まつたけ秘帖

徒然なるままmy daily & cinema,TV drama,カープ日記

Lethal Boys!

2009-01-09 | 中国・台湾・香港映画
 「軍鶏」
 日本の人気コミックが、香港で実写化されました。
 両親を殺した罪で投獄された少年院で、成嶋亮は壮絶なイジメを受ける。彼を絶望から救ったのは、終身刑の囚人・黒川から学んだ格闘技だった...
 いやあ、期待してたより面白かったです。私は好きだなあ、こーいう内容や世界観は。主人公と敵役がイケメンで男前なのも、ポイントが高い理由。私みたいな、本格的ではないミーハーな格闘技ファンには、すごく楽しめる映画ではないでしょうか。
 香港映画にありがちなハイテンションな笑いがなく、終始おどろおどろチックな湿り気のある暗いムードとか、ここはいったいどこだよ!?(いちおう日本?キャラは日本人だけど、喋ってる言葉や文字が中国語とか。たまに日本語も飛び出たり。どー見ても熱帯雨林な場所とか)いつの時代だよ!?(夜の街がアングラすぎる)な、無国籍な異次元ワールドっぽさも面白かったです。
 亮がなぜあそこまで闘争するのか、それがイマイチ描写不足だったのが惜しい。単に他人に見下げられたくないから?
   
 我的華流王子ショーン・ユーが、なかなか頑張ってました。気弱そうな金持ちの高校生が、狂気的なファイターに変貌する過程を、あのカッコかわいいショーンが!とファンにはショックなほど、過激でモンスターちっくなヴィジュアルで熱演してます。でも、やっぱイケメンであることは隠せないんですよねえ。どんなに異常っぽい狂った表情しても、怖くないし可愛いと思えてしまう。フツーにしてるイザベル・ユペールのほうが百万倍怖い、みたいな。これって、ショーンや妻夫木みたいなイケメンには、克服しなきゃならない試練なのかもしれません。
 ファイターに変身する前のショーンは、ほんと愁いと翳りがある美男子少年院でレイプされちゃうショーン、悲惨すぎるけど萌え~でした♪少年院を出て男娼してる姿も。あと、鍛えた肉体も見ものですが、格闘家というよりモデル系のキレイな体です。もうちょっと肉つけたほうが良かったのでは。ショーンって太れない体質っぽいけど。
 亮の敵役は、本物の格闘家である魔裟斗。さすがの日本格闘界きっての男前!なカッコよさですが、彼って顔だけだと可愛い系?実際のリング上では見せない形相が、頑張って演技してるな、と微笑ましくなります。極少な台詞、日本語吹き替えは彼自身がやってて、すっごい棒読み(しかも格闘家にしては優しい声)なのもご愛嬌。格闘技を引退しても、俳優にはなれそうにないなあ
 黒川役のフランシス・ンも、謎めいた味わいで好演。首相暗殺を企てた彼に影響を与えた割腹自殺作家って、三島由紀夫のことでしょうか?
 あれ、速水もこみちも出てたんだ?と思ったら、台湾のもこみちことディラン・クォでした。ほんとに似てる!
 
 ↑こんなイケてる男どもと闘ってみたい。ただしリングの上でではなく
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あなたに贈る人生の特等席

2009-01-07 | フランス、ベルギー映画
 「モンテーニュ通りのカフェ」
 前から観たかった作品を、やっとDVDで鑑賞。「ブッシュ・ド・ノエル」や「シェフと素顔と、おいしい時間」などのフレンチ人情コメディの名手、ダニエル・トンプソン監督の作品です。
 パリのモンテーニュ通りにあるカフェで、ギャルソンとして働き始める女の子ジェシカ。カフェには、さまざまな事情や悩みを抱えた人々が出入りしていた...
 期待通り、とっても愛すべき佳作でした。たくさんクスっと笑えて、ちょっとシンミリする、ユーモアとペーソスのブレンド具合がトレビアンです。ほんと、上質のデザートみたいな映画です。
 奇をてらったシーンや、ありえねー!な劇的展開、才気走った台詞なんかないのに、すごく面白くて楽しい。これといって特殊なキャラはいないのに、登場人物たちの個性と織り成す人生模様は豊かで味わいがある。それも、描き方がさりげなく自然で、しかも深みがあって、ほんと脚本が良くできてるんだなあと感嘆してしまいます。
 
