パリーグ・クライマックスシリーズ第2ステージ第2戦、第3戦は、どちらもロッテが自らのミスから落とし、ソフトバンク圧倒的優位となりました。MLBアリーグ優勝決定戦第1戦も地区シリーズではあれだけ勢いのあったレンジャーズが自滅してヤンキースの逆転勝ち。セリーグ・クライマックスシリーズ第1ステージ第1戦は阪神の力負けといった感じでした。とりあえず、阪神の巻き返しを願っています。
さて、イエジー・スコリモフスキ監督の'66年作品『バリエラ』をシアター・イメージフォーラムで見ました。
大学生の男は仲間との賭けに勝って豚の貯金箱の金を手に入れ、学生寮を出、架空の結婚を報告するために翌日、老人ホームの父を訪ねます。夜の市電で若い女性の運転手と知り合い、彼女を誘って高給レストランに食事に出かけ、寮の仲間たちも呼びます。客は自分たちだけで、「女たち」というタブロイド版を売る男からそれを買った大学生はそれで兜を折り頭に被ると、男はそれを兜として全て売り切ったと言い、レストランにはタブロイド版の兜を被った男女の客で溢れ返ります。やがて壮年の客たちは愛国の歌を合唱し始め、そんな中でタブロイド版を売っていた男はシャンパンの瓶を開けると、そのショックで倒れてしまい、救急車で病院に運んで行かれます。彼のことを父だと言う市電の運転手の女性は病院に駆けつけます。翌日、大学生と彼女はスキーのジャンプ台に登って、大学生はそこから滑り降りて落下します。若い女性は大学生と一旦別れ、再び彼と会うために同僚たちに勤務を替わってもらいたいと頼みますが、頼みを聞いてくれる同僚はありません。夜の勤務に付く彼女。彼女は市電を止めて群集とともに走り始めると、父が担架に乗せられて運ばれていきます。結局また市電に戻り、雨の中市電を走らせ始めますが、フロントガラスに大学生がふいに現れ、彼女に笑顔が戻るのでした。
フェリーニ映画のように夢幻的なイメージが次々に現れ、楽しめました。特に雪のないスキーのジャンプ台を旅行カバンに跨がって突然滑り降りて行くのには度胆を抜かれました。この作品も画面の面白さで魅せてくれる映画です。オススメです。
さて、イエジー・スコリモフスキ監督の'66年作品『バリエラ』をシアター・イメージフォーラムで見ました。
大学生の男は仲間との賭けに勝って豚の貯金箱の金を手に入れ、学生寮を出、架空の結婚を報告するために翌日、老人ホームの父を訪ねます。夜の市電で若い女性の運転手と知り合い、彼女を誘って高給レストランに食事に出かけ、寮の仲間たちも呼びます。客は自分たちだけで、「女たち」というタブロイド版を売る男からそれを買った大学生はそれで兜を折り頭に被ると、男はそれを兜として全て売り切ったと言い、レストランにはタブロイド版の兜を被った男女の客で溢れ返ります。やがて壮年の客たちは愛国の歌を合唱し始め、そんな中でタブロイド版を売っていた男はシャンパンの瓶を開けると、そのショックで倒れてしまい、救急車で病院に運んで行かれます。彼のことを父だと言う市電の運転手の女性は病院に駆けつけます。翌日、大学生と彼女はスキーのジャンプ台に登って、大学生はそこから滑り降りて落下します。若い女性は大学生と一旦別れ、再び彼と会うために同僚たちに勤務を替わってもらいたいと頼みますが、頼みを聞いてくれる同僚はありません。夜の勤務に付く彼女。彼女は市電を止めて群集とともに走り始めると、父が担架に乗せられて運ばれていきます。結局また市電に戻り、雨の中市電を走らせ始めますが、フロントガラスに大学生がふいに現れ、彼女に笑顔が戻るのでした。
フェリーニ映画のように夢幻的なイメージが次々に現れ、楽しめました。特に雪のないスキーのジャンプ台を旅行カバンに跨がって突然滑り降りて行くのには度胆を抜かれました。この作品も画面の面白さで魅せてくれる映画です。オススメです。