橋本市長が小中学校の留年を提案している。
これについて厳しい批判が集中している。
私は、留年には賛成。ただし本人と親が希望する場合に限るという条件付きである。
私の長男は早生まれであった。小さいころから理解力もあり、体も大きいほうで、ついていけないことはなかったが、やはり4月生まれや5月生まれにくらべると、かなり精神的な成長に差があった。もう一度1年生か2年生をさせてもらえたら、もっと余裕で勉強が楽しくできた気がした。
その子、その子で、伸びる時期が違う。ついていけないまま楽しくない勉強を強制されるより、余裕でできるところからゆっくりやることも必要と思う。
中学生で勉強に不安をかかえている子も、おそらく4年生ぐらいから丁寧にやりなおしたら、きっとできるようになるし、勉強もたのしくなるとおもう。
教育評論家が、ペネルティとして留年を考えたら間違いであるとのべているが、そのとおりで、ひとりひとりを長い目で見守って学力をつけていくというのであればすばらしいことだとおもう。