まつたけ秘帖

徒然なるままmy daily & cinema,TV drama,カープ日記

ヌッキンダ~!トンバンシンギ(後編)

2009-07-15 | 東方神起、SHINee
 オロナミンCのCMに、東方神起が起用されましたつってもピンではなく、上戸アヤの相手役、みたいな感じですが...
 ダメOL風の上戸アヤを、倒れてきた壁の中から現れた東方神起が、アカペラを歌いながら励ます、みたいな内容。
 オモオモ~トンちゃんたち、ノムノム可愛くて爽やか俺たちイケてるだろ?なスカしたカッコつけ系でもなく、かといってオレらってアイドルなのにオモロイやろ~な何ちゃってお笑い芸人系でもなく、王子さま風味とイロモノ風味が程よくブレンドされてる味わいに好感。
 
 ↑白昼夢でもいい、幻覚でもいいので、こんな連中が壁の中から出てきてほしい...
 
 有天『たけ子っ君のおなかの中にいる子は、俺の子だよな?』
 俊秀『違うヨー!俺の子だヨー!』
 私『ああミアネヨ~!私にも分からないの~♪』
 
 有天『君と出会うたびに~ナマでヤりたくなるよ~♪』
 俊秀『僕らはゴム~なしではダメ~♪』
 私『う。こないだカラオケで歌ってドン引きされた替え歌(汗)』
 ※乙女淑女なトンペンの皆様、オゲレツな表現シルレヘッスムニダ
 
 トン『そんじゃ、ばいなら~♪』
 私『チョ、チョギヨー!ユチョン!ジュンスも!おなかの子はどうしてくれんの?!ちょ待てよっ!(キムタコ調)』
 それ以上元気ハツラツになってどーすんだよ!な上戸アヤを見ると、何だかすんごい疲労感を覚えてしまう私は、やはりオロナミンCを飲んだほうがいいのでしょうか?トンちゃんたち見てるほうが、元気ハツラツになれるけど♪
 オチャメなCMですが、欲を言えばもうちょっとオシャレでカッコいい系がいいなあ。彼らに今いちばん似合いそうなのは、やっぱメンズコスメかな。美肌だもんね。
 続いて、ズームインの東方神起スペシャル。
 トンちゃんたちと司会者の日テレアナ&彦麻呂が、韓国の美味しい料理を紹介しながら味わう、という内容。出てくる料理よりも、ワイワイキャッキャとはしゃぐトンちゃんたちのほうが、はるかに食ってみてー!だったぞ♪
 印象的だったのは、納豆大好きなトンちゃんたちのために用意されたサンドイッチ。な、何と!中身は納豆とクリーム、コーヒーゼリーオエー!ウゲー!

 好きな日本の食べ物は?と訊かれて、間髪いれず『納豆♪』と答えるユチョン。でも...いったい今から何を食わされるの?みたいなビクビク怯え顔、超萌え~
 食べま~す♪と真っ先にカブリつくジュンスを筆頭に、納豆の糸も何のその、マジ美味いっス!と絶賛しながら貪り食うメンバーをよそに、ユチョンだけが躊躇。

 それでも勇気を出して、恐々と一口かじってみるユチョン。ん...?!お、おいちい♪キャハ☆

 俊秀『な?うまいダロ~?ウハハハ☆』
 有天『うん、超おいちい♪キャハハハ☆』
 いや~若い男の子が楽しそうに食い物をガッツク姿って、ほんといいですね(水野晴郎調)!私も納豆が好きになりそうです。美肌のためにも、常食してみよっかな。
 トンちゃんたち、次はどんな風に私たちを萌えさせてくれるかな?ジェジュンのドラマはいつ放送なんだろ。ユンホもドラマ出演の噂があるし、スマップみたいに徐々にソロ活動も展開させてゆくのでしょうか?
 
 俊秀『たけ子から手紙が来たヨ』
 有天『どれどれ?“特別企画 よく見りゃ似てるアノ人とトンバンシンギ”...』

 二人ともナルシーくんですよね~

 馬車馬のように働いても大丈夫そうなリーダー

 彼に珍島物語をカバーしてほしい♪

 ポケベルが鳴らなくて~♪って、知らねーだろーな(汗)

 彼も将来、芸能界から政界に転身するような気がする...
 似てねー!とお怒りにならないでね♪あくまで私の濁った目にだけ似て見える人たちですので(って、人じゃないのもいるけど☆)!
 
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ヌッキンダ~!トンバンシンギ(前編)

2009-07-13 | 東方神起、SHINee
 君と出会うたびに~夏は新しくなる~♪東方神起と一緒にSummer Dreamを見る季節が来ましたよぉ~☆
 ミュージックステーションとMJ、ズームイン、そしてオロナミンのCMのトンバンシンギについて、まったり&がっつり萌えトークしませう♪

 まずは。今さらですが、祝☆東方神起Mステ再出演
 初出演以来ちょっと間があったので、某事務所との関係が悪化でもしたのかなあと心配でしたが、それは杞憂だったようです。
 階段を降りてくるトンちゃんたち、黒の衣装がシックで大人っぽいまた共演の嵐さんは、ますます老けた中学生化してるような...色黒でゴツくなってる福山雅治の様変わりに吃驚。来年の大河ドラマのための長髪&肉体改造らしいけど。福山もガクトも、おっさんになったなあ。肌ピッチピチのトンちゃんたちと一緒だなんて、おぢさんたちには酷です。

 トンちゃんたち、今回は歌の前にトーク有り若い男子が近くにいると、いつも嬉しそうなタモリに、お約束のオヤヂギャクを言わされるジュンス。タモリも福山も嵐も、すごく温かい反応。良かったねジュンス!