 フランス人の人情って、ベタベタしてないから好き。愛や人生観が、ちょっとドライすぎる?と思えるところが、またフランス人独特っぽくて面白いし。あと、やっぱ成熟してるというか、大人ですよねフランス映画って。それに比べると同じ群像劇でも、三谷コーキとかクドカンとかのドラマや映画って、ほんとオコチャマ向けです。
 脚本も大人ですが、出演者も大人の俳優ばかり。それに比べて、ほとんどタレントの学芸会コントだもんね三谷コーキやクドカンの...って、しつこい?
 ジェシカ役は、いま世界一ボーイッシュな女優といえるセシル・ド・フランス。可愛いけどブリッコに媚びてない、カッコいいけどトンがった男勝りじゃない、異性にも同性にもモテそうな魅力の持ち主。出会う人々の気持ちを明るくするジェシカ、友達になってほしい!
 「輝ける女たち」でもいい味だしてたヴァレリー・ルメルシエとクロード・ブラッスールが、愉快で秀逸な好演。特に、昼メロで人気だけどホントは本格的な女優と認められたい!と、しっちゃかめっちゃかカオス状態なTV女優役のルメルシエおばさまが、キャストの中では突出してます。セザール賞の助演女優賞受賞も納得。映画に出たい彼女が『(ヒロインのリストには)どーせビノシュかアジャーニでしょ』『(モニカ)ベルッチ?あの売女が』とか、実名登場の台詞が笑えた。あと、故シドニー・ポラック監督と一緒のシーン、テンパリすぎてアワアワな彼女が珍妙絶妙。
  
 ブラッスール爺さんの息子役は、ダニエル・トンプソン監督の愛息クリストファー・トンプソン「ブッシュ・ド・ノエル」の時よりシブくなって、ますますカッコよさ加味この映画の脚本も、もちろんママンと共同執筆。見た目よし、演技よし、頭よしの三拍子そろった男前なんですよね。ああ~こんな素敵な恋人と、カフェでキスしたい♪パパとのやりとりや、腰痛でイテテな様子が可愛かった。
 ジェシカの可愛いおばあちゃん(名女優シュザンヌ・フロン、これが遺作になりました)、ちょっとボケ気味なところもご愛嬌。ピアニストが彼女に花束をあげるシーン、なぜかホロリとさせられました。何でもない場面や台詞なのに、そうなることが頻繁だったのも、この映画が好きな理由です。
 
 
 
 
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シュートだJ!

2009-01-06 | 中国・台湾・香港映画
 「カンフー・ダンク!」
 我的華流王子、ジェイ・チョウ主演なのに劇場で観逃してしまい、やっとDVDで♪
 カンフー学校で育った孤児のシージエは、超人的な身体能力の持ち主。詐欺師のリーは、金儲けのためにシージエを大学のバスケ部に入れスターにしようとするが...
 うう~ん。ぶっちゃけ、くだらない映画でした。こーいった映画を楽しむには私、年を取りすぎてるのかも...同じような内容のハチャメチャおばか系映画でも、「少林サッカー」とか「ドッジボール」みたいに突き抜けた、でもどこか芸の細かい才気を感じさせる馬鹿馬鹿しさじゃないというか。途中で止まってしまうクシャミみたいな中途半端な笑いが、ちょっと残念。バスケとカンフーも、もうちょっと巧く融合させてほしかったなあ。でもまあこの映画は創意工夫よりも、スーパースターのジェイが大好きなカンフーとバスケをするカッコイイ姿をファンに見せる、ただそれだけを意図して製作されたんだろうけど。
 で、ジェイたんはどうだったかというと...
  
