきれいさは見事だけど、全体的にビルドアップし過ぎて、肩や腕の筋肉がスゴイ。ちょっとセクシーではなかった。なんというか・・・パサパサ感。でも、NYで証券取引所の場立ちをしているキャリアウーマンなのであれば、セクシーさよりも強さなのかも(笑) そんな感じでちょっと違和感を感じながら見ていたけど、ジョイが今まで見せていなかった一面をジャックに見せ始めてからは良かった。相手が見ているであろうイメージどおりに自分を演じてしまう感じは分かる気がした。
ジャックはアシュトン・カッチャー。『バタフライ・エフェクト』は良かったけど、これは普通。ちょっと役柄的に不利ではあるけれど。ジャックはいい加減で、真面目に何かをする事がバカらしくて仕方ないという、いわゆる現代の若者の象徴のような役。それでも魅力を感じさせることが重要。それは良かったんじゃないかと思う。私がこのタイプに全く魅力を感じないというだけ。ただ『バタフライ・エフェクト』の時もそうだったけど、キメ系の髪型や服装の時に全然イケてないのは何故なんだろう・・・。まぁ、それも好みの問題か。
ドタバタして、あり得ないぐらいの足の引っ張り合いを繰り広げて、ほんの少しかい間見たお互いの一面に惹かれ、最後は収まるところに収まるという。ホントに王道! 正直、いくつか恋愛を経験したのであれば、得るところはあまりない。意外な一面を知り相手が気になり、本当の自分を出せる相手であること、そしてお互い自然でいられることに気付くってことは恋愛においても王道だし。だからこれはむしろ、前半部分のドタバタを楽しむべき! ベガスでのハシャギっぷりは見る価値あるかも(笑)
エンドクレジットの後にもおまけ映像あり。
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