「海にかかる霧」
不況にあえぐ漁村。漁船の船長チョルジュは、中国からの不法移民の運搬という裏仕事を引き受けてしまう。密航者を乗せた船の上では、恐ろしい惨劇が待ち受けていた…
愛しのパク・ユチョンの待望のスクリーン・デビュー作を、やっとこさ観ることができました~!マンセー
最年少の船員ドンシク役のユチョン、ちょんまる可愛かった~役作りで増量したユチョン、普段のスレンダーな彼も好きですが、ガッチリムッチリしたユチョンもイケてますがな~韓流スターといえばのモムチャンではないユチョンですが、背が高く肩幅が広いなど体格は元々いいので、鍛えたり太ったりしたら、やっぱチビで貧相な日本の某事務所のタレントとは違った男らしさが。
TVドラマでは、朝鮮王朝の王子さまとか貴族の子息、財閥の御曹司とかセレブな役がほとんどなユチョンなので、貧しい漁師な彼はすごく新鮮でした。貧乏な役のほうが、ユチョンに似合うし何か自然な感じする。異国アメリカでの複雑な家庭環境、売れる前の東方神起時代の苦節など、実は苦労人のユチョンなので、地に近いのでは?
素朴な風貌同様、ドンシクのキャラも可愛かった!シャイで優しく、ちょっとトンマっぽい愛らしさが母性本能をくすぐります。密航者の女性ホンメにオズオズと、でもグイグイ近づいてくるドンシク、まるでデカい子犬みたいで可愛すぎる!ぜったいヘンな下心とかないと信じられる純真で清潔な雰囲気も、なかなか出せないユチョンの魅力のひとつです。笑顔が無邪気すぎる!あんな笑顔、演技でできるんですね~。ドンシクじゃなかったら、ホンメも男と地下で二人っきりにはならなかったでしょうし。何でタメ口きくのとホンメに年齢を疑われるドンシク。ユチョンの少年っぽさ、童顔もチョアチョア。ぼわ~んとふやけたような、非ファンにはブサイクにも見える顔してますが、そこが曲者なユチョンなんですよね~。フツーっぽいけど、油断してたらハっと目を奪い胸をドキっとさせる美しさ、エロさを見せるんですよ。東方神起時代のユチョンは、それで私を虜にしていました。この映画では、あ!可愛い!と胸キュンはさせるけど、彼の最大の魅力であるドキ!なエロさはなかった。そこが残念。
ユチョン、セックスシーンに挑戦!ユチョンが裸で女と絡むなんて、前代未聞じゃないですか!でも、脱いでも乳首もおしりも見せないという、そういう面ではまだ事務所NG、脱アイドルできてないユチョンでした。ユチョンもアラサーなので、そろそろ大人の俳優にステップアップしてほしい。
でも、演技はなかなかの気概、気迫でした。おとなしい優しいドンシクの、愛する女を守るために鬼と化す悲しい恐ろしい変貌が…密航者の死体を刃物で解体!ホンメを強姦しようとしたり殺そうとしたりする先輩船員たちを暴力で撃退!ひえ~!可愛いユチョンに、そんなことさせないでー!と、目を覆いたくなるエグいヴァイオレンスさ。愛のために、生き残るために血みどろになるユチョンが、怖くてカッコよかったです。アイドルの映画といえば、チャラいラブコメと相場が決まってますが、こういう映画をデビュー作に選んだユチョンに、本気度と役者魂を感じました。
ユチョンも頑張ってましたが…船長や先輩船員たちが狂いすぎ、外道すぎ!みんなどんどんダークサイドに堕ちてゆき、船上は阿鼻叫喚の地獄絵図、映画はだんだん血まみれホラーに。まあ、あの状況で理性を保つのは至難の業ですが。地下倉庫で密航者がみんなガス中毒死!の惨状もウゲゲでしたが、死体を解体して海に放り投げたり、極限状態に耐えられなくなった船員たちがプッツンして殺し合いに発展したりが、韓国映画らしく残虐に野蛮に描かれているので、気が弱い人は観ないほうがいいです。船に執着する船長も狂ってましたが、ホンメとヤリたくてヤリたくて仕方がないあまりにおかしくなってしまう船員の、ギラギラハアハアっぷりがヤバすぎて笑えた。あの人、無事に陸に戻れても性犯罪者になること必至ですよ。船員が抱えていたストレスとか不満、憎悪や嫉妬、劣等感など、心の闇を殺し合いに至る前に濃ゆく描いてたら、もっと怖くて面白い映画になってたかも。
船長チョルジュ役は、「チェイサー」や「ワンドゥギ」などの名優キム・ユンソク。その破滅的な暴虐っぷりが怖い~!はじめは寡黙で頼れる親分だったのに、いろんなことが積み重なって鬼畜化。待遇に文句をつける密航者をボコボコにして海に放り込んだり、邪魔なホンメを容赦なく殺そうとする非情さは、ユルいヌルい日本の俳優には出せない凄愴さでした。船長に忠実な甲板長は、「ワンドゥギ」でハゲおやじを演じてた人ですよね?
