「大閲兵」を池袋の文芸坐で見て以来、見続けているチェン・カイコー監督の'05年作品「PROMISE」をテレビ朝日で見ました。
少女時代のチンチャン。ボロを来て、戦死者の手から食べ物を盗んで生き延びていますが、食べ物を水中に落とすと現れた女神が、食べ物を返してくれ、永遠の愛を得られなければ、最高の物が将来手に入ることを約束してくれます。
20年後の馬蹄谷。囮として多くの奴隷を従えたカンミン将軍(真田広之)と蛮族の戦いが始まり、奴隷に牛の群れが突っ込みます。逃げようとする奴隷は味方に殺され、奴隷の1人クンルン(チャン・ドンゴン)は牛の群れを逆走させ、その機に将軍は突撃し、蛮族を倒します。将軍はクンルンに自分の奴隷になるように言い、2人は助けを求めている王を救いに行きますが、森の中で迷子になり、また女神が現れ、行っても無駄だと言います。将軍は王を助けられない代わりに永遠に勝ち続けることを約束されますが、愛の涙を流せば、これから一生勝利はない、と言われます。そこへウーファン侯爵の送った刺客クイランが襲って来ます。侯爵は王の娘のチンチャン王妃を求めますが、将軍になりすましたクンルンは王を殺し、王妃を奪います。
追って来た侯爵はクンルンを追い詰め、谷に身を投げれば王妃を自由にすると言い、クンルンは谷に飛び込みます。侯爵は約束を守らず、王妃を捉えます。将軍は蛮族に捕らえられますが、また女神が現れ、赤い鎧を人に与えれば、王妃の愛が得られる、と言います。将軍は生きて帰ったクンルンから赤い鎧を返してもらい、クンルンは王妃を救い出します。侯爵の妨害にもかかわらず、クンルンから将軍は王妃を奪い、逃げます。クンルンは侯爵に捕らえられ、侯爵は将軍が王を殺したという噂を流します。その真相を知る者を侯爵は皆殺しにし、クンルンを殺すため刺客のクイランを残しますが、以前クンルンと同じ村に住んでいたクイランはクンルンを逃がします。
クンルンは将軍のもとに戻り、王妃は将軍のもとを去ります。日没までに王妃を帰すため、将軍を背に乗せてクンルンは王妃を追いかけ、王妃はその行動に感動し、自分が将軍のものになることを誓います。クンルンは故郷に帰ろうとしますが、5年前の故郷が見え、侯爵は走るのが速くなる黒いマントを受け取る者を募り、誰も手を挙げようとしないのを見て、クンルンの母と妹を含む村人全員を殺そうとしmすが、クイランが名乗り上げ、服に火をつけられて走り、火傷で死にかけているところへ、黒マントを与えられて命を長らえ、このマントを脱ぐと死んでしまうと警告されます。王妃の愛を得た将軍は赤い鎧を脱ぎ、王宮で侯爵と会いますが、将軍は捕らえられ、王妃も捕らえられます。クンルンに救われた将軍は戦意を喪失しています。将軍から赤い鎧をもらったクンルンの目の前で、刺客のクイランは黒マントを脱ぎ、砂になってしまいます。王を殺した罪で斬首を言い渡された将軍に、王妃は嘘をついていると言い、真犯人のクンルンが現れます。クンルンは捕らえられ、そして死闘の結果、将軍は死に、クンルンが侯爵を殺し、クンルンも深手を負いますが、黒マントを着て復活し、王妃と共に空を飛んで行くのでした、という話です。
ストーリーは極めて複雑で、将軍や王妃やクンルンが、侯爵に何度も捕まったり、逃げ出したりととても分かりにくいものになっていますが、チェン・カイコーの使うCGというのはなかなかの見物で、戦いの中で多くの人が死にますが、残酷描写もなく、そうしたものが苦手な人にも抵抗なく見てもらえるアクション映画です。奇想天外で超人的な活躍をするクンルンを始め、魅力的な登場人物もこの映画の魅力の一つでしょう。地上波放送なので、当然かなりのシーンがカットされていると思います。今度は完全版を見たいと思いました。
