病気療養中の奥様のために、私の友人が広島でお花見を企画しました。
浜田に帰省中の私は、食育活動を一緒にしていた友人と参加しました。70人を超える人が訪れ、遠くは東京からも来られました。
私たちが行った時にはすでに6度目の乾杯でした。
歌や、ダンスのパフォーマンスを披露する人もいらっしゃって、みんなで楽しみました。
素敵なお花見を開いてくれる旦那さんと、訪れた仲間に、奥様は感謝の気持ちを表しておられました。そしてとても幸せそうでした。
四年前、私は自分に起きた境遇に耐えられず、死にたいと安易にフェイスブックに投稿しました。その時、友人たちは心配してくれました。
その中で、昨日のご夫婦は、電話してくださり、自分たちも若い頃から相当辛いことを経験しているので、少々のことでは驚かない、相談に乗るから話してみてと声をかけてくださいました。そして、私の話を聞いてくださいました。あの時のことは忘れられません。今でも感謝しています。
今はこうしてどうにか生きている私。人は辛い目にあいます。自分の力で乗り越える人もいます。だけど、親身になってくれる人が一人でもいてくれたら、立ち直ることができます。
友達が多い私です。だけど、ほとんどこちらが頼るばかりです。できることは、ただただ奥様のご病気の回復を祈ることです。私の祈りより、大切に思う旦那様がいらっしゃることが、何よりも奥様を元気にする特効薬であることにはまちがいありません。