以前、浜田市長に新図書館建設についての意見をメールで行ったと日記に書きました。
ご多忙の市長からは、まったく反応がなく、がっかりしておりましたが、
新図書館の建設計画に関係していらっしゃる一般のボランティアの方から
市長へ出したメールの内容を教えてほしいと言われて、友人を介してお教えいたしました。
私は、多機能、多目的の市民が集うことができるスペースを作って
成功している京都の亀岡市の施設を参考にしてみてはと進言いたしました。
予算や規模はぜんぜんちがいますが、建設予定地の地形が川沿いでよく似ている
ということで浜田の図書館建設には参考になると考えたからです。
上の画像は亀岡市の憩いのスペースです。
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全体はこんな感じでした。
そして、すばらしい計画がいま浜田市で進行中です。
市民が憩い集うことができる場所にするために、
民間のボランティア で、図書館敷地の周りの環境を整備して、
自然に触れ合うスペースを作って行こうという計画です。
新図書館建設のために奔走していらっしゃる方が働きかけをし、
私の2つ下の後輩の県会議員の須山氏を会長として、
自立できるふるさとを創造する会が設立されました。
図書館を核としたまちづくりをおしすすめていこうとしています。
さしあたりは、
まず浜田川の川辺の整備です。
今は草が生い茂り、川辺の遊歩道は通ることができないので、
草刈りと清掃からはじめます。
そしてゆくゆくは、花と緑を多く植えて、ゆっくり楽しめるスペースにしてゆきます。
政治力で多額の予算をつかって、大きな箱ものをつくるのではなく、
市民が呼びかけて仲間を募り、できるところから、すこしずつ環境を整備して、
自らで憩のスペースを作ってゆき、楽しいイベントを企画します。
今まで世の中には、絵に描いた餅というものが多くありました。
それは多くの市民を巻き込むこともなく、無責任にすすめられ、
無駄になっているところも多くありました。でもこの取り組みは、
何段階ものステップを踏みながらすこしずつ、
みんなの力でつくりあげていこうとしています。
今は多く方の協力を募っています。
できれば、子供も大人も、あらゆる世代が参加して活動できたら
どんなにすばらしいことでしょう。
4月22日9時~11時まで、
中央図書館予定地の河川敷と遊歩道周辺の草刈り清掃を行います。
詳しいお知らせは後日あらためていたします。
最後に、この計画をおしすすめる須山氏は、
自らが中心になって活動することで、
政治家の人気取りととられるのではと後援者の一部の方がご心配されたそうですが、
市民派の議員として、誇りをもってこの活動に参加し、かならず成功させることが自分の使命、
と強い決意をもってのぞんでいらっしゃることを付け加えておきます。
夫婦で道の駅めぐりが趣味。ふらりと立ち寄った場所が亀岡でした。
わたくしの思いつきに近い提案を、こんな風に素敵に発展してくださったこと感謝してします。
亀岡の市民のみなさんが育てたバラ園です。
浜田市も10年後20年後はこのバラ園よりもっと素晴らしい庭ができているかもしれません。