我、再び駆ける。

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ひょうご矯正展に行ってきました。

2011年11月11日 | 日常の出来事
ご紹介するのが遅くなりましたが、6日の日曜日は「ひょうご矯正展」に行ってきました。矯正展とは、刑務所の受刑者の方々が作った作品(製品)を販売する展示会です。
明石市の大久保町には神戸刑務所というのがあり、主に傷害や殺人罪の方が入所している刑務所ですが、矯正展では神戸刑務所だけではなく、全国の刑務所で作った作品(製品)を販売する展示会ですね。



この矯正展は人気の展示会です。何せ何でも安いので、かなり遠方の方も買いに来られます。下の写真のようにオープンの10時には、販売ブースはすでに黒山の人だかりです。






人気商品は紳士靴でしょうか。写真はありませんが、木工製品(タンスなど)はスグに売り切れてしまいます。






さて、多くの方が気になる「塀の中の世界」ですが、今回は見学することができました。下の写真が見学コースの入口ですが、携帯・カメラ・タバコは一つのビニール袋に入れ、内部は撮影禁止です。



見学コースは主に作業所でした。木工加工や靴の製造所、それに自動車整備工場でした(その昔、愛車を車検に出したことがあります)。写真が無いのは残念ですが、基本的に普通の作業所と同じです。
ただ「私語の厳禁」などの貼紙がありました。作業中は受刑者同志の会話は不可です。またトイレはガラス張りで、用を済ましている時も監視されています。
受刑者の個室もチラリと見えましたが、見学コースには刑務官の方が何人も立たれるなど見学者も監視状態です。あまりジロジロ見ると注意されそうな雰囲気でした。

見学コースを出ると、本館内部には独居房のレイアウトが紹介されていました。TVが置かれるなど、刑期を終える前の受刑者の独居房のようです。それでも3畳一間という狭いスペースですね。トイレもオープンです。



場内には資料館もありましたので見学しました。写真は明治時代初期の牢屋です。間柱が12cm角ということは5寸柱でしょうか。まるで時代劇に登場する牢屋と同じですね。
説明文の写真をよくお読みいただければ、受刑者は常に正座を強いられたと記されています。他にも照明やトイレについても記されていますので、興味のある方はお読みくださいませ。









今回購入したのは、焼杉と置台と函館刑務所のロゴ入小物入れです。






置台には前回紹介した陶器市で購入した、美濃焼の「福カメ」を置いています。小物入れは藍染の作品ですが、レトロな感じが気に入って購入しました。
コメント (6)
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