 ユンホ映ってなくてミアネ~!緊張というより、何だかオドオドして見えるトンちゃんたち。だってMステは、恐ろしいあの事務所の人たちと共演しなきゃならない数少ない番組だから...でも、嵐は優しいほうだと思う。これがもし、あの性悪そうな薄汚いチンピラグループだったら...俺らより目立つんじゃねーぞ!とガンとばすだろうし。こ、怖い!←あくまで想像です♪
 嵐の歌(あ~でもやっぱ、櫻井くんは可愛いかなあ。ひとりだけノースリーブで、腋毛チラ見せも萌え~)、福山雅治の過去の映像(か、可愛い!が、ご本人は脂汗ものだろうなあ)。福山がスタンバイすると、突然女子アナがトンに話をふってきた。タモリの質問に、福山さんの曲ではミルクティとか大好きです、と元気のない声で答えるユチョン。どうしたのユチョン?ホントに怯えてる?福山じゃなくてタモリに誘われたのかな
 
 新曲“Stand by U”を、しっとりと歌いあげるトンバンシンギ。ユチョンの表情がespecially sexyでもほんと、みんな大人っぽくなったなあ。男はねえ、やっぱ可愛いだけじゃダメだわ。
 次は、NHKのMJです。
 トークが...ラビット関根の娘だけでも???なのに、なぜかバキューム?とかいう奇妙な3人組が一緒で、しかも場を思いっきり興ざめさせる暴挙に。ジェットスキーって何ですかぁ~?なんて、超わざとらしいボケとか。面白くも何ともない愚にもつかぬことを、不思議ちゃんっぽくクネクネクチャクニャと喋る彼女たちに、トンちゃんたちは苦笑するだけ(+軽く引いてた?)。お願いだから少し黙って、トンちゃんたちにもっと話させてあげてよ~と、悲しくなった。この娘たち何なの?と、気持ち悪くなったトンちゃんファンって、かなりいたのではないでしょうか...
 後編は、オロナミンCとズームインぢゃ♪
 
 ↑どんどん可愛く、いや、きれいになってきてるようなユチョン。この素敵な髪形は、エクステらしいですね
 
 ↑可愛いけど何かエロい、というのは東方神起の中ではユチョンだけだと思う。腋毛にも萌えちゃいます
 
↑ジュンスもグゥグゥ~
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リンリー警部2⑤~⑧ ロンリー刑事

2009-07-10 | 欧米のドラマ
 「リンリー警部 捜査ファイル2」第5話から8話まで観ました。
 ※ネタばれ注意!

⑤「黄金分割の軌跡」
 田舎村にある古い修道院で、女性の射殺死体が発見される。捜査に乗り出したリンリー警部とヘイバースは、被害者の妹が数年前に自殺していたことと、村で嫌われていた男が行方不明になっていることを突きとめるが...
 オープニングがリニューアルされてて吃驚!
 前回撃たれちゃったヘイ子、再起不能な重傷?!かと思いきや、もうピンピンしてますすごい回復力!見舞金がっぽり貰ったみたいで、よかったね!ヘイ子に投資投資!株を買いなさい!と、やたら熱心に勧めるリンリー警部が、怪しい詐欺師に見えた。
 うう~ん。事件の真相&犯人は、何だかアガサ・クリスティの「オリエント急行の殺人」っぽかったような?
 このシリーズって、主人公の捜査や推理よりも、犯人の暴走で事件が一気にカタがつく、なパターンが多い?今回も、主犯がプッツンして暴れて終わり、みたいな。
 ヘイ子って、巨乳ですよねえ。走ったりしたら、ゆっさゆっさ揺れてるもん。男みたいな格好してるわりには、胸元強調してるのがちょっと...乳首くっきり、も気になって仕方がなかったです。ブラジャーしなさい!
 黄金分割の意味が、ヘイ子同様私も???何でも知ってるリンリー警部、博学ですね。
 ラスト、またまた災難に遭うヘイ子。何でいつも彼女なの?可哀相!たまには代わってあげてリンリー警部!
 
 ↑男まさりなヘイ子だって、怖い目に遭えば,,,涙が出ちゃう。女の子だもん♪

⑥「消せない顔」
 休暇で母と姉のいる実家に里帰り中のリンリー警部。近くにある保養所では、ヘイバースが心身を癒し中。そんな中、厩舎で馬の調教師の首吊り死体が発見される。事件担当のトレメイン巡査から協力を要請されたリンリー警部は、ヘイバースとともに捜査に加わるが...
 お馬さんを颯爽と乗りこなすリンリー警部、さすが貴族さま!ヘイ子は、柔道?で体力づくりに余念がない。
 せっかくの休暇も、事件発生でジ・エンド。のんびりしてるよりも、働いてる時のほうが活き活きしてるリンリー警部&ヘイ子、二人とも根っからの仕事人間なんですね。仕事オフがオンにスイッチされ、リンリーも友達から上司にチェンジ。『さよならバーバラ、こんにちはヘイバース』なんてボヤくヘイ子が微笑ましかった。
 今回は、馬ビジネスのトラブルと密輸が事件の背景に。また不必要なまでに人が殺されて、あ~あ...
 