 今まで観たジェイの映画の中では、いちばんブサイクだったたまに、若くなった間寛平に見えたり。けどやっぱ可愛いです。ワタシ的には、松じゅんとかモコミチみたいな系統のイケメンよりも、断然イケてます。おっとりシャイなところが魅力のジェイですが、今回はおっとりを通り越してオツム大丈夫なの?と思わせるボ~っとした顔が、アホみたいで可愛いです。CGやワイアーアクションに頼ってない部分、たとえば乱闘シーンでの手足の動きや、バスケットボールの扱い方など、運動神経が良いんだなあと感嘆させてくれて、じっとしてればアホ、動けばカッコいい、なジェイです。
 ジェイ、可愛い!と最も強く感じたシーンは、好きな女の子にあげた証明写真のジェイ。あの証明写真アルバム、欲しい!変質者と間違えられてアタフタ逃げるジェイもトンマで可愛かった。あと、貧乏な孤児役でもやっぱ品があるなと思わせるところが、さすがジェイ。足組んで手のひらにアゴのせて微笑んでるジェイは、顔はブサかわいくてもオーラはどこかの国の王子さまです。
 それにしても。シージエの能力は、バスケ、いやスポーツ限定ではもったいない。私なら、思いっきり悪用するでしょう...
 アル中キャプテン役は、チェン・ボーリン。
  
 チェン坊、ほんと男らしくて可愛らしくて、5、6年後ぐらいにはとてつもないフェロモン男前になりそう。バスケするのに邪魔そうな長髪、切ればいいのにと笑えた。
 ジェイといえば、いつもはアンソニー・ウォンですが、今回のサポート大物はエリック・ツァン。マフィアのボスじゃない役でも、いい味だしてるエリック御大です。
 ジェイやチェン坊の腋毛が、これでもか!と堪能できます。underarm hair フェチには嬉しい映画です。あと、ジェイの歌う主題歌のトーフ!トーフ!が耳に残ります。
 
 ジェイ、肉体美を活かしたセクシー恋愛映画にも挑戦して!
 
 
 
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ぼんぼんのしきたり

2009-01-05 | 日本映画
 「ぼんち」
 市川雷蔵主演&市川崑監督の「炎上」に続くコンビ作。原作は、山崎豊子の小説。
 昭和初期の大阪・船場。老舗の足袋問屋の一人息子・喜久治は、放埓な女遍歴を重ねながら、たくましい商魂を培ってゆく...
 市川雷蔵、か、可愛い~今まで観た雷蔵の映画の中では、最高にキュートでした。雷蔵ってクールでニヒルな二枚目ってイメージですが、「好色一代男」とかもそうでしたけど、愛らしくてコミカルな役させても天下一品だったんですね。
 現代劇の雷蔵って、「炎上」とかもですが、何か可愛いんですよねえ。でも、やっぱどこかクールでミステリアス。すっとぼけて飄々としてる坊ちゃん役でも、芯の深いところは誰にも見せない掴ませないキャラにしてしまうところが、凡百のイケメン俳優とは役者のクオリティも格も違うな、と感嘆することしきり。それに、ほんと色っぽいの!別に過激なラブシーンしてるわけではないのに、ドキっとしてしまう動きや表情するんですよねえ。商売人な大阪弁も可愛かった。着物姿も上品で小粋。
 
 喜久ぼんのキャラも、ほんと可愛くて女にモテるのも理解できる。女たちには優しくて太っ腹、言いなりになり翻弄されているように見えて、実は女たちを上手に操縦しているところや、決して誰にも夢中になったりせず自分ワールドに生きてるところが、ただのヤリチンや不誠実な女好きとは一線を画し、人間の大きさを感じさせる喜久ぼんです。金を出し惜しまない遊びっぷりも、豪快だけど筋の通し方が律儀でスマートでもある。私も、あんな旦さんに囲われたいわあ。
 船場の商人ライフやルールなど、笑えるほど格式ばってます。妾の処遇とか、ほんと可笑しい。
 喜久ぼんをめぐる女たちが、みんな超個性的で魅力的です。
 何でもかんでも、しきたりしきたり!な喜久ぼんの祖母&母。エゲツない母娘ですが、何かズレてて笑えます。母役の山田五十鈴の、クネクネした甘えん坊ママっぷりがキモ笑!
 ちゃっかり者の芸者ぽん太役、若尾文子が可愛い!しっかり者の女将役、京マチ子の妖艶なこと!草笛光子、越路吹雪はブスだけど味のある存在感。愛人とはいっても、湿っぽさや粘着性ゼロ、ドライでノーテンキで逞しいところが、小気味よく痛快で楽しい女たちです。
 
