南信州のりもの倶楽部♪

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GPXエンジンの143cc4バルブ化 その3

2016年01月12日 20時53分13秒 | GPX125 エンジン偏



ただいま製作中のGPX143cc4バルブ。
今日は塗装の剥離をしていた。

剥離をする理由なんだが性能的には冷却効率の向上、
みたいな事言ってるけど実際は「いかにも中華エンジンですよ!ダサいでしょ!!」的な、
救いようのないセンスの塗装を剥離したいだけ。
この無意味な塗装のダサさ、100人アンケートで120人が剥離したいと言うに違いない。

なんで塗装してあるかって言うと荒い研磨などを隠すためだけなんだけど、
ウチの場合は磨き直しやブラストなどで仕上げるから関係無い。

ちなみに今回はオリジナルの腰上は全く使わず、
セラミックシリンダーと4バルブヘッドにするからだけど、
オリジナルのヘッドとシリンダーを使う場合は当然腰上の剥離はしている。
まぁ剥離し切れずブラストしたりするんだが、
手間でも完璧に剥離したいからねぇ。









剥離終了後。

これからクランクケースは軽く磨いてクラッチカバーは全部ブラストする。

実はこのエンジン買うとモダンさんがオマケで付けてくれるクラッチカバー、
これがまた鋳造の巣穴が酷くて毎回ペーパーで研磨してるんだが、
これやると肌目が消えないから結局クラッチカバー全部をブラストして、
肌目を合わせているのね。

ただオリジナルのカバーは丸い凹みがデザインとしてあり、
これがまた虫唾が走るくらいダサいからモダンさんがわざわざオマケで作り直してくれてある。
当然オマケの方を使いたいからここまで手間かけるんだな。

そんな訳ではベアリングも注文したし、
早ければ今週末には終わるかも。
剥離さえ終われば意外と早いんだけど、
それまでが遅いんだよなぁ。

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