ハワード・ヒューズが自ら監督した1930年の映画「地獄の天使」を見ました。ハワード・ヒューズといえば、大富豪で、飛行機好き、カーレース好き、映画好きで、映画は好きがこうじてとうとう自分で監督するようになってしまった、という人物で、晩年は謎につつまれています。映画を撮っている間はいろんな女優とも浮き名を流し、サミュエル・フラー監督の傑作「拾った女」でヒロインを演じたジーン・ピータースと結婚までした許せない御仁です。
その彼のデビュー映画ですが、はっきり言って人物描写は紋切り型でつまらないのですが、戦争場面になると俄然面白くなっていました。空中戦、地上での爆弾の爆発、特に飛行機から撮られた地上での爆発シーンは、この映画で初めて撮られたのではないでしょうか?
あと面白かったのは、基本的にモノクロ映画なのですが、決闘シーンとか、飛行船の爆破シーン、巡回飛行シーン、爆撃シーンなど、緊張感が高まるシーンはすべて青く着色されていて、またパーティーのシーンだけフルカラーでした。これは女優ジーン・ハーロウを売り出すため、彼女の金髪を強調するのにカラーが必要だったと聞いたような気がします。
今月末、WOWOWでハワード・ヒューズの伝記映画で去年アカデミー賞候補になったスコセッシ監督の「アビエイター」があるので、その前に本物のハワード・ヒューズの映画を見ておこうと思って見たのですが、わりに普通の映画でした。
その彼のデビュー映画ですが、はっきり言って人物描写は紋切り型でつまらないのですが、戦争場面になると俄然面白くなっていました。空中戦、地上での爆弾の爆発、特に飛行機から撮られた地上での爆発シーンは、この映画で初めて撮られたのではないでしょうか?
あと面白かったのは、基本的にモノクロ映画なのですが、決闘シーンとか、飛行船の爆破シーン、巡回飛行シーン、爆撃シーンなど、緊張感が高まるシーンはすべて青く着色されていて、またパーティーのシーンだけフルカラーでした。これは女優ジーン・ハーロウを売り出すため、彼女の金髪を強調するのにカラーが必要だったと聞いたような気がします。
今月末、WOWOWでハワード・ヒューズの伝記映画で去年アカデミー賞候補になったスコセッシ監督の「アビエイター」があるので、その前に本物のハワード・ヒューズの映画を見ておこうと思って見たのですが、わりに普通の映画でした。