ゲリラ豪雨の恐怖!金曜の夜は、久々に顔面蒼白な事態に陥ってしまいました。
残業を終えて、外に出ると...な、何じゃこりゃー!!??街路が洪水状態!夜の街はパニック状態!一緒だった後輩ともども、茫然自失。はっ!わしのバイクは!?数年前にも同じような水害に襲われ、バイクをダメにしてしまったあの悪夢が、再び!ひ~昼間は晴れてたのに~!まさか、こんなことになるなんて。それより、ここを脱出せんと!後輩と私は決死の覚悟で、異様な色に汚濁した下水の川に泣く泣く膝まで浸かって行進。命からがら家に帰り着いたのでした...
翌日、無残な状態の街に駐めてあった原チャリは、ドロドロに汚れてたけど奇跡的に無事でした。不幸中の幸い!
被害に遭われた方々に、心からお見舞い申し上げます...
「野良犬たちの掟」
イタリアン・イケメン、キム・ロッシ・スチュワート主演の極道映画。
70年代のローマ。徒党を組んでいた悪ガキたちは成長してギャングとなり、次々と凶悪な犯罪を重ねて成り上がってゆく。だが、いつしか固かったはずの友情の結束にも綻びが...
かなり大作っぽくて長い映画なのですが、ダレることなく観ることができました。ストーリーは本宮ひろ志の漫画っぽくて面白かったし、キャラが個性的&魅力的だった。ギャング団の成長&没落に絡めた、実際にイタリアで起きた事件の数々(当時のニュース映像を効果的に使用)も興味深かった。それにしても。誘拐にテロに暗殺。あの頃のイタリアって、まさにアナーキーな無法地帯だったんですねえ。ギャングが大手を振って暴れまくれる絶好の時代って感じでした。警察も相当腐ってるし、捜査なんてぜんぜん意味ないじゃん!無駄!みたいな。
ギャング団の無情で荒っぽい抗争や復讐、ほんとムチャクチャでございまする~!って感じで唖然。殺すのが問答無用すぎ!群れ固まってるのが、血の気が多い野卑な武闘派ばかり怖い。駆け引きとか話し合いとかすればいいものを、もう殺すことが唯一の解決法みたいになってて、命がいくつあっても足りん!冷静な頭脳派がいたら、立派な組織になれただろうに。ローマ征服者を気取っても、みんな風采は小汚いチンピラのまま。文字通り犬死な屍の重ね方といい、野良犬は所詮野良犬のまま生きて死ぬ、みたいでした。極道たちを影で操っているのは...な、陰謀説的部分も面白かったです。
出てくる男たちが、なかなかチャーミング。でも一律に濃ゆい面相だし人数が多いので、把握するのに時間がかかるまあ、軸となる主役3人(フレッド、レバノン、ダンディ)は判りやすいけど。
リーダー的存在のレバノンは、情に厚すぎてヤバい男。ぜんぜん女っけがなくて、フレッドとダンディが女に夢中なのが気に入らない&寂しそう。ホモ?!男祭りな極道ものは、やっぱこーいう精神的男色っぽさも漂ってないとね。
ダンディは、なかなか仕事のできる奴だけど、女に弱いのが玉に瑕。敵や裏切り者には野蛮なのに、アバズレな恋人には超優しい。嫉妬深くて独占欲が強く、でもセックス調教?されてハアハア彼女の言いなりなところが、いかにもイタリア男っぽくて可愛かったです。
最も男前なフレッド。仕事中は冷徹冷酷、アバズレ女には超冷たいけど、清純な恋人にはso sweet!芯にある優しさとか意思の強さとか、もっと違う方面で活かしてほしかったなあ。捕まって牢屋にブチ込まれた彼が、恋人に逢うためプリズンブレイクする手段に、ひ~!マジかよ~!?と吃驚。でもまあ、一生刑務所に閉じ込められてるより、束の間でも愛に生きたいというのは理解できる...
