皆さま、ぼんそわ~る!
日ごと寒さが募りますね!着てはもらえぬセーターを、涙こらえて編んでしまいそうになりますね!ただでさえ寒いのに、背筋が凍りそうになる事件や事故が多発するせわしない年の瀬ですが、皆さまもご用心&ご自愛くださいますやう。残り少ない2017年を、無事に乗り切りましょう!
今年もたくさん映画、観ましたね~。私もついに、待望の「婚約者の友人」で、今年最後の劇場鑑賞。ピエール・ニネが映画納め男になりました(^^♪それを記念して、フレンチなイケメンたち、ボーギャルソン映画祭を開催!お目汚しいただければ、幸甚の至りです
イケメンは心の湯たんぽ!あったかいんだからぁ~♪(古っ!)
師走のbeau garçon映画祭①


「La princesse de Montpensier」
内戦に揺れる16世紀のフランス。貴族の娘マリーは、ギース公との恋仲を裂かれ、モンパンシエ侯爵との結婚を強いられる。夫と元恋人との間で揺れるマリーにとって、彼女の教育係であるシャバンヌは心安らぐ相手だったが…
名匠ベルトラン・ダヴェルニエ監督作品。最近はめっきり佳き時代劇が少なくなっているので、美しい衣装やセット、実際の古城でのロケ、激動の時代の中で美男美女が繰り広げる波乱のロマンス、といったコスチュームプレイのエッセンスがぎっしり詰め込まれたこの映画は、時代劇ファンや歴女にとっては必見と言えましょう。描かれている社会背景や恋愛関係など、大人向けの時代劇でもあります。

とにかくヒロインのマリーが、激モテ!鬼モテ!なんですよ。しかも、いい男オンリー。情熱的な美男の元カレ、真面目で優しい夫、教養深い熟年の家臣、奔放で背徳的な王子…見た目もキャラもそれぞれ個性的なイケメンたちに愛されて、もう大忙し!いい男独り占めのウハウハな花より男子状態なんです。マリーをめぐって、狂おしく切ない恋情に身を焼く男たち。マリーの女冥利に尽きるモテっぷり、羨ましいかぎりでしたが、あんなに愛や恋まみれになるのって、疲れるだろうな~と、マリーの混沌として安らぎのない生活を見ていて思いました。たくさんのイケメンにモテモテよりも、やっぱ一人の男に優しく誠実に愛されるほうがいいですね。

情熱的だけど、どこか退廃的で不毛な恋愛もフランス的。マリーも、若い娘だけどドライでクール。全然うろたえたり取り乱したりしないんですよ。私なら、アタフタとテンパリすぎて胃潰瘍か高血圧になって、心も身体も壊して入院するでしょう
運命にも自分の心にも逆らわずに生きる、マリーのしなやかさが魅力的でした。

マリー役のメラニー・ティアリーは、すごい美女!ではないけど、男心をソソりそうな親しみやすさとエロさのある女優。全裸シーンがあるのですが、その白い柔肌の美しさときたら!胸の形、大きさとかまさに理想的。ジムで鍛えたり、シェイプアップに血道を上げて作る人工的なナイスボディとは違う、持って生まれた系の瑞々しい裸体でした。
マリーを愛する男たちを、フランスの人気イケメン俳優や男前熟年俳優が演じています。これが最大の見どころ!
ギース公役は、「たかが世界の終わり」でセザール賞を受賞するなど、イケメン俳優から味のある性格俳優へと成長を遂げたギャスパー・ウリエル。


雄々しく血気盛んな貴公子を演じてるギャス男、その美丈夫っぷりに惚れ惚れ!美男だけど、どんどん野郎っぽくワイルド化してるギャス男の、ノシノシした男らしい歩き方が好き。ちょっとアゴがとんがり過ぎなのが最近気になるが。マリーへの想いでハアハアしたりプッツンしたり、とにかく情熱的なギャス男。怒りんぼなところが可愛かった。
モンパンシエ侯爵役は、ギャス男の「かげろう」ではまだ子役だったグレゴワール・ルプランス・ランゲ。


すっかり大人になったグレゴワールくんですが、まだ少年っぽい。マリーより年下に見えました。マリーに対して真面目でシャイなところが、けなげで切なかったです。すっぽんぽん姿も可愛かった。地味だけど誠実で優しい彼が、嫉妬に狂って取り乱したり、ギーズ公と恋の火花を散らすシーンに、ドキドキワクワクしました。私もいい男ふたりを争わせて、けんかはやめて~♫二人をとめて~♪してみたい!
国王の弟アンジュー公役は、これまたお気にのボーギャルソン、ラファエル・ペルソナ。


