秋の英国男優祭⑦
「フィフス・エステート 世界から狙われた男」
内部告発サイト“ウィキリークス”の創設者ジュリアン・アサンジと、彼のカリスマに魅せられたダニエルは、次々と隠蔽された国家的機密をネット上で暴露。やがて彼らは世界各国で脅威と見なされて…
今をときめくベネディクト・カンバーバッチ主演作。バッチ大好きなmy motherに、先に観んさいとDVD貸してあげたのですが、わけがわからん!おもしろうない!とすぐに返されましたどんだけつまらないのか、恐る恐る観たのですが…恐れてたほどつまんなくはなかったです。でもまあ、確かに面白くもなかったさすが、2013年最大コケ映画だけある。老母や私のようなアナログな年寄りには、かなりキツい内容です。ウィキリークスとか、よく耳にはするけどいまだによく解かってないし。この映画を観た後でも、???なままです。世界的な機密をネット上で暴くジュリアンたちですが、そのプロセスとかよく理解できない。情報提供者との関わりとかもワケワカメ。そういうのに知識や興味があれば、面白く観られる映画かもしれませんが…暴露もスケールが大きすぎて、ふう~ん?みたいな。同じ暴露なら、ウィキリークスでアメリカ政府の謀略よりも、アサヒ芸能で芸能人のスキャンダルを知りたい私は、悲しいまでに意識の低い小市民です
ヨーロッパやアメリカ、中東やアフリカなど、世界のいろんな都市にジュリアンたちが神出鬼没するのが、旅行好きには楽しかったです。ほんとに現地でロケしたのなら、製作費かかっただろうな~。ミュンヘンとレイキャビクに行ってみたい!
話の内容、主人公たちのキャラと相関は、「ソーシャル・ネットワーク」に似てる?映像や編集が斬新で怒涛の展開だったSNに比べると、この映画は地味で暗いです。SNの主人公と彼に翻弄される人々はコミカルで笑えたけど、この映画のジュリアンたち登場人物には、あまり魅力を感じなかった。人間ドラマというより、ドキュメンタリータッチだったからでしょうか。全体的に無機質な印象。ジュリアンとダニエルの対立、愛憎も、腐としてはかなり薄くて物足りなかった。
ジュリアン役のベネディクト・カンバーバッチは、白髪に近いブロンドの長髪で、すごい変装感。いつもに増してキツネっぽかった。それが人を化かしてるようなジュリアンのキャラには合ってたけど。天才だけどコミュ障っぽい主人公、というのは「シャーロック」や「イミテーション・ゲーム」と同じ。でも、傲慢不遜なのは天然すぎるから的なシャーロックやアラン・チューリングと違って、ジュリアンはすべてわかっててやってるみたいな性格の悪さを感じました。凄腕詐欺師とか新興宗教の教祖みたいな胡乱さ、危ないカリスマっぽさが、もっと欲しかったところです。バッチさん、ヤな男役でも何か人が善さそうで、真の悪役とかはできないかも?
わし的にはバッチさんよりも、ダニエル役のダニエル・ブリュールのほうに抱かれたいですブリュっち、相変わらず優しいクマさんみたいで可愛い絶対いい人!と確信できる温かい仁徳オーラであふれてます。クマみたいだけどキャラは犬。コミュ障のジュリアンにも優しく忍耐強く接し、敬意や信頼を寄せる様子とか表情が、ご主人様に対して忠実で誠実な犬みたいで萌え~。ムチムチした裸も好き。抱かれたら、さぞや心地よいことでしょう。国際俳優として、最近は英語圏の映画を主戦場にしてるっぽいブリュっち。彼がホントはドイツ人だということを忘れそうになるほどの流暢な英語もカッコいい。ブリュっちって、ドイツ語とスペイン語のバイリンガルで、フランス語も上手なんですよね~。語学力ハンパねぇ~。
今回の英国男優はバッチさんではなく、ダン・スティーヴンスに注目
英ガーディアン誌の記者イアン役のダン。あまり登場シーンがなく、ぶっちゃけチョイ役なのですが、やっぱイケメンですね~。派手で特異な美しさではなく、地味だけど品があって知的な端正さは、いかにも英国美男。ダニエルの恋人役は、新作目白押しなスウェーデン出身のアリシア・ヴィキャンデル。アメリカ政府の高級官僚役は、名女優のローラ・リニー。国際色豊かな出演者は特筆に値します。
↑和気藹々の3人。ダンは美男、バッチは個性派、ブリュっちはイモ可愛い。みんな好き
↑ダン&バッチは、私生活でも大の仲良しなんだとか
