さていよいよ10月28日から日本シリーズである。願うはバファローズの連覇!
個人的には今季こそバファローズ対カープの日本シリーズが実現かと願っていたが、相手はリーグを文句なしに制覇したタイガース。「関西対決」ということで(とはいえ、相変わらず関西マスゴミはタイガース一辺倒なのだろうが)やはり注目度は高い。
かつて、当時の阪急ブレーブスと阪神タイガースの日本シリーズを、両私鉄沿線の住民気質を盛り込んで描いた、かんべむさし作「決戦・日本シリーズ」という短編小説があった。当時、阪急と阪神の線路が阪急今津線でつながっていたことが作品の構想になったのだが、作品が出てからおよそ50年の歳月を経て実現することになり、このキーワードも注目された(もっとも、かんべむさし氏は元々野球の熱心なファンではないとして、これに関する取材はお断りされているとか)。
現在は阪神と(あえて言う)近鉄が「阪神なんば線」でつながっており、このシリーズを「阪神なんば線シリーズ」という向きもある。この線は2009年に開通、私も前の大阪の職場では通勤で日々乗っていた路線。開業当時、就任直後のタイガース・真弓監督がCMで「始動!阪神の新戦力!」と言っていたのを思い出す。
・・・それはさておき、シリーズはどうなるか。そりゃ、圧倒して第5戦までに甲子園でバファローズの胴上げが決まるのが理想だが、そうはいかないだろう。結局第7戦まで行くのではないかと予想する。
とはいえ、第1戦を取ったほうが有利。第1戦はバファローズ山本、タイガース村上という予告先発。ただ、山本は絶対的なエースとはいえ、気になるのが日本シリーズでは未勝利というところ。2021年のシリーズでは2試合で好投も勝ちにはつながらず、2022年ではアクシデントもあり途中降板以降、登板の機会すらなかった。これが変なジンクスにならなければ・・・と願う。
ともかく、第1戦の観戦で広島から出かけることに。せっかくなので西国三十三所・神仏霊場めぐりも組み合わせて、必勝、日本一を祈願しよう・・・・。