怪しくて、ちょっとコミカルでもあったラファエル。タヌキっぽいパンダなメイクもユニーク。マリーに色目を使ったりしますが、どちらかといえばゲイっぽいキャラで、ギャス男との絡みに微かなBLのかほりが。

若いイケメン3人よりも、どちらかといえばシャバンヌ役のベテラン男優、ランベール・ウィルソンのほうがヒロインの相手役っぽかったです。かつては美青年、現在は美熟年のウィルソン氏。理想的な男性の年齢の重ね方です。思慮深く紳士的で、どこか厭世的な大人の男を好演してます。ちょっと顔がイチローに似て見えたのは、きっと目の錯覚
ギース公は黒、モンパンシエ侯爵は緑、アンジュー公は赤、シャバンヌは青、と男たちの個性に合わせた色の衣装も素敵でした。マリーのドレスや寝間着、髪型なども、派手ではないけど美しくて目に楽しかったです。当時の貴族の生活の描写も興味深かったです。
同じ時代の宮廷劇「王妃マルゴ」と観比べるのも一興かも。マルゴは名前しか出てきませんでしたが、悪名高い母后カトリーヌは登場します。ラストではバルテルミーの大虐殺も描かれてました。
この映画を日本の時代劇に置き換えてリメイクするならば、理想妄想キャストはこうだ!
マリー … 小松菜奈
ギース公 … 松坂桃李
モンパンシエ侯爵 … 池松壮亮
アンジュー公 … 瑛太
シャバンヌ … 竹野内豊
こんなん出ましたけどぉ~?
小松菜奈ちゃんが、その若く美しい肢体を大胆にさらしたら、すごい話題になって女優としてステップアップできると思う!
男優たちはみんなちょんまげが似合いそうにないので、江戸時代じゃないほうがいいですね~。



↑ギャス男33歳、グレゴワール30歳、ラファエル36歳…日本の某事務所のアイドルグループと、ほぼ同年代。大人っぽいけど若く見えるフランス男優たちと、子どもっぽいけど老けてる日本のアイドルの違いに愕然…
日ごと寒さが募りますね!着てはもらえぬセーターを、涙こらえて編んでしまいそうになりますね!ただでさえ寒いのに、背筋が凍りそうになる事件や事故が多発するせわしない年の瀬ですが、皆さまもご用心&ご自愛くださいますやう。残り少ない2017年を、無事に乗り切りましょう!
今年もたくさん映画、観ましたね~。私もついに、待望の「婚約者の友人」で、今年最後の劇場鑑賞。ピエール・ニネが映画納め男になりました(^^♪それを記念して、フレンチなイケメンたち、ボーギャルソン映画祭を開催!お目汚しいただければ、幸甚の至りです

師走のbeau garçon映画祭①



内戦に揺れる16世紀のフランス。貴族の娘マリーは、ギース公との恋仲を裂かれ、モンパンシエ侯爵との結婚を強いられる。夫と元恋人との間で揺れるマリーにとって、彼女の教育係であるシャバンヌは心安らぐ相手だったが…
名匠ベルトラン・ダヴェルニエ監督作品。最近はめっきり佳き時代劇が少なくなっているので、美しい衣装やセット、実際の古城でのロケ、激動の時代の中で美男美女が繰り広げる波乱のロマンス、といったコスチュームプレイのエッセンスがぎっしり詰め込まれたこの映画は、時代劇ファンや歴女にとっては必見と言えましょう。描かれている社会背景や恋愛関係など、大人向けの時代劇でもあります。

とにかくヒロインのマリーが、激モテ!鬼モテ!なんですよ。しかも、いい男オンリー。情熱的な美男の元カレ、真面目で優しい夫、教養深い熟年の家臣、奔放で背徳的な王子…見た目もキャラもそれぞれ個性的なイケメンたちに愛されて、もう大忙し!いい男独り占めのウハウハな花より男子状態なんです。マリーをめぐって、狂おしく切ない恋情に身を焼く男たち。マリーの女冥利に尽きるモテっぷり、羨ましいかぎりでしたが、あんなに愛や恋まみれになるのって、疲れるだろうな~と、マリーの混沌として安らぎのない生活を見ていて思いました。たくさんのイケメンにモテモテよりも、やっぱ一人の男に優しく誠実に愛されるほうがいいですね。