 文芸作品でも、どこかモダンでスタイリッシュな演出が、市川崑監督らしいです。
 「ぼんち」がリメイクされるとしたら、誰が喜久ぼん役にピッタリだろう?う~ん、ぜんぜん思い浮かばないなあ。男前、イケメン俳優は仰山いるのになあ。演技が巧いだけじゃダメ、顔がキレイ可愛いだけでもダメ。雰囲気だけでもダメ。それに、品&ミステリアスさって今の俳優に最も欠けてる魅力だしねえ...
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ときめき☆スパイ学園

2009-01-04 | 日本映画
 今年は親戚のガキンチョどもに年玉をあげずにすんだので、浮いたお金で買い物しちゃいました♪前から欲しかった、ミニパソコンです。さっそく使ってブログ更新してます。
 でも、購入して使えるようになるまで、想定外の困難を乗り越えねばなりませんでした。それもこれも、パソコンにはからっきし無知なくせに、独りでできるもん♪と、柄にもなく人に頼らずに済ませようとしたせいですが...
 私がアホなのが悪いのですが、それにしても某大手電化製品店の若い店員さん(ちょっとチョン・ウソン似でイケメンでした)、それでいいの?!な接客でビツクリ。最近はどこへ行っても、サービス業は客に超愛想が良いじゃないですか?それなので、悪い意味で新鮮に思えたほどの態度でした。イマドキ常識!な知識がない私に、露骨なイライラ顔と口調で接する店員さん。客なのにペコペコ卑屈に恐縮する私。このガキ~と内心ではムカつきつつ、どうもありがとうと支払い礼を言う私に、どうもと一言だけで店員さんはサッサと立ち去るのでした。チョン・ウソンが嫌いになりそうだ。ああ、こんな不快な思いをするぐらいなら、単三電池を買うだけなのに威張り散らしてる客のオッサンにも、めちゃくちゃ愛想良く接してたアゴ勇似の店員さんに担当してもらえばよかったな~と、新年早々に選択の誤りを犯し後悔の苦さを味わった私なのでした。
 ちなみに買ったミニパソコンは、acerという台湾の会社の製品です。ほんとちっちゃい!おもちゃみたい。高性能ではないけど、フツーにネットできるので重宝しそうです♪色も私の大好きなブルーなので気に入ってます。

 「陸軍中野学校」
 時代劇だけでなく、現代劇の市川雷蔵も大好きです。
 昭和十三年。陸軍少尉の三次ら優秀なエリート青年たちは、草薙中佐の設立したスパイ養成学校で厳しい訓練を受けることに...
 スパイになるための授業が、大真面目で厳しいんだけど何か笑えるんですよねえ。いろんなテクニックを学ぶために呼ばれた先生たちが、府中刑務所から出張で来た金庫破りの名人な爺さんとか、マジックショーに今から出るみたいな手品師、変装術の授業では芸者姿のおっさん、料理の授業では可愛らしいコックの格好とか、いったい何の学校だよ?!な、とても国家のために命を捨ててる姿には見えません。
 訓練の成果を試すため、イギリス大使館から機密を盗みだす計画を実行する三次たちですが、これもスパイ活動というより、単なる詐欺と泥棒にしか見えないんですよねえ。まあ、トム・クルーズみたいにド派手なことばかりするのが、スパイではないとは思いますが。
 スパイ学校にスカウトされた青年たちの何人かが、道を踏み外したりドロップアウトする姿は、かなり無残陰惨です。気が狂って便所で首吊りとか、女に入れあげて警察沙汰になった仲間に、潔く腹を切れ!とみんなで詰め寄ったり(ホントに死なせ、いや、殺しちゃう!)。並の体力と精神力ではスパイにはなれないのです。そして、命取りになりかねない優しさや人情は、不要で禁物。愛する人たちを自分の人生から抹消していく三次が怖いです。彼の冷酷さは、スパイ学校で培われたもの?それとも、持って生まれたもの?それもスカウトの際に評価された彼の素質だったのかも?
  
