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転勤していた香港から東京の天空不動産に戻った春田は、元婚約者?の黒澤部長や営業部の仲間たちと再会を喜び合うが、本社の狸穴が率いる新プロジェクトのメンバーに恋人の牧が加わっていたことに驚く。狸穴に命じられた地上げ仕事や牧のよそよそしい態度に、心中穏やかでなくなる春田だったが…
観に行こうか行くまいか迷ってたけど、公開されるや否や速攻で観に行っちゃいました
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私はドラマ同様、すごく楽しめました。春たん、牧くん、黒澤部長、武川主任、マイマイ、マロ、キャラ立ちしたOLメンバーとの再会に歓喜。みんなお変わりなくて何より。みんな相も変わらず元気にワーワードタバタ大騒ぎ。このワンパターンさ、予定調和が水戸黄門の印籠的で心地いいんです。強いて不満をあげるとしたら、春たんと牧くんの関係の進展のなさでしょうか。二人のラブラブもケンカも、普通の男女の恋人同士間にあるものとさぼど変わらぬありきたりさで、いくら男性同士の恋愛に昔ほど障壁がないとはいえ、せっかくの映画化なので男同士の結婚とか子どもの問題とかセックスのこととか、もうちょっと踏み込んでもよかったんじゃないかな~とも思った。でもまあ、重く深刻なガチのLGBT映画ではなく、あくまでハッピーライトさがOLの魅力なので、笑ってキュキュンできればそれでいいんです。
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タイトルに反して、春たんも牧くんもおっさんではなくまだ30代前半20代後半なんだけど、性に関しては若い男らしからぬ清潔さです。二人とも全然抱きたい抱かれたいな感じがないので、恋人というより仲が良ぎる友だち同士にしか見えないんですよね~。そこも実は残念。ラストの甘く軽いキスシーンは胸キュンでしたが、同時に物足りなくもあった。ドラマはセックスに発展しそうなシーンで終わったけど、映画の二人の様子だとまだヤってなさそうだった。
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春たんは相変わらずアホ可愛くて、でも油断すると超カッコよくなってハートを盗んじゃうという、魔性の人たらしっぷりも健在。ヤキモチが中学生の男子みたいで可愛かった。牧くんの、ドラマの時以上に何でもはっきりさせない言動にイラッ。ドラマでの牧くんの、押したかと思えば退く、は絶妙な恋愛の手練手管だったんだけど、映画では退いてばっか。傷つくのが怖いから深入りできない、という臆病さはいじらしいけど、牧くんからそんな切なさは伝わってこないんですよね~。脚本と林遣都くんの演技の問題でしょうか。黒澤部長はもはや当て馬にさえなっておらず、滑稽なピエロ役として恋ではなく笑いの勝利者に。春たんとイチャイチャするジャスティスに蹴りやビンタ食らわせるDV上司っぷりとか、春たんとのローマの休日な妄想シーンとか、サウナでのレディなバスタオルの巻き方とか、激シブいダンディな乙女という特異なキャラが今回も冴えてました。
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お話や展開は、ほとんど月曜ドラマランドで内容のないコントなんですけど
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狸穴役の沢村一樹、ジャスティス役の志尊淳が新キャラとして参入。沢村一樹も長身でスタイル抜群、ダンディな色男だけど、軽すぎてバラエティのコントみたいなんですよね~。まあ、壮大なコントみたいなこの映画にはピッタリな人材ではあります。志尊は、女子顔とキャマキャマしさが苦手。新参者二人よりも、私は断然ごひいきキャラであるマロに熱視線
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マロ役の金子大地くん、ほんとキレイな顔!冷たい美しい顔とアホ言動のギャップがいいんですよね~。彼もスラっとスタイルよすぎ。スーツがおしゃれ。結婚式のシーンでは、また蝶ネクタイしててカッコカワいかった💛「腐女子、うっかりゲイに告る」のデリケートでダークな美少年役とのギャップは、彼がルックスだけじゃない俳優の証です。金子くん主演でマロのスピンオフドラマも作ってほしいわ~。年の差恋愛も美味しいネタですし。
終盤にチョコっとだけ、テレ朝の小松靖アナが。大下アナにも出てほしかったです。ラストからして、またTVドラマでOL復活?もうオナカイッパイとか言いつつ、ナンダカンダでまた観るんだろうな
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↑金子大地くんは、黒澤部長こと吉田鋼太郎演出の「ヘンリー8世」で初舞台を踏む!観たいな~🐡