 トレメイン巡査(↑エイドリアン・バウアー。初めて知りました♪)が、なかなか男前でした。たいていの場合、容疑者だろうが同業者だろうが、会ったばかりの男とは速攻で険悪になるヘイ子ですが。トレメインくんがお約束の女性差別野郎じゃなかったため、今回はフツーに友好的だった。少し残念
 チャンス!本庁のお偉いさんであるリンリー警部にいいとこ見せて、いずれはロンドン行って出世するんだい!と張り切るトレメインくん。しかし...やる気マンマンが祟ってあんなことになって、可哀相~何事も、先走りは禁物ですね。
 ラスト、犯人に頭を鈍器で殴られちゃうリンリー警部。逃げた犯人を追っかけていく警部の顔が、あわわ、汗のごとく血がダラダラ~!出血多量で死にそうだけど、平気な顔してる警部がスゴい。痛くないの?!
 リンリーママ、久々に登場。相変わらず息子とはギクシャクしてるみたいですね。どっちもどっちなんだよね。リンリーママって気さくな婦人なんだけど、友達づきあいに問題ありすぎ。前の事件も、犯人は彼女が親しくしてた人でしたよねえ。 
 ヘレンは、夫だけでなく姑であるリンリーママもシカト。いくらハートブレイキング中でも、人間としていかがなものかと思うよ。こんな女がプロファイラーだなんて、納得できん!

⑦「貴族院の闇」
 男の死体がテムズ川で発見される。貴族院のドアマンだった被害者の身辺を捜査するリンリー警部とヘイバース。事件の背後には、政治家と大企業の黒いつながりが...
 今回は、犯人は分かったものの解決できないという苦い結末に。リンリー警部、さぞや無念なことでしょう。
 ヘイ子ったら、今回は妙にノーテンキでしたよねえ。流行?の婚活してるし。ボーイハントに余念がないヘイ子にイラっ&ちょっと寂しい、なリンリー警部が可愛かったです。
 貴族院内部も興味深かったです。イギリスの政治システムについて知識があれば、もっと楽しめたかも。テムズ川からの景色、国会議事堂の壮麗さ、街並みetc.ロンドン、また行ってみたくなりました。
 
⑧「盗まれたページ」
 コンテナの冷凍庫から、アラブ人男性の他殺死体が発見される。捜査するリンリー警部とヘイバースは、貴重なイスラム古文書の闇取引が事件に関わっているのではないかと睨むが...
 リンリー警部、しょっぱなからイライラ&カリカリ。まるで生理中の女みたいです。そんなことは慣れっこになってるヘイ子、上司を軽~くあしらっちゃってます。
 それにしてもリンリー警部が、こんなにダメ&ヘボ刑事になっちゃうなんて。捜査も失態やミス連発。挙句の果てには、逮捕されちゃった~ヘイ子も視聴者も唖然ボー然...
 回を追うごとに、元々は貴族の坊ちゃんという素の部分が、どうにもこうにも制御不能になってしまってるみたいなリンリー警部。もう容疑者にも上司にも同僚にも、平気でムキになって噛み付くし。それって前はヘイ子の役目だったのに。今ではヘイ子が間に入って調停や仲裁するようになっちゃってるし。
 それにしても。リンリー警部ってホント、気分屋のボンボンだよなあと呆れることが多くなった。機嫌の良い時と悪い時、ギャップありすぎ。自分は新カノのクリスティーンといい感じでヘラヘラしてるくせに、ヘイ子の婚活にはイラ&ムカ。君はデートのエキスパートだもんな~なんてイヤミ言ったり。おまえは子供か!
 すっかり寂しがり屋の甘えん坊と化してしまってるリンリー警部。悪妻ヘレンやクリスティーンとうまくいかず、真夜中にションボリとヘイ子の部屋に。おいおい~いちおうヘイ子は独身女性だぞ。ほんと彼にとってはヘイ子って女じゃないんですね。帰りたくない~と警部はヘイ子の部屋に泊まっちゃうけど、もちろんナニゴトもなし。ちょっと安心。やっぱリンリー警部とヘイ子は、男と女ではなく相棒のままでいてほしいもんね。
 第2シリーズは、これにて終了。リンリー警部、どーなっちゃうんでしょう。前のヘイバースみたいに降格になって、制服警官に?!リンリー警部の制服姿、見てみたいけど♪第3シリーズ、早く放送してくれ~!
 
 Sir!いいかげん私生活を落ち着かせて、以前のような優しい笑顔を取り戻して下さいね!それと、私の婚活を邪魔しないで下さい by ヘイバース
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珈琲王子⑥~⑪シュガー入れすぎ恋愛

2009-07-09 | 韓国のドラマ
 コン・ユ主演の「コーヒープリンス1号店」第6話から11話まで観ただよ...

