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【cinema / DVD】『君に届け』

2011-04-24 00:45:17 | cinema / DVD
『君に届け』鑑賞
引きこもり鑑賞会2作目は『君に届け』に決定!しかし新作&DVD紹介長い… 20分かかったよ(涙) お!始まる! Posted at 01:40 PM
『君に届け』@引きこもり鑑賞会 切ない!泣けたー(ノ_・。)マンガが原作なので当然だけど、完全なる少女マンガの世界。でもそれが懐かしくて切ない。多部未華子が純粋過ぎる爽子を好演。爽やかな気持ちになった #eiga Posted at 04:13 PM



1400万部超を売り上げたという椎名軽穂の漫画が原作。アニメ化もされている。原作は未読でアニメも未見。ただ、会社の同僚Iさんが深夜に放送されいてたアニメを見てファンになり、原作も読破。会社の飲み会で「切なくてすごくいい!」と力説していたので気になってはいた。気になってはいたけれど、劇場に見に行くほどでもなかったのでスルー。今回DVD鑑賞してみることに。

TSUTAYAでは4本1000円だったので、4本目どうしよう・・・ というオマケ的な感じで借りたのだけど、鑑賞結果はtweetどおりかなり泣いてしまった。まぁでも号泣した映画が必ずしも心に残る映画かというと違うということはあって、この映画もそんな感じではあるのですが・・・

とにかくこの主人公の爽子がイマドキっていうか、イツドキでも珍しい純粋無垢ないい子。爽子を貞子と間違えられてしまったことから、あの『リング』の貞子とアダ名されてしまった。いつも1人でいるから、たまに誰かと話す時には緊張してしまい怖い顔になってしまうため、より怖がられてしまう・・・ 貞子は霊が呼べるらしいという噂が耳に入ったら、普通ならかなりショックなのだけど、爽子は期待に応えられなくて申し訳ないと考えてしまう。全てがこんな感じで、せっかく出来た友達にも、自分といると悪い評判が立ってしまうからと身を引いてしまう。普通ならどうしてそうなるんだっ!とイライラしてしまうところなのだけど、怖い顔にも果敢に挑戦した多部未華子の好演もあって、分かる分かる!ってなってしまう。

確かに爽子ほど純粋じゃないしいい子でもないけれど、自分に自信が持てないのはみんな同じ。そして、爽子のような要するに"いじめ"にあっていたら、そういう思考になるの分かる気がする。自分にも若干経験あり。でも、この友達の千鶴ちゃんとあやねちゃんがまたいい子達で、この子達と初恋の相手風早くんのおかげで、少しずつ積極的になっていく。その感じがまたいい。

そして少女マンガの王道王子様って感じの風早くんの気持ちがなかなか届かないところもまたいいのだけど、その辺りはちょっと割愛。この感じも少女マンガの王道パターンなので安心感がある。本人はかなり焦っているけれど(笑) だって普通他の男子と2人きりで話している所に割って入って来て、腕を掴まれて連れて行かれたらもう告白されてるのと同じ。でも、届かない(笑)

結局、1人煮詰まってしまった風早くんが告白するも、爽子は断ってしまう。一番好きだったのはこの後、何故断ったのかと千鶴&あやねに問い詰められて、告白されて本当にうれしくてそれで気持ちがいっぱいになってしまったというところ。なんというピュアさ・・・ これは参りました(笑) その後の行方も含めてとにかく少女マンガの王道だけど、このセリフにはキュンときた(笑)

『君に届け』Official site

http://twitter.com/maru_a_gogo


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【cinema / DVD】『瞳の奥の秘密』

2011-04-24 00:00:00 | cinema / DVD
『瞳の奥の秘密』鑑賞
おはよー♪という時間じゃありませんが(笑)昨夜の引きこもり鑑賞会では『瞳の奥の秘密』を鑑賞。なかなか良かった!南米作品にしては抑えた演出?恋愛でもあり、人間ドラマでもあり… 何となく分かっていたけど、オチは衝撃的。次は何見るか… #ohayo #eiga Posted at 11:01 AM



アカデミー外国語映画賞受賞、アルゼンチン・アカデミー賞13部門受賞作品。アルゼンチン映画って見たことあったかな・・・ という感じなので、当然出ている俳優さんたちについても知識なし。そもそも何語? スペイン語ですかね・・・ イレーネがスコットランド系なのでヘイスティングスであることに妙にこだわっていたけれど、何故なのだろう・・・(笑)

ザックリした感想はtweetどおり。刑事裁判所を退職したベンハミンが、25年前に起きたある殺人事件を元に小説を書こうと決意することにより、当時の隠された記憶が蘇ってくるという感じ。殺人事件が関係しているのでサスペンスの要素もあるけど、これは恋愛映画であり、人間ドラマでもある。被害者の夫リカルドの妻への愛情や犯人に対する感情が大きな鍵。ベンハミンが犯人逮捕に執念を燃やしたのはリカルドの瞳に真実の愛を見たから。そして、彼も隠した思いがあるから・・・

という感じの割とハードボイルドな話だけど男臭過ぎなかったのは、イレーネ役のソレダ・ビジャメルが素敵だったおかげでもある。2人の関係が進まなかったのは、部下であるベンハミンが踏み出す勇気が足りなったから。それは彼のプライドが邪魔した部分もある。25年後の彼が踏み込めたのは、年齢を重ねたことと、肩書きが関係なくなったからでもある。この2人に関してはこのオチでいいのか?って気もするけれど(笑)

そして、事件のオチ・・・ これは衝撃だった。あのままで終わらないであろうことは予想していたけれど、まさかそうとは・・・ あまりに重過ぎる。でも、彼にとっては25年前の事件の日、人生は終わったのでしょう。最初に彼が話したとおりだったとしても、彼が救われることはなかったでしょうから・・・ 見ごたえのある映画だった。

『瞳の奥の秘密』Official site

http://twitter.com/maru_a_gogo


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