 ちょんまげじゃない市川雷蔵は、端正な二枚目には違いないのですが、どことなく可愛らしく見えるのは私だけ?ほとんど無表情で無情なスパイを淡々と演じてる雷蔵です。イギリス大使を騙すため帽子屋に化けてる時の雷蔵は、ちょっとユーモラスで可愛いです。軍服姿もカッコよかった。でも何が一番好きかって、やっぱあの声ですよ。ナレーションも担当してたので、いつも以上に彼の美声を堪能できました。
 今のイケメン人気俳優なら、ただカッコイイだけの清廉で勇敢で悲劇的、といったキレイゴトなスパイしか演じられないだろうけど、雷蔵はもちろんそんなつまんない俳優ではなく、泥棒に詐欺に殺人、婚約者以外の女も抱く、といったニヒルでダーティなヒーローを、クールに衝撃的に演じています。
 雷蔵の婚約者役は、小川真由美。わ、若い!けなげな役だけど、でもどこか妖しくてフツーじゃない魅力が。ラスト、ホテルの一室で雷蔵に早く抱いて~と朦朧としつつせがむ下着姿の彼女、エロかったです。
 
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Fight ! Never say die !

2009-01-02 | 格闘技
 紅白と平行して、K-1のDynamite!!を観ました。もちろん、愛しのファイター所英男目当てさ♪
 冒頭の選手入場のトコロン、相変わらずどこの一般人?みたいな飾り気のなさが、ほんと可愛い。ここんとこ、無残な負け姿しか見せてくれないトコロンなので、今度こそ勝利を!と祈願しつつ彼の出番を待つ...
 格闘技はトコロンを筆頭に、超イケメン!ではないけど私好みのカッコいい男がいっぱいいて、薄汚いお笑いタレントや某事務所のアイドルが跋扈蔓延してるバラエティ番組なんかより、よっぽど萌え眼福になります。今回は解説者だった魔裟斗、前髪おろした髪型が可愛い!以前はキモブサい男ばかりだった外人選手も、最近は男前が多い。キシェンコなんか、ヘタなハリウッドスターよりカッコカワイいし、悪魔王子ことバダ・ハリは、ちょっとジェームズ・フランコ似でイケてる。ベッドの上で戦ってみたいものです♪
  
 ↑この格闘家とは思えぬヌボ~っとした脱力表情が好きオシャレには無縁なようで、髪型とかTシャツとかナウい(死語)トコロンです
 それはそうと。毎回ウンザリさせられますが、あのワケのわからないタレントたち、どーにかなんないのかなあ。こんなところにまで出てこなくていいよ佐藤隆太。この格闘家は誰?と思ったら、清原番長だった。これから出勤のキャバ嬢みたいなカリナとか井上ワカとか、意味不明&ぜんぜん必要ない存在。まったく解説なんかできてないし。目障り耳障りで、ほんとイライラします。夾雑物に邪魔されずに楽しむには、やっぱTV中継じゃなくて生で観るのが一番なんだよなあ。
 トコロン登場の前に、K-1甲子園、坂口憲二の兄ちゃん征夫、キシェンコの試合が。
 今年のK-1甲子園は、あんましカッコカワイイ子がいないなあ。けど、この子たち高校では女子にモテまくってるんでしょうね。
 カッコかわいいキシェンコは、堂々の勝利。それにしてもキシェンコ、やたら股間をモゾモゾいじってたけど、かい~の by 寛平 だったのかしらん?
 坂口征夫は、ボビー・オロゴンの弟にあっさり負けちゃいました。セコンドにいた憲ちゃん、ボー然。俺が仇を討つ!と、服を脱いでリングに上がってほしかったです。客席も解説席もシーンとシラけた雰囲気で、まるで正義の味方が悪者にやられてしまったかのよう。勝ったボビーの弟が、何か悪いことしたみたいな空気で可哀想でした。
 で、いよいよトコロン登場だ!
 
 ↑右が対戦相手の中村大介
 対戦相手の中村大介は、昔のトコロンみたいな貧乏苦労人。闘うフリーターからスター格闘家になったトコロンを下克上か?という趣旨の紹介内容でした。風呂なしアパート、コンビニ弁当など苦労時代のトコロンの映像が懐かしい。でも基本的には、あんまし変わってないところがトコロンの美点です。魔裟斗さんはコンビニ弁当なんか食わないですよね、と笑う昔のトコロンと、所さんは公園の水なんか飲まないですよね、と笑う今の中村の対比も興味深かった。
 リングでの闘いが始まった!
 