フレッド役が、キム・ロッシ・スチュワートいや~ほんとイケメンです!美しい40%可愛い60%?顔、ちっちぇえ~!あんなヤクザいねーよ!彼だけは、どこにいても誰かと判別不能ってことにはならないです。彼もイタリア男なので濃ゆいんだけど(毛深いし)、何か他の同国人と違うんですよね。半分イギリス人だからかな?頑張って凶暴演技してるけど、やっぱヤーさん役は似合わないキム・ロッシでした。優しくロマンチックな役のほうが断然いい!
フレッドたちを追う分署長役、ステファノ・アコルシも結構イケてた。ちょっとヒース・レジャーっぽく見えた。ダンディ役のクラウディオ・サンタマリも男前。蒼くもなく枯れてもない年頃、精力フルスロットルな30代の男優をメインに据えてたのが良かったです。
若手では、今イタリアで人気No.1と言われているリッカルド・スカマルチョが顔を見せてます。この映画で初めて見た彼、ロバート・ダウニー・ジュニア+山田孝之、みたな顔?私のタイプではないけど、イケメンだとは思います。あと、雑魚のヤク売人ネズミ役の男の子が、ちょっとガエル似で可愛かった。
いちばん目立つ美味しいキャラは、娼婦でダンディの情婦でもあるパトリツアかも。極道と警察を手玉にとる、したたかでエロくて剛毅なビッチ。カッコいいです。演じてるのは、シャネルのモデルとしても知られているアンナ・ムグラリス。妖艶でゴージャスな美女!(たまにリヴ・タイラーに見えてガクっとなったが)。エッチな方法でダンディと分署長を操るところが素敵でした。フレッドの恋人役のジャスミン・トリンカも美人。ちょっとぽっちゃりしてるところが、イタリア女の母性を感じさせて魅力的。
↑キム・ロッシ・スチュワート。美男レベルが高すぎて、日本のジャニーズとかがイケメンの基準になってる人には宇宙人にしか見えないかも...
残業を終えて、外に出ると...な、何じゃこりゃー!!??街路が洪水状態!夜の街はパニック状態!一緒だった後輩ともども、茫然自失。はっ!わしのバイクは!?数年前にも同じような水害に襲われ、バイクをダメにしてしまったあの悪夢が、再び!ひ~昼間は晴れてたのに~!まさか、こんなことになるなんて。それより、ここを脱出せんと!後輩と私は決死の覚悟で、異様な色に汚濁した下水の川に泣く泣く膝まで浸かって行進。命からがら家に帰り着いたのでした...
翌日、無残な状態の街に駐めてあった原チャリは、ドロドロに汚れてたけど奇跡的に無事でした。不幸中の幸い!
被害に遭われた方々に、心からお見舞い申し上げます...
「野良犬たちの掟」
イタリアン・イケメン、キム・ロッシ・スチュワート主演の極道映画。
70年代のローマ。徒党を組んでいた悪ガキたちは成長してギャングとなり、次々と凶悪な犯罪を重ねて成り上がってゆく。だが、いつしか固かったはずの友情の結束にも綻びが...