☆それが仕事中の態度?
 客が見えるところでアイス食ってるホン社長。客がいるのに長々とふざけ合ってるウンチャンやミニョプ。サービス業とは思えぬ不真面目さだよなあ。韓ドラって、こーいうシーン多いのが気になる。
☆ボカシ
 このドラマに限らず韓ドラ、TVの画面や着てるTシャツの柄までボカシを入れるのって、何とかならないのかなあ。見苦しすぎる。
☆不適切な身なり
 ハンギョルのハルモニが入院。ハンソンとお見舞いに来たユジュ、絶滅したはずのジュリアナ東京お立ち台ギャル、みたいなファッションに唖然。
☆裏に連行
 何かといえば、すぐにウンチャンを店の裏に引っ張ってくハンギョル。これも少女漫画好きな乙女の萌えツボを突いてますよね。私も怒ったコンたんに、来いっ!と無理やり校舎や体育館の裏へ連れてかれたい~
☆サイコドクター
 精神科医に診てもらうハンギョルですが、先生のほうが危なくて笑えた。

↑この3人が隠し味的存在なんですが、いまいち巧く使えてない気もする。ハンソン&ユジュの話なんて不必要だし面白くないので、それを削ってこの3人をもっと活かしてほしいんだよなあ~
 
 ↑それにしてもハリム、可愛いですよねえ(キム・ドンウクくん、今後も要チェキ!)。こんな男子イルボンにもいそうだけど、ドラマや映画で見られないのが不思議...
☆それでも大人?
 ウンチャンにキスしてしまうハンソン。以来、狼狽のあまりウンチャンを無視!キスやり逃げかよ~ウンチャンをシカトしたまま、ユジュと旅行へ。二人とも、そのまま帰ってこなくていいよ!いや、帰ってくんな!
☆コンサート
 宣伝のため店で音楽会を開くことに。でも、幼稚でくだらない内容。あんなんじゃ、フツー盛り上がらないよ。客は女ばっかだったし、いっそのことハンギョル、ミニョプ、ハリム、ソンギがストリップすれば良かったのに。そーなると、誰のパンツにオヒネリ入れるか迷いますね~
☆ハンギョルって...
 ウンチャンが好きだー!でもやっぱダメだ~いや、それでも好きだー!おっと、傷ついちゃった、嫌いだー!でもでも~、の繰り返し。イライラする。子供っぽくてナイーブすぎ。いくら真性お坊ちゃまでもねえ。騙ってたほうもいかがなものかですが、気づかなかったほうも相当アホだと思う。あれだけベタベタしてたら、フツー気づくよなあ。
☆ハリム激怒
 ウンチャンが女だと知り、別人のように冷たく刺々しくなるハリム。この子、やっぱ女が嫌いなんだな(としか思えない!)。
★総括
 うう~ん。始めの頃は楽しかったけど、だんだんバカバカしさのほうが強まってきて...ウンチャンが男のフリを続けることに、かなり無理や強引さを感じる。別にバレてもいいじゃん?と思わずにはいられないんだよなあ。あと、ハンソン&ユジュのパートが気持ち悪すぎる...
 ていうか、最近ますますスウィーツ系を受けつけない体質になってる私が悪い...
 コンたんが、中盤からまったく脱がなくなったのも減点♪
 
 ↑コンたん、軍隊で磨いた男ぶりを活かせる作品でカムバックしてね
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あなたを忘れても愛は

2009-07-08 | 北米映画 08~14
 ちょっと聞いてヨ!思いっきり生ネット(みのもんたに思いっきり生電話できたらいいのですが...)!
 めでたくウェディングを挙げることになったmy sister M子ですが...マリッジブルーはM子よりも、なぜかmy motherのほうが深刻みたいで...
 昨夜もM子から相談電話がかかってきて...旦那さんのご両親が、一人息子の結婚式なのに20万円しか出せないとか。遠方にいる旦那さんの友達の交通費は、なぜかこっちが出さなければならなくなったとか。挙句は、旦那さんのお母さんの着付け代も、どさくさにまぎれてこっちが支払うことになってしまっているとか。
 うう~ん。何ともはや。きっちりしなきゃいけない!とは思っても、お金のことはなかなか強く言えないですよねえ。それにしても旦那さんのご両親、スゴい人たちですよねえ。何か怖い...でも、いちばん???なのはやっぱ、ご両親に何も言わない旦那さんだよなあ。どういうつもりなんだろう?
 こーいう場合、どうするべきなのでしょうか。波風立てぬようやり過ごすべきか?先のことを考えて、言うべきことは言ったほうが良いのか?
 それにしても。こんなに世知辛くイヤらしい悩みが噴出だなんて。結婚式なんかするもんじゃないなあ、と私は痛感中です♪