アクション映画が好きな方、オススメです。
少女時代のチンチャン。ボロを来て、戦死者の手から食べ物を盗んで生き延びていますが、食べ物を水中に落とすと現れた女神が、食べ物を返してくれ、永遠の愛を得られなければ、最高の物が将来手に入ることを約束してくれます。
20年後の馬蹄谷。囮として多くの奴隷を従えたカンミン将軍(真田広之)と蛮族の戦いが始まり、奴隷に牛の群れが突っ込みます。逃げようとする奴隷は味方に殺され、奴隷の1人クンルン(チャン・ドンゴン)は牛の群れを逆走させ、その機に将軍は突撃し、蛮族を倒します。将軍はクンルンに自分の奴隷になるように言い、2人は助けを求めている王を救いに行きますが、森の中で迷子になり、また女神が現れ、行っても無駄だと言います。将軍は王を助けられない代わりに永遠に勝ち続けることを約束されますが、愛の涙を流せば、これから一生勝利はない、と言われます。そこへウーファン侯爵の送った刺客クイランが襲って来ます。侯爵は王の娘のチンチャン王妃を求めますが、将軍になりすましたクンルンは王を殺し、王妃を奪います。
追って来た侯爵はクンルンを追い詰め、谷に身を投げれば王妃を自由にすると言い、クンルンは谷に飛び込みます。侯爵は約束を守らず、王妃を捉えます。将軍は蛮族に捕らえられますが、また女神が現れ、赤い鎧を人に与えれば、王妃の愛が得られる、と言います。将軍は生きて帰ったクンルンから赤い鎧を返してもらい、クンルンは王妃を救い出します。侯爵の妨害にもかかわらず、クンルンから将軍は王妃を奪い、逃げます。クンルンは侯爵に捕らえられ、侯爵は将軍が王を殺したという噂を流します。その真相を知る者を侯爵は皆殺しにし、クンルンを殺すため刺客のクイランを残しますが、以前クンルンと同じ村に住んでいたクイランはクンルンを逃がします。
クンルンは将軍のもとに戻り、王妃は将軍のもとを去ります。日没までに王妃を帰すため、将軍を背に乗せてクンルンは王妃を追いかけ、王妃はその行動に感動し、自分が将軍のものになることを誓います。クンルンは故郷に帰ろうとしますが、5年前の故郷が見え、侯爵は走るのが速くなる黒いマントを受け取る者を募り、誰も手を挙げようとしないのを見て、クンルンの母と妹を含む村人全員を殺そうとしmすが、クイランが名乗り上げ、服に火をつけられて走り、火傷で死にかけているところへ、黒マントを与えられて命を長らえ、このマントを脱ぐと死んでしまうと警告されます。王妃の愛を得た将軍は赤い鎧を脱ぎ、王宮で侯爵と会いますが、将軍は捕らえられ、王妃も捕らえられます。クンルンに救われた将軍は戦意を喪失しています。将軍から赤い鎧をもらったクンルンの目の前で、刺客のクイランは黒マントを脱ぎ、砂になってしまいます。王を殺した罪で斬首を言い渡された将軍に、王妃は嘘をついていると言い、真犯人のクンルンが現れます。クンルンは捕らえられ、そして死闘の結果、将軍は死に、クンルンが侯爵を殺し、クンルンも深手を負いますが、黒マントを着て復活し、王妃と共に空を飛んで行くのでした、という話です。
ストーリーは極めて複雑で、将軍や王妃やクンルンが、侯爵に何度も捕まったり、逃げ出したりととても分かりにくいものになっていますが、チェン・カイコーの使うCGというのはなかなかの見物で、戦いの中で多くの人が死にますが、残酷描写もなく、そうしたものが苦手な人にも抵抗なく見てもらえるアクション映画です。奇想天外で超人的な活躍をするクンルンを始め、魅力的な登場人物もこの映画の魅力の一つでしょう。地上波放送なので、当然かなりのシーンがカットされていると思います。今度は完全版を見たいと思いました。
アクション映画が好きな方、オススメです。