情熱的だけど、どこか退廃的で不毛な恋愛もフランス的。マリーも、若い娘だけどドライでクール。全然うろたえたり取り乱したりしないんですよ。私なら、アタフタとテンパリすぎて胃潰瘍か高血圧になって、心も身体も壊して入院するでしょう


マリー役のメラニー・ティアリーは、すごい美女!ではないけど、男心をソソりそうな親しみやすさとエロさのある女優。全裸シーンがあるのですが、その白い柔肌の美しさときたら!胸の形、大きさとかまさに理想的。ジムで鍛えたり、シェイプアップに血道を上げて作る人工的なナイスボディとは違う、持って生まれた系の瑞々しい裸体でした。
マリーを愛する男たちを、フランスの人気イケメン俳優や男前熟年俳優が演じています。これが最大の見どころ!
ギース公役は、「たかが世界の終わり」でセザール賞を受賞するなど、イケメン俳優から味のある性格俳優へと成長を遂げたギャスパー・ウリエル。


雄々しく血気盛んな貴公子を演じてるギャス男、その美丈夫っぷりに惚れ惚れ!美男だけど、どんどん野郎っぽくワイルド化してるギャス男の、ノシノシした男らしい歩き方が好き。ちょっとアゴがとんがり過ぎなのが最近気になるが。マリーへの想いでハアハアしたりプッツンしたり、とにかく情熱的なギャス男。怒りんぼなところが可愛かった。
モンパンシエ侯爵役は、ギャス男の「かげろう」ではまだ子役だったグレゴワール・ルプランス・ランゲ。


すっかり大人になったグレゴワールくんですが、まだ少年っぽい。マリーより年下に見えました。マリーに対して真面目でシャイなところが、けなげで切なかったです。すっぽんぽん姿も可愛かった。地味だけど誠実で優しい彼が、嫉妬に狂って取り乱したり、ギーズ公と恋の火花を散らすシーンに、ドキドキワクワクしました。私もいい男ふたりを争わせて、けんかはやめて~♫二人をとめて~♪してみたい!
国王の弟アンジュー公役は、これまたお気にのボーギャルソン、ラファエル・ペルソナ。


怪しくて、ちょっとコミカルでもあったラファエル。タヌキっぽいパンダなメイクもユニーク。マリーに色目を使ったりしますが、どちらかといえばゲイっぽいキャラで、ギャス男との絡みに微かなBLのかほりが。

若いイケメン3人よりも、どちらかといえばシャバンヌ役のベテラン男優、ランベール・ウィルソンのほうがヒロインの相手役っぽかったです。かつては美青年、現在は美熟年のウィルソン氏。理想的な男性の年齢の重ね方です。思慮深く紳士的で、どこか厭世的な大人の男を好演してます。ちょっと顔がイチローに似て見えたのは、きっと目の錯覚

ギース公は黒、モンパンシエ侯爵は緑、アンジュー公は赤、シャバンヌは青、と男たちの個性に合わせた色の衣装も素敵でした。マリーのドレスや寝間着、髪型なども、派手ではないけど美しくて目に楽しかったです。当時の貴族の生活の描写も興味深かったです。
同じ時代の宮廷劇「王妃マルゴ」と観比べるのも一興かも。マルゴは名前しか出てきませんでしたが、悪名高い母后カトリーヌは登場します。ラストではバルテルミーの大虐殺も描かれてました。
この映画を日本の時代劇に置き換えてリメイクするならば、理想妄想キャストはこうだ!
マリー … 小松菜奈
ギース公 … 松坂桃李
モンパンシエ侯爵 … 池松壮亮
アンジュー公 … 瑛太
シャバンヌ … 竹野内豊
こんなん出ましたけどぉ~?
小松菜奈ちゃんが、その若く美しい肢体を大胆にさらしたら、すごい話題になって女優としてステップアップできると思う!
男優たちはみんなちょんまげが似合いそうにないので、江戸時代じゃないほうがいいですね~。



↑ギャス男33歳、グレゴワール30歳、ラファエル36歳…日本の某事務所のアイドルグループと、ほぼ同年代。大人っぽいけど若く見えるフランス男優たちと、子どもっぽいけど老けてる日本のアイドルの違いに愕然…