 「アウェイ・フロム・ハー 君を想う」
 去年のアカデミー賞でジュリー・クリスティが主演女優賞にノミネートされた、女優サラ・ポリーの監督デビュー作。
 長年連れ添った妻フィオーナがアルツハイマー病に侵され、夫のグラントは彼女を介護ホームへ。フィオーナはグラントのことを忘れ、同じ入居者のオーブリーと恋人同士のように睦まじくなる。苦悩の末、グラントは妻の幸せのために彼女とオーブリーの恋を見守ろうとするが...
 他人事ではないアルツハイマーの恐怖。身につまされます。忘れてしまうほうも忘れられてしまうほうも悲劇。うちの婆さまもすっかり恍惚の人なので、あんなにキレイで賢かった人がこんなありさまに...と、無残な人生の最終章に戦慄を禁じえません。
 この映画は、アルツハイマーを社会問題的に提議したり、ベタベタしいお涙ちょうだいに仕立てたりしておらず、とても淡々と幻想的ともいえるムードと映像で、夫婦がたどり着いてしまった悲しい愛を描いています。自分を忘れ、違う男に恋してしまった妻。まさに、あなたな~らどうする~♪です。グラントが最終的に選んだ道は、え~!?でもまあ、男ってやっぱこうなんだろうな~とワタシ的には、おいおい&同情、みたいな感じでしたが。
 フィオーナみたいに美しくて知的で優しい女性が、あんな状態になるってホント悲劇。身も心も無残悲惨になってしまうけど、天性の美点のような麗しさは損なわない彼女に安心。それだけは奪わないでいてくれる神様に感謝。美しい魂や愛は、記憶や肉体のように朽ちないと信じたいです。
 グラントのフィオーナへの深い愛と献身が痛ましい。でも、老人になっても男女の愛が枯れないって、何だか怖いと思った。苦しみから死ぬまで逃れられないようで...痴呆のフィオーナでさえ、愛だけは忘れられずに苦しんでたのも悲痛でした。あんた誰?な男になったはずのグラントに、ウザいっ嫌っと抵抗を示しながらも、混乱し悲しそうに涙を流すフィオーナが可哀相だった。頭は忘れても、心は忘れてないんだなあ。きれいさっぱり忘却できたら、悲しいけどどんなに楽だろう。
 アルツハイマーって、ついさっきのことは忘れても、昔のことは覚えてるみたいですね。フィオーナも、若い頃にグラントの女癖の悪さに苦しめられたことは忘れなかったし。うちの婆さまも、さっきゴハン食べたことは忘れても、満州にいたことは覚えてるし。
 フィオーナ役のジュリー・クリスティが、評判通り素晴らしかったです。
 
 「ドクトル・ジバゴ」のラーラも、すっかりお婆さんに...でも、すごく美しい老婦人です。映画の始めの頃は、とても痴呆症患者には見えないほど、理知的で颯爽としてて素敵だし。ボケ方もどこか可愛らしく演じて、ありがちな湿っぽさや暗さがなかったのも良かった。セーターとか帽子がオシャレでした。
 グラント役のゴードン・ヴィンセントも好演。どちらかといえば、彼が主役かも。ちょっと浅野忠信に似てる?
 ホームの優しい看護婦さんも印象的でした。彼女がグラントに言う『人生は悪くなかった、と思うのは男。女は...』という台詞が辛らつで悲しかった。
 設備も環境も完璧で、職員たちも明るく親身な介護ホームですが...ここに来たら終わりだな、という絶望感はスゴかった。
 舞台となったカナダの自然が、ほんと美しかった。白い雪が優しく重くて...
 私がフィオーナなら...まだ理性が残ってるうちに、あの寒く美しい雪の中で睡眠薬を飲んで、静かに凍死するかも...
 
 
 
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だめ・・・コワレちゃう

2009-07-07 | イギリス、アイルランド映画
 twinkle twinkle little star~how I wonder what you are~♪
 今夜は七夕ですね!皆様は五色の短冊にwhat do you wish on?私は例年通り、宝くじ大当たり!いい男と恋愛!ではなく、愛する人の健康と幸せ、世界平和を祈願しました...Am I a hypocrite?皆様の願いが叶うこともI wish!
 でも、どんより曇り空。今年もmilky wayは、織姫と彦星の逢瀬を阻むことになりそうですね。私は天の川より、暑さで三途の川を渡ってしまいそうです♪

 「反撥」
 名匠ロマン・ポランスキー監督の初英語作品であるサイコスリラー。
 エステサロンに勤めるキャロルは、姉と二人暮らし。内向的で潔癖症な彼女は、言い寄ってくる青年や姉の不倫相手への恐怖感や嫌悪感で情緒不安定気味。姉が恋人と旅行に出かけてしまい、独り部屋に残されたキャロルの心は、恐ろしい妄執に蝕まれて...
 グロテスクでショッキングな映画です。ポランスキー監督といえばの、神経症ちっくな不安と暗い不条理、が充満してます。薄気味悪くて鬱々しいけど、見入ってしまう面白さが。巧みな演出や独特のシーンなどに、ポランスキー監督の才気を感じ取ることができます。
 シンバルや太鼓のBGM(それを弾きながら街路を歩く3人組の姿が、何か不吉)とか、教会の鐘の音とか。いきなり鏡に映る(けど、はっきり見せない)男の影とか。鍵をかけたドアの向こうの足音&人影とか。いきなりバリバリッと音を立てて起こる壁の亀裂とか。目に耳に入ってくるものが、じわじわ&いきなりビビらせてくれます。モンスターとか殺人鬼とは、また違った恐怖。腐ったウザギの肉やジャガイモ、水があふれたバスタブ、剃刀etc.何かヤバそうなことが~と、来たるべき戦慄の展開を予想させる小道具の使い方も印象的。壁の中から無数の手が出てきたり、キャロルがムサ苦しい男に犯されたり(ここだけ無声状態なのが怖い)な妄想シーンなんか、芸術的ともえいる異様さです。
 この映画最大の見所は何と言っても、若きカトリーヌ・ドヌーヴの大怪演に尽きるでしょう。
 
