ジョニー・デップ大好き。もちろん顔も好きだけど演技上手いし。 上手いけどあざとさがないと思う。 『パイレーツ・オブ・カリビアン』なんかはあえてあざとく演じてる感じがするけど。 まぁ、ジェリー・ブラッカイマーものだから作品に合わせてってことなんだろう。 でもアカデミー賞候補になったんだっけ(笑)
劇作家ジェームズ・バリがそのモデルになった少年一家とのふれあいの中で生まれた「ピーター・パン」を上演するまでを描く感動ストーリー。 ジョニデは抑えた演技。 でも空想しがちでナイーブなバリを上手く演じていたと思う。 その他の出演者もジュリー・クリスティやダスティン・ホフマンなど演技派ぞろい。 ただ祖母役のジュリーはともかく興行主のダスティン・ホフマンを生かしきれていない気がしないでもない。
ピーター役の子供は前評判どおり良かった。 優等生のハーレー・ジョエル・オスモント君みたくならないといいけど。 雑誌とかで好評だった長男ジョージ役の男の子もよかった。 評判の彼が30秒で少年から大人になるシーンはたしかに良かった。 男の子にはそういう瞬間が必要なんだよねきっと。 どーでもいいことだけど『ボーイズ・ドント・クライ』の時のヒラリー・スワンクに似てた。 末っ子マイケルの凧揚げシーンは感動的。 マイケルの走ってる後ろ姿がかわいくて泣けた(涙) ラストのネバーランドのシーンも良かった。
そう・・・。 子役たちも含め役者の演技もいい。 コスチュームプレイなので衣装も素敵。 個人的に大好きなイギリスが舞台なので映像もいい。 脚本も演出も悪くない。 やっぱり涙してしまったし でも何となく後に残らないというか・・・。 いい映画なんだけど・・・。 物足りないワケじゃないし完璧すぎてつまらないっていうのでもない。 よく出来たお料理をいただいたんだけど何が一番おいしかったのか印象がない感じ。っていうのは贅沢な感想なのかな?
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