密航など、韓国ならではの社会の裏面も興味深かったです。そして韓国の貧乏さは、日本より悲惨でシビア。日本に生まれてよかった、と心の底からあらためて思いました。
↑ユチョンもついに、兵役に就きましたね。体に気をつけて、お国のために頑張ってくださいクテカジアンニョン~
不況にあえぐ漁村。漁船の船長チョルジュは、中国からの不法移民の運搬という裏仕事を引き受けてしまう。密航者を乗せた船の上では、恐ろしい惨劇が待ち受けていた…
愛しのパク・ユチョンの待望のスクリーン・デビュー作を、やっとこさ観ることができました~!マンセー
最年少の船員ドンシク役のユチョン、ちょんまる可愛かった~役作りで増量したユチョン、普段のスレンダーな彼も好きですが、ガッチリムッチリしたユチョンもイケてますがな~韓流スターといえばのモムチャンではないユチョンですが、背が高く肩幅が広いなど体格は元々いいので、鍛えたり太ったりしたら、やっぱチビで貧相な日本の某事務所のタレントとは違った男らしさが。
TVドラマでは、朝鮮王朝の王子さまとか貴族の子息、財閥の御曹司とかセレブな役がほとんどなユチョンなので、貧しい漁師な彼はすごく新鮮でした。貧乏な役のほうが、ユチョンに似合うし何か自然な感じする。異国アメリカでの複雑な家庭環境、売れる前の東方神起時代の苦節など、実は苦労人のユチョンなので、地に近いのでは?
素朴な風貌同様、ドンシクのキャラも可愛かった!シャイで優しく、ちょっとトンマっぽい愛らしさが母性本能をくすぐります。密航者の女性ホンメにオズオズと、でもグイグイ近づいてくるドンシク、まるでデカい子犬みたいで可愛すぎる!ぜったいヘンな下心とかないと信じられる純真で清潔な雰囲気も、なかなか出せないユチョンの魅力のひとつです。笑顔が無邪気すぎる!あんな笑顔、演技でできるんですね~。ドンシクじゃなかったら、ホンメも男と地下で二人っきりにはならなかったでしょうし。何でタメ口きくのとホンメに年齢を疑われるドンシク。ユチョンの少年っぽさ、童顔もチョアチョア。ぼわ~んとふやけたような、非ファンにはブサイクにも見える顔してますが、そこが曲者なユチョンなんですよね~。フツーっぽいけど、油断してたらハっと目を奪い胸をドキっとさせる美しさ、エロさを見せるんですよ。東方神起時代のユチョンは、それで私を虜にしていました。この映画では、あ!可愛い!と胸キュンはさせるけど、彼の最大の魅力であるドキ!なエロさはなかった。そこが残念。
ユチョン、セックスシーンに挑戦!ユチョンが裸で女と絡むなんて、前代未聞じゃないですか!でも、脱いでも乳首もおしりも見せないという、そういう面ではまだ事務所NG、脱アイドルできてないユチョンでした。ユチョンもアラサーなので、そろそろ大人の俳優にステップアップしてほしい。
でも、演技はなかなかの気概、気迫でした。おとなしい優しいドンシクの、愛する女を守るために鬼と化す悲しい恐ろしい変貌が…密航者の死体を刃物で解体!ホンメを強姦しようとしたり殺そうとしたりする先輩船員たちを暴力で撃退!ひえ~!可愛いユチョンに、そんなことさせないでー!と、目を覆いたくなるエグいヴァイオレンスさ。愛のために、生き残るために血みどろになるユチョンが、怖くてカッコよかったです。アイドルの映画といえば、チャラいラブコメと相場が決まってますが、こういう映画をデビュー作に選んだユチョンに、本気度と役者魂を感じました。
ユチョンも頑張ってましたが…船長や先輩船員たちが狂いすぎ、外道すぎ!みんなどんどんダークサイドに堕ちてゆき、船上は阿鼻叫喚の地獄絵図、映画はだんだん血まみれホラーに。まあ、あの状況で理性を保つのは至難の業ですが。地下倉庫で密航者がみんなガス中毒死!の惨状もウゲゲでしたが、死体を解体して海に放り投げたり、極限状態に耐えられなくなった船員たちがプッツンして殺し合いに発展したりが、韓国映画らしく残虐に野蛮に描かれているので、気が弱い人は観ないほうがいいです。船に執着する船長も狂ってましたが、ホンメとヤリたくてヤリたくて仕方がないあまりにおかしくなってしまう船員の、ギラギラハアハアっぷりがヤバすぎて笑えた。あの人、無事に陸に戻れても性犯罪者になること必至ですよ。船員が抱えていたストレスとか不満、憎悪や嫉妬、劣等感など、心の闇を殺し合いに至る前に濃ゆく描いてたら、もっと怖くて面白い映画になってたかも。
船長チョルジュ役は、「チェイサー」や「ワンドゥギ」などの名優キム・ユンソク。その破滅的な暴虐っぷりが怖い~!はじめは寡黙で頼れる親分だったのに、いろんなことが積み重なって鬼畜化。待遇に文句をつける密航者をボコボコにして海に放り込んだり、邪魔なホンメを容赦なく殺そうとする非情さは、ユルいヌルい日本の俳優には出せない凄愴さでした。船長に忠実な甲板長は、「ワンドゥギ」でハゲおやじを演じてた人ですよね?
密航など、韓国ならではの社会の裏面も興味深かったです。そして韓国の貧乏さは、日本より悲惨でシビア。日本に生まれてよかった、と心の底からあらためて思いました。
↑ユチョンもついに、兵役に就きましたね。体に気をつけて、お国のために頑張ってくださいクテカジアンニョン~