 当時22歳ぐらい?フランス人形のようなカトリーヌちゃんが、驚愕のブッコワレ!その狂いっぷりに唖然となります。開ききった瞳孔といいゾンビのような歩き方といい、ヤバすぎ~!内気なネクラちゃんが、狂気の引きこもり娘に進化?し、大暴走。独りでおかしな妄想してればいいものを、部屋に入ってきた男たちを次々と血祭りにあげちゃうんだもん男の頭にトンカチ?を振り下ろしてる時の顔!男を剃刀でメッタ切りにしてる時の顔!こ、怖い~!まだ半狂いの時、職場で客のネイルしてるシーンが、いちばん怖かったかも。絶対ヤバいことするだろうなあ、と恐れてた通りギャー!!ひ~!あんなエステティシャン、絶対イヤー!顔をボリボリ掻く時の様子とか、口紅を塗ってベッドに入ってニヤニヤしてる顔とか、ほんと病んでる~って感じです。病的すぎて、ほとんどお笑い?な域にも達してるかも。姉の不倫相手を汚物のように見なして忌避してるくせに、彼の脱ぎ捨ててた下着を恐る恐る拾ってクンクン嗅いでオエ~!とゲロ吐いたりとか。妄想のレイプ魔が出てくるタイミングとか。これって笑いを狙ってる?みたいだった。
 ブッコワレ娘キャロルを、演技が巧いだけの女優が演じてたら、ここまでデンジャラスじゃなかったはず。最近の人気女優みたいにちょっとキレイな女、なんかではない、完全無欠の超美女カトリーヌ・ドヌーヴだからこそ、恐怖が倍増したのかも。ほんと、よーやるよ!と呆れるほどの怪演です。若い頃の彼女の美貌も圧巻。英語の台詞を喋るボソボソか弱い彼女の声が可愛かった。
 あと、モノクロがすごく効果的だった。カラーだと、あの不気味さは出なかったと思います。
 
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エアシティ⑫~最終回 愛はジェットストリーム

2009-07-06 | 韓国のドラマ
 「エア・シティ」第12話から最終話まで観ただべさ...

☆大人の男の余裕
 ついジソンに対してジェラシー丸出ししちゃうハジュンくん。そんなコドモみたいな彼に、俺に構わずガンガン(ドギョンに)押せよ!と、オトナなジソンは余裕のよっちゃん。カッコいいけど、かなりハジュンをバカにしてますよねえ。もうちょっとハジュンくんのこと、ライバル視してあげてよ~
☆衝撃!監視カメラが捕らえた禁断の映像
 すっかりラブラブ状態のジソン&ドギョンは、空港内でもお手てつないでラララ~♪そんなバカップルを、監視カメラで見てるハジュンくん。これはお笑いシーンですよね?笑ってもいいんですよね?
☆ヒョンビンもビツクリ
 アメリカから強制送還になった元ギャングの少年ソヌ。ん?どっかで見たことある子だな。あ!「雪の女王」のジョンギじゃね?黄泉がえって仁川空港に出現!顔がキツくなった石川遼くんみたい。韓国の男子のごたぶんにもれず、彼もガタイがいいですねえ。キックで足があんなに上がるのも、韓国男優ならではですね。
☆スマイル for me
 容疑者を捕らえた警備長に、ハジュンがグゥ~by エドはるみ(←死語?)。それに答える警備長の笑顔が、うきゃーめっちゃ爽やかで素敵~

 ↑地味イケメンな警備長。涼しげな制服が長身にジャストフィット。もっと出番と活躍シーンがあればよかったのになあ
☆不治の病
 女医(ジソンの元カノ)が発病!ガンだった...あ~あ、やっぱ出たな。お涙ちょうだいな病気ネタ。韓ドラのお約束とはいえ...これしかドラマへの味付け方法がないのかよ、と興ざめ。それはそうと病魔に倒れるのは、チェジウの十八番なのにね。今回は彼女、ピンピンしてましたね。涙の女王にしては、あんまし泣かなかったし。
 元カノの病苦が原因で、ジソンがドギョンと別れることにしたのも、描写不足すぎて唐突感は否めなかった。
☆出国禁止!
 黙って去ろうとするジソン。怒ったハジュンは、ジソンの乗った飛行機を停めちゃう!ええ~!そんなことしていいの?!ドギョンのためとはいえ、究極の公私混同だよなあ。おかげで別れの挨拶はできたドギョンとジソンですが、その間わけもわからず待たされてる他の乗客にとっては、迷惑もいいところですよねえ。
★総括
 空港内で起こる事件やトラブルを解決する話は、結構おもしろかったです。それをマニアックなまでに描くドラマにしてたら、カルトな人気を得られたかもしれないと思った。でも、仁川空港PRな内容に終始してただけだった。低空飛行ドラマ?
 恋愛部分は、もっと薄っぺらだった。いっそ排除したほうが良かったのでは。
 イ・ジョンジェがカッコよかったので、彼のファン以外にも魅力をアピールするドラマを作れなかったのが残念です。まったく脱がなかったなど、ジョンジェのやる気のなさも、ドラマが上昇気流に乗れなかった敗因のひとつだったのかもしれませんね。
 
