今日も色々行っていたためあまり進んではいないがw190改212ccのジェネレーター側ん組んでいた。
まずワンウェイクラッチのローラーが入っている部分なんだが、
写真は修理してしまった後だが前はこの部分が山なりに盛り上がっていて、
多分ローラーが暴れてプレートが変形してしまったんだど思う。
そしてもっと酷くなるとローラーが横に倒れてしまい、
残りのクラッチに負荷がかかるため滑り出してしまい、
実際にこのエンジンもローターを外したらワンウェイクラッチのローラーやスプリングがバラバラっと落ちて来たからね。
ちなみにプレート部は軽く叩くだけで簡単に直るから、
ストレートゲージを使い叩き過ぎないよう気を付けてあげよう。
これが新品のスプリングとローラーを入れた状態で、
部品はセルのスプロケも含めて中国から送ってもらった。
と言うのもスプリングはW190用にレートが上がっているのか長めのスプリングだし、
クランクの太さが違うからセルのスプロケも専用品となっているからカブのセル付きの物とは違うのだ。
W190やW212のワンウェイクラッチの容量って50ccと比べたら25%程しかないため、
私はセル始動しか勧めてはいないがセルの回し過ぎも全く良くない。
ちなみにセルを労る方法は3つ有り、
必要性は低いがキックペダルを使い圧縮上死点を出してからセルを使う。
W190はデコンプが装着されているが圧縮は抜いた後の方がローラーにかかる負担は減るんでないかな。
2つめはバッテリーのアンペアを上げてやる事。
モンキーやカブなどのアンペア数では容量が足りないため、
セルをダラダラ使っているとワンウェイクラッチが痛むので、
元気なバッテリーを入れてクラッチが滑らないようにしてやると、
エンジンの始動も良くなりセルを使う時間が短くなる。
私的には250ccクラスのバッテリーは入れてあげて欲しいし、
実際このエンジンなんて原付に比べて4倍も排気量が多いんだから、
バッテリーも大きめにはなってしまうがどうにか入れてあげてね。
サイズだとTX7Lくらいになり、このバッテリーはDトラッカー250と同サイズなんだが、
普通の密閉型より液がゼリー状になっているゲルバッテリーが超お勧め。
金額もシールドバッテリーとさほど変わらないがびっくりするほど耐久性があり、
何年もバッテリー交換せず使えたから是非使っていただきたい。
3つめは始動性の良いキャブにするかセッティングで始動性を上げてやる事。
当たり前だが始動性が悪いとセルを長めに使う事になり、
そしてセルを使えば使うほどワンウェイクラッチは痛むしバッテリーも放電してしまう。
理想はキュルキュルボンでエンジンが始動するのが良く、
何秒もセルを使わなければいけない場合は間違いなくセッティングがズレているから、
早急にセッティングを改めた方が良い。
実際私が乗った事があるW190はセルを使ったのは1秒くらいでいきなり始動したから、
ここを目指してセッティングしていただきたいかな。
私もW190系のセルは散々修理して来たが、
同じ方で2度修理した事は無いから皆さん気を付けてセルを使っていただけていると思う。
そしてこれからこのエンジンの購入を考えている方は、
面倒な事になる前にキャブやバッテリーなどにも気を配って使っていただきたいかな。
今日はもっと組みたかったがセルのチェーンの在庫が切れていたみたいで、
モダンワークスさんに早速注文を入れたから届いたら完成になる。
しかしキック始動でケッチん喰らうと簡単にクランクケースは割れるわ、
セルを使い過ぎればワンウェイクラッチは直ぐ壊れるわと良い所が無いように見えるが、
5速のクロスミッションだしパワーもあるから乗ってしまったらヤミツキになるんだろうね。
おまけ
今夜も晩飯作りが面倒になり食いたい具材をぶち込んで煮てやれば完成する鍋にした。
そして今夜は火鍋風にアレンジしてスープを作ってみたが、
具入りのラー油や香辛料をかなり入れるから身体が直ぐ暖まり、
しかも美味いから〆でうどんとか入れて食いたいくらいだ。