朝食前に、市民の憩いの場である公園、エア・スクエアまで散歩。ゴミ袋を突きまわしている鳥は、カラスではなくカモメでした。
8時、サロンで朝食。日当たりの良いガラス張りのサロンで、美しい花が咲き乱れてる庭を眺めながらの朝食は、なかなか趣がありました。朝食は、もちろんアイリッシュ・ブレックファスト。ソーセージが美味しかったです。
この日は、日本でネット予約したモハーの断崖ツアーに参加。9時45分に、高速バス乗り場のコーチ・ステーションで観光バスに乗り込みます。総勢20人くらいのツアー。日本人は私だけです。陽気な運転手さんが、運転しながら観光案内してくれます。
ゴールウェイ中心地を離れ、どんどん人里離れた田舎へとバスは進みます。人よりも、牛さん馬さんのほうが多い緑の風景が、ひたすら窓外に広がります。
やがてバスは、山道を登り始めます。バレンという土地にある、アーウィーの洞窟に寄るのです。石灰石の丘陵が広がる荒涼としたバレンの光景は、まさに自然の神秘。アーウィーの洞窟は、バレン地方にある数千もの洞窟の中で、唯一一般公開されている洞窟なのだとか。
11時頃に、アーウィーの洞窟に到着。職員の案内で洞窟内ツアー。秋吉台の鍾乳洞をコンパクトにした感じ?暗くて狭いので、閉所暗所が苦手な人にはおすすめできません。ひんやりと静かな、やはり自然の神秘を感じさせる異空間でした。
再びバスに乗り、13時過ぎにモハーの断崖に到着。アイルランド観光といえば、やっぱこの世界でいちばん有名な断崖でしょう。いろんな映画や、韓国ドラマ「アイルランド」でもロケ地になった断崖絶壁に、前からずっと憧れてたんですよね~。断崖といえば、追い詰められた犯人が罪を告白したり投身自殺したりする、2時間ドラマお約束の場。土ワイや火サスのファンなら、ワクワク間違いなし!
案内センター前は、観光バスや観光客でゴッタ返し。さすがアイルランド随一の観光地。バスを降りると個人行動。団体行動ができないコミュ障の私は、ほっと安堵&行くぞ!と張り切って断崖へと向かうのだった。
しかし…さっきまでの快晴が…空がどよどよと曇り始めたかと思うと、ものすごい風雨に!ひえ~!か、傘!ついでにカッパも!しかし、そんな雨具も役に立たないほどの強い風と雨!他の観光客同様もう引き返せない、進むしかない状態で歩き続けてたら、ふっと風も雨もおさまって、再び青空が。もう、これの繰り返しでした。今までに体験したことがないほどの天候の不順さ、不安定さ。
断崖沿いの道を、ひたすら歩きます。距離があるし足元がよくないので、しっかりした運動靴がマストです。目の前に広がる断崖絶壁、荒々しく黒い海は、禍々しいまでの峻厳さ。わ~きれい♪なんて呑気な感動ではなく、人間を拒絶してるかのような自然の厳しさに、ただもう畏怖するのみでした。断崖に立ち、強い風に吹かれながら、岩よ砕けろとばかりに荒々しい波涛の海を見下ろしていると、後ろから声をかけられました。片平なぎさ?!はっと振り返ると、なぎさではなく、アジア人の親子連れが、写真撮ってくれと。快諾し、ハイ、チーズ♪カメラを返すと、ニホンジンデスカ?と日本語で訊かれました。彼らは何人だったのかしらん?おそらく中国人だと推察。
それにしても、この断崖。一歩間違えれば、まっさかさまに転落!のスリルが楽しめます。柵とか安全対策が全然なされてないのが驚異。崖っぷちまで、フツーに行けちゃいますから。つわものどもは、うつ伏せになって崖の下を覗き込み、写真撮影などしてました。私も高所は苦手ではないので、日本だと怒られそうなこともして、断崖の恐怖を楽しみました♪ビツクリだったのは、小さい子どもとか犬とか連れて歩いてる人たち!あ、危ないよ~。
断崖で最も高い所にあるオブライアン塔まで来ると、嵐がキター!!避難!レベルの大雨になり、ゆっくり眺めを楽しむ余裕などナッシング。しばらくすると雨もやみ、断崖から案内センターへ戻る途中、空に虹が。あ、きれい…と見とれてたら、強い風が吹いて私の手ぬぐいを奪っていったのでした。風に乗ってどんどん遠くへ飛ばされていく、関空の100均で買った手ぬぐい…母さん、僕のあの手ぬぐい、どうしたでしょうね…ジョー山中の歌が、バックから流れてきそうな光景でした(古っ!)。
断崖を堪能し、ゴールウェイへと戻るためバスへ。でも…集合時間の15時を過ぎても、ツアー客の一人であるドイツ人女性が戻ってきません。10分ぐらい待って、ま・いっか、なノリで、何とその女性を置いてけぼりにして、バスは発進!ええ~?!同じ旅行会社のバスがまだいるので、何とかなるでしょ!な感じでしたが…いとも簡単に置き去りにされるなんて!時間は厳守せねば!と、あらためて思いました。
途中、バスはパブに寄ってコーヒーブレイク、18時頃にゴールウェイに無事到着。何だかもうクタクタで、一刻も早く独りでゆっくりしたかった私は、エア・スクエア・センター内でサンドウィッチと飲み物を買って、宿へと戻ったのでした。翌日はアラン諸島への小旅行、きっとまた体力勝負な一日…その夜はパブにチャレンジしようと計画してたのですが、そんな余力は残っておらず、ベッドに転がるなり爆睡したのでした…
