「古都浪漫こころ寺巡り:法然院・知恩院」
既に何度か記事書いている、京都・奈良を中心とした古寺を取り上げ、お寺の成り立ち、宗派、仏像などを紹介する番組。可能な限り毎週見ている。自分用備忘録のため、気になった事をtweetし、記事に書いて残している。今回は法然院と知恩院。
法然院 本尊阿弥陀如来坐像前の須弥壇には生花25個を住職自ら供える。臨終の際に阿弥陀如来と共に迎えに来る25菩薩を表している #こころ寺巡り
浄瑠璃寺の記事(コチラ)に書いたけれど、臨終の際には阿弥陀如来が西方浄土から来迎すると考えられていた。どうやらその際、二十五菩薩(二十五菩薩とは|コトバンク)が一緒に来迎するらしい! 法然院(法然院のホームページ)では毎日住職自ら25個の生花を供えているそうで、季節ごとに花の種類が変わる。その様子が大変に美しかった!
法然上人は修行では悟りを開くことは出来ないと気づき、ただ南無阿弥陀を唱えるだけで、成仏できると考えた 女性や罪人も成仏出来るという教えは弾圧された #こころ寺巡り
法然上人
法然上人(Wikipedia)は「南無阿弥陀仏」と唱えれば、万人が救われると唱えた。万人を救いたいという思いから、考えに考えて出した結論であったとしても、修行をすることが成仏への道であるという教えが常識だった当時、その考えを言い切るには、相当の覚悟が必要だったと思う。自分は無宗教だし、法然上人を尊敬したとしても、浄土宗を信仰することはないけれど、それでもやっぱりスゴイことだと思う!
しかしね・・・ 女性は生理があるから穢れているとか、罪深いので成仏できないとか、世界中で言われてきたことだけれども、そういう話を聞くたび思うんだけどね・・・ 「じゃぁ、お前は誰から生まれてきたんだよ!(*`д´)」って話だよ! 女性から生まれてきたくせに!(*`д´) 生理があるから穢れているって、それがあるからお前が生まれたんだろう! 毎月毎月どれだけ辛いと思ってるんだよ! と言いたくなります(笑)
法然上人は幼名を勢至丸といったそうで、"智慧第一の法然坊"と呼ばれる神童だったらしい。tweetでは入滅後と書いているけれど、生前から勢至菩薩(Wikipedia) の化身と言われていたのだそう!(;´・ω・`)ゞごめんなさい 入滅後、法然上人は知恩院に分骨され、勢至堂が立てられ勢至菩薩が本尊とされているとのこと。
知恩院 小方丈 徳川家住居として使用 警備のため鶯張り廊下となっている #こころ寺巡り
小方丈 鴬張り廊下
浄土宗(浄土宗|公式サイト)徒であった徳川家康が慶長13年に知恩院(総本山知恩院)の拡大、造営を行って以来、徳川将軍家所縁のお寺となったそうで、知恩院に泊まることもあったそうで、警備のために歩くとキュッキュッと床が軋む鴬張り(Wikipedia)の廊下となっている。鴬張り廊下は二条城(二条城 世界遺産・元離宮二条城)でも有名。
古都浪漫こころ寺巡り:毎週土曜 21:00~@BSフジ