かなり大作っぽくて長い映画なのですが、ダレることなく観ることができました。ストーリーは本宮ひろ志の漫画っぽくて面白かったし、キャラが個性的&魅力的だった。ギャング団の成長&没落に絡めた、実際にイタリアで起きた事件の数々(当時のニュース映像を効果的に使用)も興味深かった。それにしても。誘拐にテロに暗殺。あの頃のイタリアって、まさにアナーキーな無法地帯だったんですねえ。ギャングが大手を振って暴れまくれる絶好の時代って感じでした。警察も相当腐ってるし、捜査なんてぜんぜん意味ないじゃん!無駄!みたいな。
ギャング団の無情で荒っぽい抗争や復讐、ほんとムチャクチャでございまする~!って感じで唖然。殺すのが問答無用すぎ!群れ固まってるのが、血の気が多い野卑な武闘派ばかり怖い。駆け引きとか話し合いとかすればいいものを、もう殺すことが唯一の解決法みたいになってて、命がいくつあっても足りん!冷静な頭脳派がいたら、立派な組織になれただろうに。ローマ征服者を気取っても、みんな風采は小汚いチンピラのまま。文字通り犬死な屍の重ね方といい、野良犬は所詮野良犬のまま生きて死ぬ、みたいでした。極道たちを影で操っているのは...な、陰謀説的部分も面白かったです。
出てくる男たちが、なかなかチャーミング。でも一律に濃ゆい面相だし人数が多いので、把握するのに時間がかかるまあ、軸となる主役3人(フレッド、レバノン、ダンディ)は判りやすいけど。
リーダー的存在のレバノンは、情に厚すぎてヤバい男。ぜんぜん女っけがなくて、フレッドとダンディが女に夢中なのが気に入らない&寂しそう。ホモ?!男祭りな極道ものは、やっぱこーいう精神的男色っぽさも漂ってないとね。
ダンディは、なかなか仕事のできる奴だけど、女に弱いのが玉に瑕。敵や裏切り者には野蛮なのに、アバズレな恋人には超優しい。嫉妬深くて独占欲が強く、でもセックス調教?されてハアハア彼女の言いなりなところが、いかにもイタリア男っぽくて可愛かったです。
最も男前なフレッド。仕事中は冷徹冷酷、アバズレ女には超冷たいけど、清純な恋人にはso sweet!芯にある優しさとか意思の強さとか、もっと違う方面で活かしてほしかったなあ。捕まって牢屋にブチ込まれた彼が、恋人に逢うためプリズンブレイクする手段に、ひ~!マジかよ~!?と吃驚。でもまあ、一生刑務所に閉じ込められてるより、束の間でも愛に生きたいというのは理解できる...
フレッド役が、キム・ロッシ・スチュワートいや~ほんとイケメンです!美しい40%可愛い60%?顔、ちっちぇえ~!あんなヤクザいねーよ!彼だけは、どこにいても誰かと判別不能ってことにはならないです。彼もイタリア男なので濃ゆいんだけど(毛深いし)、何か他の同国人と違うんですよね。半分イギリス人だからかな?頑張って凶暴演技してるけど、やっぱヤーさん役は似合わないキム・ロッシでした。優しくロマンチックな役のほうが断然いい!
フレッドたちを追う分署長役、ステファノ・アコルシも結構イケてた。ちょっとヒース・レジャーっぽく見えた。ダンディ役のクラウディオ・サンタマリも男前。蒼くもなく枯れてもない年頃、精力フルスロットルな30代の男優をメインに据えてたのが良かったです。
若手では、今イタリアで人気No.1と言われているリッカルド・スカマルチョが顔を見せてます。この映画で初めて見た彼、ロバート・ダウニー・ジュニア+山田孝之、みたな顔?私のタイプではないけど、イケメンだとは思います。あと、雑魚のヤク売人ネズミ役の男の子が、ちょっとガエル似で可愛かった。
いちばん目立つ美味しいキャラは、娼婦でダンディの情婦でもあるパトリツアかも。極道と警察を手玉にとる、したたかでエロくて剛毅なビッチ。カッコいいです。演じてるのは、シャネルのモデルとしても知られているアンナ・ムグラリス。妖艶でゴージャスな美女!(たまにリヴ・タイラーに見えてガクっとなったが)。エッチな方法でダンディと分署長を操るところが素敵でした。フレッドの恋人役のジャスミン・トリンカも美人。ちょっとぽっちゃりしてるところが、イタリア女の母性を感じさせて魅力的。
↑キム・ロッシ・スチュワート。美男レベルが高すぎて、日本のジャニーズとかがイケメンの基準になってる人には宇宙人にしか見えないかも...