 さあ、韓ドラ完観恒例、イルボン理想妄想リメイク、イってみよ~♪
 
 ドギョン・・・鈴木京香
 ジソン・・・仲村トオル
 ハジュン・・・小澤征悦
 女医・・・夏川結衣
      ・
 ドギョンの妹・・・瀬戸朝香
 部長・・・寺脇康文
 ジソンの後輩・・・原田龍二
   〃   ・・・須藤理沙
 ドギョンの部下・・・なだぎ武
   〃    ・・・友近
   〃    ・・・長谷川朝晴
 カートおじさん・・・六平直政
 清掃おばさん・・・岡本麗 
 警備長・・・海東健
      ・
 香港の悪人・・・山田純大
 その部下・・・スズキジュンペイ
 強盗団の首領・・・宮内敦士
 その部下A・・・鳥羽潤
 その部下B・・・金児憲史
 ネオ航空の副社長・・・平岳大
 ソヌ・・・石垣佑磨
      ・
 局長・・・中村梅雀
 社長・・・北大路欣也(特別出演)

 こんなん出ましたけどぉ~?
 オリジナルよりも主役の年齢を上げて、アダルティな内容に。
 事件を起こす悪役陣は、私の好きな非大物地味系男前で。
 
 現在「グッバイ・ソロ」と「コーヒープリンス1号店」継続視聴中。しばらく韓ドラは、この2本に集中します♪
  
 ジョンジェの新ドラ「トリプル」も楽しみですね♪

 
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YO!Never let your dream die

2009-07-05 | 北米映画 00~07
 my sister M子が、めでたく結婚ついでにご懐妊
 入籍は先月すませて、挙式も今月末にあげる運びとなったのですが。赤の他人同士だった、何の共通点もない家族同士が突然親戚になるのって、ほんと気軽なことではないのですね。M子夫婦には死んでも言えない愚痴、my motherから散々聞かされる役目を、私が仰せつかってます
 それにしても結婚式って、ちっともハッピーなイベントじゃないよなあ。やらねばならない負担の大きい仕事、みたいな感じです。兄やM子のように、私はそんなことさせないから安心してね♪な私こそ、最も親不孝な子でしょうか...
 ちなみに出産は、年末の予定。にぎやかなお正月になりそう♪赤ちゃんだけならいいのに~と、my motherが婆さまのオシメを替えながら苦笑してました私はただただ、M子さんと旦那さんと子供が末永く幸せに、お願いだから子供連れて実家に戻ってくるような事態にだけは~!と祈るばかりです♪

 「ハッスル&フロウ」
 「クラッシュ」や「アイアンマン」などでの好演&イケメンぶりが忘れがたい黒人俳優テレンス・ハワードが、アカデミー主演男優賞にノミネートされた作品。
 ポン引き兼ドラッグ売人のDジェイは、音楽への夢を捨てきれずにいた。地元出身の人気ラッパーが町に戻ってくると知ったDジェイは、旧友や娼婦たちの協力を得てデモテープを製作することに...
 しがない生活に埋没してた男が、諦めかけてた夢を叶えるために全てを賭ける、というストーリーじたいは、ありきたりです。Dジェイの決死ぶりや、彼を助ける人々の体を張った献身ぶりが、凄絶で悲痛で観ていて気分が重くなります。お気楽で爽快なサクセスものとは違います。夢を追うためには大きな覚悟が必要で、大きな犠牲を払わねばならないんだなあ。
 ハッスル、とは裏稼業のこと。Dジェイと娼婦たちの仕事&生活が...何があっても、あそこまで堕ちたくないと怖くなった。女に体売らせて金を取るなんて、世界で最も汚い仕事だと思う。高価なマイクが欲しいから、自分のことを愛してる娼婦に命じて店の爺とファックさせるなんて、最低最悪野郎なDジェイ。愛や夢って、人間を貶めることもあるんですね。悲惨で痛ましいけど、娼婦たちはみんなタフでクールなのが、せめてもの救い。
 Dジェイは、ほんと最低な女衒なんだけど、心の芯には汚れきってない少年のような純真さと優しさがあって、娼婦たちが彼を慕い支えずにはいられないのも理解できる。最低と最高は紙一重、な魅力がDジェイにはあります。でもやっぱ、いくらいい男でも下賎は愛したくないなあ。泥にまみれても愛し抜く精神力と体力なんて、私にはないだろうし...
 Dジェイと仲間たちが魂を込めて音楽を作る流れ(フロウ)が、なかなか感動的です。ラップとか黒人音楽とかあまり興味がないのですが、Dジェイの歌には聞き惚れてしまった。この映画のサントラ、欲しいかも。それにしても、アメリカのヒップホップの歌詞って、過激というかオゲレツというか。娼婦と女衒とドラッグを描いたDジェイの歌なんか、とても日本の歌番組では歌えません
 