「フィフス・エステート 世界から狙われた男」
内部告発サイト“ウィキリークス”の創設者ジュリアン・アサンジと、彼のカリスマに魅せられたダニエルは、次々と隠蔽された国家的機密をネット上で暴露。やがて彼らは世界各国で脅威と見なされて…
今をときめくベネディクト・カンバーバッチ主演作。バッチ大好きなmy motherに、先に観んさいとDVD貸してあげたのですが、わけがわからん!おもしろうない!とすぐに返されましたどんだけつまらないのか、恐る恐る観たのですが…恐れてたほどつまんなくはなかったです。でもまあ、確かに面白くもなかったさすが、2013年最大コケ映画だけある。老母や私のようなアナログな年寄りには、かなりキツい内容です。ウィキリークスとか、よく耳にはするけどいまだによく解かってないし。この映画を観た後でも、???なままです。世界的な機密をネット上で暴くジュリアンたちですが、そのプロセスとかよく理解できない。情報提供者との関わりとかもワケワカメ。そういうのに知識や興味があれば、面白く観られる映画かもしれませんが…暴露もスケールが大きすぎて、ふう~ん?みたいな。同じ暴露なら、ウィキリークスでアメリカ政府の謀略よりも、アサヒ芸能で芸能人のスキャンダルを知りたい私は、悲しいまでに意識の低い小市民です
ヨーロッパやアメリカ、中東やアフリカなど、世界のいろんな都市にジュリアンたちが神出鬼没するのが、旅行好きには楽しかったです。ほんとに現地でロケしたのなら、製作費かかっただろうな~。ミュンヘンとレイキャビクに行ってみたい!
話の内容、主人公たちのキャラと相関は、「ソーシャル・ネットワーク」に似てる?映像や編集が斬新で怒涛の展開だったSNに比べると、この映画は地味で暗いです。SNの主人公と彼に翻弄される人々はコミカルで笑えたけど、この映画のジュリアンたち登場人物には、あまり魅力を感じなかった。人間ドラマというより、ドキュメンタリータッチだったからでしょうか。全体的に無機質な印象。ジュリアンとダニエルの対立、愛憎も、腐としてはかなり薄くて物足りなかった。
ジュリアン役のベネディクト・カンバーバッチは、白髪に近いブロンドの長髪で、すごい変装感。いつもに増してキツネっぽかった。それが人を化かしてるようなジュリアンのキャラには合ってたけど。天才だけどコミュ障っぽい主人公、というのは「シャーロック」や「イミテーション・ゲーム」と同じ。でも、傲慢不遜なのは天然すぎるから的なシャーロックやアラン・チューリングと違って、ジュリアンはすべてわかっててやってるみたいな性格の悪さを感じました。凄腕詐欺師とか新興宗教の教祖みたいな胡乱さ、危ないカリスマっぽさが、もっと欲しかったところです。バッチさん、ヤな男役でも何か人が善さそうで、真の悪役とかはできないかも?
わし的にはバッチさんよりも、ダニエル役のダニエル・ブリュールのほうに抱かれたいですブリュっち、相変わらず優しいクマさんみたいで可愛い絶対いい人!と確信できる温かい仁徳オーラであふれてます。クマみたいだけどキャラは犬。コミュ障のジュリアンにも優しく忍耐強く接し、敬意や信頼を寄せる様子とか表情が、ご主人様に対して忠実で誠実な犬みたいで萌え~。ムチムチした裸も好き。抱かれたら、さぞや心地よいことでしょう。国際俳優として、最近は英語圏の映画を主戦場にしてるっぽいブリュっち。彼がホントはドイツ人だということを忘れそうになるほどの流暢な英語もカッコいい。ブリュっちって、ドイツ語とスペイン語のバイリンガルで、フランス語も上手なんですよね~。語学力ハンパねぇ~。
今回の英国男優はバッチさんではなく、ダン・スティーヴンスに注目
英ガーディアン誌の記者イアン役のダン。あまり登場シーンがなく、ぶっちゃけチョイ役なのですが、やっぱイケメンですね~。派手で特異な美しさではなく、地味だけど品があって知的な端正さは、いかにも英国美男。ダニエルの恋人役は、新作目白押しなスウェーデン出身のアリシア・ヴィキャンデル。アメリカ政府の高級官僚役は、名女優のローラ・リニー。国際色豊かな出演者は特筆に値します。
↑和気藹々の3人。ダンは美男、バッチは個性派、ブリュっちはイモ可愛い。みんな好き
↑ダン&バッチは、私生活でも大の仲良しなんだとか