
今日からまたGPX125のオーバーホール。
最近このエンジンしか見てないし、寝てる時も夢でエンジン組んでるから、
もしかしたら少し病んでるかもしんない。
今回は1機集中ではなく2機をまとめて分解して、
剥離とブラストも同時に行い組み立ての時は1機に集中するようにする。
やはり剥離とブラストは一気にやらないと、
チマチマやってると春になってしまうし、
とくにブラストはまとめてやらないと本当に大変。
ブラストが終わったら真っ白になるくらい汚れるから小分けにしたくないのだ。
ただ剥離とブラストする部品には番号を振って、
混ざらないよう管理しておく。
一回組まれたエンジンだから部品が混ざるのはなんとなく嫌だし。

今日はとりあえず1機バラしたが、
今回もキックスピンドルのストッパーがズレた位置で組まれていてやたらと遊びが多く、
ヘッドではバルブスプリングシートが入っていなかった。
日本では軽くリコールになる失態なんだが、
まぁでも超自分本意でサボる事しか考えてない民度の低い国民性だから完璧を求めるのも無理な話だが。
あと略奪と暴徒化が大好きも加えておくか。
私は最近このエンジンしか見てなかったんだけど、
かなりの割合でキックスピンドルのストッパー位置はズレていた。
もし初期オーバーホールしなくてもキックの遊びはどうか確認してもらいたいし、
でも部品の欠品は全バラしなくちゃ分からないもんなぁ。
当然だが知らずに使っていれば分からないミスなんだけど、
そんなエンジンで長距離走るとかって…
機械って正しく組まれていて初めて成立するもので、
部品足りない、組み方間違ってるじゃ話にならん。
これで初期オーバーホールの必要性が分かるんだが、
このザマならいっそのこと1機分の部品を全部
日本に運んで、
知り尽くしたエンジニアがこっちで組んだ方が絶対良いエンジンになる。
値段は跳ね上がると思うけど、
実際これだけの方が私みたいな者に初期オーバーホールに出していただけてる訳だし、
中国人に組ませても結局こっちで全バラオーバーホールするんだから、
中国で組むのは本当に無意味だと思うなぁ。