 両者、白熱の腕の取り合い!組んずほぐれつ、スゴいポーズで絡まり合う肉体美の男ふたり!もし中村が美少年だったら、さぞYAOI心が萌えたことでしょう。あ、トコロンやばいんちゃう!?と思った瞬間、中村の凄まじい腕十字攻撃!ひえ~!い、痛そう~!やめてー!!トコロンが死んじゃうー!!と絶叫しかけると、ガーントコロンまさかの敗退
 短い時間ながら、なかなか緊迫した試合でしたが、トコロンまた負けちゃったよ...トコロン、大丈夫?!またフリーターに戻ることになりはしないかと心配...ファンになったばかりの頃は、めちゃ強かったのに。これでは山本KIDとは闘えないよあ。KIDの弟子にも負けたし。
 残念無念な結果againになってしまいましたが...今年こそはトコロン、以前の魅せるファイターに復活してくれ
 あ~あの嘆息を吐きつつ、残りの試合も観る。
 筋肉マン太郎だのボブサップだのチェホンマンだの、どーでもいい試合中はチャンネルを紅白に。
 極悪なジェームズ・フランコことバダ・ハリ。以前の反則負けで、すっかりヒールな問題児的存在になってしまってるけど。ヌルヌルなオイリー秋山のほうが、よっぽど卑劣な悪人っぽいです。バダちゃんも、まさかの敗北!
 トリの桜庭と田村、おっさんには興味ないのでスルー♪二人の因縁なんて、どーでもヨシ子だわ。
 イケてる野郎どもの血わき肉おどる闘魂は、元気をくれます。次はいつ彼らに逢えるかな~
  
 トコロン、次は絶対勝ってね...
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迎春初夢トンバンシンギ

2009-01-01 | 東方神起、SHINee
 AKEOME&KOTOYORO!
 皆様あけましておめでとうございます!
 あたたかなお正月をお過ごしでしょうか?
 昨年同様、いや、昨年以上に楽しく&まったりお付き合い願わしゅう存じまする~!どうぞ、よろしく
 今年のmy 誓い...見た目よりも、心をキレイに磨くことに努める!ほんと、年々性根が醜く汚れていってることが自覚されるので、老い朽ちてゆく肉体とは反対に、精神は若く美しくしたい。部屋は散らかし放題でも、心はマメに掃除してゴミのような感情をためないようにしたいと思います♪
 それと、毎年のマニフェストですが、映画館で映画いっぱい観るぞっと!今年は最低20本は観たいです!って、ハードル低すぎますね...
 できたら海外旅行もしたいなあ。憧れの街ニューヨークか、最近すごく興味があるアイルランドか、どっちかに行けたらなあ。
 強がるわけでも開き直るわけでもありませんが、もう愛とか恋とかは期待しません...寂しすぎる奴、と周囲から思われてますが、同情するなら金をくれ!by 安達ユミって感じです。皆様は、愛と希望ある一年になさってくださいね♪
 
 大晦日は、いかが過ごされましたでしょうか。
 私は、大晦日が何年かぶりに休みだったので、紅白歌合戦も準備万端の態勢でバッチリ観られただよ(格闘技ダイナマイトと交互観ですが)!紅白を最初から最後まで観たのも、久しぶりのことでした。
 目当てはもちろん、ポニョでも羞恥心でも水谷豊でもなく、チュッカヘヨ初出場!東方神起ぢゃ~!
 わりと最初のほうに出る予定なので、油断せずTVの前にかじりつき。
 鮎とか美川とかガール何ちゃらとか、早送りしたい~!
 トイレも我慢して待ったかいあって、ついにトンバンシンギ登場
 真っ白な衣装が素敵ですが...良く言えばシンプルで爽やかな感じ、悪く言えばサプライズのない地味さ?
 
 司会の中居が奇妙な格好してるので、トンバンシンギがすっごく落ち着いて見えます。それにしても、中居といえばジャニーズの大物。その彼とトンバンシンギが並んでる図は、かなり掟破り。トンバンがジャニーズと同じTV番組出演なんて、紅白でしかありえないもんなあ。今年こそは、Mステに堂々と単独で出演できますように!
 いちおうメンバー各々に自己紹介させたけど(名前を言わせただけですが)、中居のトンバンへの接し方、すごく適当でしたよねえ。ほんとサッサと舞台へ追いやった感じ。中居のカムサハムニダ、言い方がすごくバカにした感じがしたのは、私だけ?トンバンたちも苦笑してましたよねえ。でもま、韓国といえばの草ナギがシャシャリ出てこなかったので安堵。
 で、いよいよオン・ステージ♪
 “Purple Line”のサビ部分をチョコっと歌って踊ると、“どうして君を好きになってしまったんだろう?”を直立不動で熱唱。うう~ん。君好きは良い曲なんだけど、ぶっちゃけファン限定っていうか...バラードって、よっぽど国民的大ヒットでないかぎり、気持ちいいのは聞き手より歌い手って感じだもんね。トンバンの美しいハーモニーも、非ファンと高齢者の方々には届かずテンションなのでは、と心配になりました。審査員席の松本幸四郎とか、うとうと寝てそう...
 