 Dジェイ役のテレンス・ハワードが、めっちゃ男前~
 すごい演技!とか熱演!とかじゃなくて、思わず見惚れてしまうような表情をするんですよねえ。オーバーな感情表現ではなく、すごくナチュラルかつエモーショナルに。焦燥とか落胆、苛立ってる顔とか、何とも言えない愁いと色気があってドキ&胸キュン。特に↑画像、教会でコーラスを聞いてるシーンのテレンス、ジワワ~と潤んでゆく瞳の美しさときたら!
 演技も歌も素晴らしかったけど、やっぱテレンスはルックスが一緒に出てる黒人男優たちとは、ぜんぜん違うもんね顔が。ほんと美男(ていうか、可愛い?)。タンクトップ姿もセクシイ。ムッチリしてて、汗に湿った肌が艶っぽい。ワタシ的にはテレンス・ハワードが今、デンゼル・ワシントンとウィル・スミスを抑えた黒人男前No.1かも。
 
 ↑テレンス・ハワード、アイアンマン2降板!ガーンWHY~?!ちゃんと出ろYO!
コメント (2)
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秘めたままでいられたら・・・

2009-07-01 | 欧米のドラマ
 引き続きジェレミー・レニエ主演作、フランスのTV映画「Un amour à taire」を観ました。英題は“A Love to Hide”です。
 ナチスドイツの影が忍び寄るパリ。ユダヤ人のサラは家族を殺され、幼なじみであるジャンに助けを求める。優しいジャンをサラは愛していたが、彼にはフィリップという男の恋人がいた...
 ユダヤ人だけではなく、同性愛者の受難も目を覆いたくなるような惨さで描かれています。拉致同然に捕まって警察で拷問、強制収容所に送られるジャン。そこではもう死んだほうがマシ、な悪夢が。停まった列車から誤って落ちただけで射殺。強制労働中にマラソンを命じられ、ちょっとコケただけで射殺。あげくは、病気で働けなくなった途端に裸にされて袋を被されて、火炎放射器で生きたまま焼殺!まさに地獄絵図。こんなことがホントにあったなんて、信じたくない。人間が人間にやったことだなんて、信じたくない。ジャンには殺されるよりも残酷な運命が...同性愛は病気!と、ロボトミー手術を施され廃人同様に。非道い!酷すぎる!
 戦争が終わっても、経験した地獄の苦しみと悲しみは決して癒えないだろうなあ。ユダヤ人狩り、同性愛者狩りに加担した人々を、戦争だったから仕方ない、と簡単に許すこともできないだろうし。収容所でユダヤ人や同性愛者を、笑いながら虫けらのように虐殺した鬼畜の中には、きっと罪を問われないでヌケヌケと生きた奴らもいたことでしょう。どんな心で余生を送ったのだろう。人間を悪魔にしてしまった時代に、あらためて戦慄を覚えます。

 ノーテンキでミーハーなYAOI気分で観るには、いささかヘヴィな作品でした。それに、お目当てのBLは、期待してたほど濃厚じゃなかった。かなり早い段階で、ジャンとフィリップは引き裂かれちゃうし。中盤からは、サラとジャンの弟ジャックがメインになっちゃうし。
 同性愛が認知されてる今と違って、あの時代あの街でBLなんて、すごく勇気が要ることだったんだろうなあ。秘めたる愛にしては、結構大胆にベタベタイチャイチャしてたジャン&フィリップでしたが。アングラなゲイパーティとか興味深かった。
 ジャン、フィリップ、サラ、ジャックの四角関係が、なかなかディープで激しくて、さすがは恋愛至上主義なフランス人。嫉妬や痴話喧嘩、迫り方が肉食系というか。恋愛面では、サラが可哀相だったなあ。女がゲイを愛したら、やっぱ悲劇ですよ。ジャックも哀れだったなあ。兄を密告してしまったことへの苦悩、サラへの報われない愛が痛ましく切なかった。
 
 ↑拷問される裸のジェレミー。悲惨すぎて、萌え不可能...
 ジャン役のジェレミー・レニエ、今まで見た中で一番カッコカワイかったかも。きれいな金髪に触ってみたい。天使のように優しい彼が、これでもか!と酷い目に遭いズタズタボロボロになる姿は、ほんと正視に耐えない。フィリップ役の濃い男前ブリュノ・トデスキーニとはキスしまくりですが、ドキ!な濡れ場とかはなし。キックボクシングするジェレミーが可愛かった。ダルデンヌ監督作品とか、ドブネズミな浮浪児っぽいイメージのジェレミーですが、この作品では裕福な商人の息子役なので、品よくコザッパリしてます。
 ジャンの弟ジャック役の男優も、わりとイケメンでした。ビバヒルとかプリズンブレイクとかアメリカのドラマに出てきそうな男子だった。すごいマッチョだった。
 
 ジェレミーの新作は、ギャスパー・ウリエル競演の英語作品“The Vintner's Luck”。ウリ坊とのイケメン対決、楽しみですね♪
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