to be continued…
8時、サロンで朝食。日当たりの良いガラス張りのサロンで、美しい花が咲き乱れてる庭を眺めながらの朝食は、なかなか趣がありました。朝食は、もちろんアイリッシュ・ブレックファスト。ソーセージが美味しかったです。
この日は、日本でネット予約したモハーの断崖ツアーに参加。9時45分に、高速バス乗り場のコーチ・ステーションで観光バスに乗り込みます。総勢20人くらいのツアー。日本人は私だけです。陽気な運転手さんが、運転しながら観光案内してくれます。
ゴールウェイ中心地を離れ、どんどん人里離れた田舎へとバスは進みます。人よりも、牛さん馬さんのほうが多い緑の風景が、ひたすら窓外に広がります。
やがてバスは、山道を登り始めます。バレンという土地にある、アーウィーの洞窟に寄るのです。石灰石の丘陵が広がる荒涼としたバレンの光景は、まさに自然の神秘。アーウィーの洞窟は、バレン地方にある数千もの洞窟の中で、唯一一般公開されている洞窟なのだとか。
11時頃に、アーウィーの洞窟に到着。職員の案内で洞窟内ツアー。秋吉台の鍾乳洞をコンパクトにした感じ?暗くて狭いので、閉所暗所が苦手な人にはおすすめできません。ひんやりと静かな、やはり自然の神秘を感じさせる異空間でした。
再びバスに乗り、13時過ぎにモハーの断崖に到着。アイルランド観光といえば、やっぱこの世界でいちばん有名な断崖でしょう。いろんな映画や、韓国ドラマ「アイルランド」でもロケ地になった断崖絶壁に、前からずっと憧れてたんですよね~。断崖といえば、追い詰められた犯人が罪を告白したり投身自殺したりする、2時間ドラマお約束の場。土ワイや火サスのファンなら、ワクワク間違いなし!
案内センター前は、観光バスや観光客でゴッタ返し。さすがアイルランド随一の観光地。バスを降りると個人行動。団体行動ができないコミュ障の私は、ほっと安堵&行くぞ!と張り切って断崖へと向かうのだった。
しかし…さっきまでの快晴が…空がどよどよと曇り始めたかと思うと、ものすごい風雨に!ひえ~!か、傘!ついでにカッパも!しかし、そんな雨具も役に立たないほどの強い風と雨!他の観光客同様もう引き返せない、進むしかない状態で歩き続けてたら、ふっと風も雨もおさまって、再び青空が。もう、これの繰り返しでした。今までに体験したことがないほどの天候の不順さ、不安定さ。
断崖沿いの道を、ひたすら歩きます。距離があるし足元がよくないので、しっかりした運動靴がマストです。目の前に広がる断崖絶壁、荒々しく黒い海は、禍々しいまでの峻厳さ。わ~きれい♪なんて呑気な感動ではなく、人間を拒絶してるかのような自然の厳しさに、ただもう畏怖するのみでした。断崖に立ち、強い風に吹かれながら、岩よ砕けろとばかりに荒々しい波涛の海を見下ろしていると、後ろから声をかけられました。片平なぎさ?!はっと振り返ると、なぎさではなく、アジア人の親子連れが、写真撮ってくれと。快諾し、ハイ、チーズ♪カメラを返すと、ニホンジンデスカ?と日本語で訊かれました。彼らは何人だったのかしらん?おそらく中国人だと推察。
それにしても、この断崖。一歩間違えれば、まっさかさまに転落!のスリルが楽しめます。柵とか安全対策が全然なされてないのが驚異。崖っぷちまで、フツーに行けちゃいますから。つわものどもは、うつ伏せになって崖の下を覗き込み、写真撮影などしてました。私も高所は苦手ではないので、日本だと怒られそうなこともして、断崖の恐怖を楽しみました♪ビツクリだったのは、小さい子どもとか犬とか連れて歩いてる人たち!あ、危ないよ~。
断崖で最も高い所にあるオブライアン塔まで来ると、嵐がキター!!避難!レベルの大雨になり、ゆっくり眺めを楽しむ余裕などナッシング。しばらくすると雨もやみ、断崖から案内センターへ戻る途中、空に虹が。あ、きれい…と見とれてたら、強い風が吹いて私の手ぬぐいを奪っていったのでした。風に乗ってどんどん遠くへ飛ばされていく、関空の100均で買った手ぬぐい…母さん、僕のあの手ぬぐい、どうしたでしょうね…ジョー山中の歌が、バックから流れてきそうな光景でした(古っ!)。
断崖を堪能し、ゴールウェイへと戻るためバスへ。でも…集合時間の15時を過ぎても、ツアー客の一人であるドイツ人女性が戻ってきません。10分ぐらい待って、ま・いっか、なノリで、何とその女性を置いてけぼりにして、バスは発進!ええ~?!同じ旅行会社のバスがまだいるので、何とかなるでしょ!な感じでしたが…いとも簡単に置き去りにされるなんて!時間は厳守せねば!と、あらためて思いました。
途中、バスはパブに寄ってコーヒーブレイク、18時頃にゴールウェイに無事到着。何だかもうクタクタで、一刻も早く独りでゆっくりしたかった私は、エア・スクエア・センター内でサンドウィッチと飲み物を買って、宿へと戻ったのでした。翌日はアラン諸島への小旅行、きっとまた体力勝負な一日…その夜はパブにチャレンジしようと計画してたのですが、そんな余力は残っておらず、ベッドに転がるなり爆睡したのでした…
to be continued…