 やっぱユチョンがイエップダー他のメンバーも、髪型がまたいい感じに戻ってきてますね。韓国活動に重点を置いてる時期の彼らって、髪型もファションも???なセンスになってるような気がするのは、私だけ?
 無事に歌い終えたトンバンシンギ。うう~ん、無難というか、すごくフツーな印象だったなあ。年に一度のお祭りって感じではなかった。いつもの通りなパフォーマンスが、ちょっと残念でした。小林幸子ばりにとまでは要求しませんが、せめて瞬間衣装替えとかやってほしかったかも。
 せっかくmy motherにトンバンのスゴさカッコカワイさを認知してもらおうとしてたのに、フツーの子らじゃわ、と一言で終わりそれどころか、さっきの韓国の男の子らより、ブッキーのほうがはるかに可愛い~と、のたまっておりました。うん、まあ、確かに審査員席の妻夫木聡、めっちゃ可愛かったもんね。袴姿が七五三みたいで異常にキュートだった。美川とか平井ケン、氷川キヨシ、同じ審査員のモックンまで舌なめずりして狙いそう、みたいな。
 トンバンの出番も済んだし、残りはダラダラ観。
 前川清&クールファイブの“東京砂漠”、良い曲ですね。カラオケで歌ってみたいなあ。ジェロのママの涙が感動的でした。
  
 ↑ユチョンの笑顔で、今年もヘンボクヘンボク♪
 もう何もかもがキツいオヤヂアイドル集団スマップですが、やっぱ木村タコヤさんはナンダカンダで可愛いかな、と再認識してしまった私。キムタコさん、髪型といい顔の茶色さといい、ちょっと歌舞伎町のホストクラブの店長っぽくなってますが、見た目と違って人柄は昔みたいなチャラスカ感が希薄になってて、ちょっと好感。キムタコさん、なぜか今年の紅白では大活躍で、宮崎アニメ音楽紹介、緒形拳追悼、そして北島サブちゃんのステージにも登場!スマップをバックダンサー?に従えてしまうなんて、さすがサブちゃん。
 中居の、相手が困惑して返事に窮する問いかけやコメントが、ちょっとヤな感じだった。クールファイブは去年が最後の再結成だったはずなのに、今年も再結成しましたぁ~とか。スピードに、もうバラバラにならないでねぇ、とか。モックンに、シブがき隊は再結成しないんですかぁ?とか。何も考えてない天然なKYなら笑えるけど、中居の場合は明らかに確信犯な計算ずくなので、すごく意地悪に思えるんですよね。コーダくみに曲名をモジって、“TABOO”な発言はもうするなよ!とか言えば立派だったのにね。とにかく、相手を困らせてバカに見せて取る笑いなんて、私は嫌いだなあ。そんな中居を見てて、私は人に優しくなりたい、なろう、と思いました。
 紅白名物、小林幸子の登場前に、オモ!黒の衣装に着替えたトンバンシンギが登場。さっちゃんについてコメントを求められたジュンス、大きい衣装ですね~と、これも無難にフツーの返答。いつもみたいに、おとぼけコメントしてほしかったよジュンス。わあ~小林さんはどこにいるんデスカ?みたいな。
 おふくろさんを歌う森進一の、鬼気迫る顔が怖かった。子供が見たらヒキツケ起こすよ。蛍の光~♪の時に勢ぞろいした出演者の中で、ひときわ目立っていたのが、石川さゆりの牛ドレスでした。
 この後トンバンシギは、CDTV、朝にはズームイン、と不眠で働いてましたね。ほんと、スゴハセヨ!お疲れさま!そしてコマウォヨ~!体調に気をつけて、今年もガンガン頑張ってねトンバンシンギ!
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