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安倍・70年談話、出してもださなくてもアジアの人々と共有できないのではないか?

2015-02-27 | 日本と韓国・朝鮮・中国との友好

「安倍談話」有識者初会合、野党は歴史観の右傾化に懸念

人民網日本語版 2015年02月26日14:31
 

 「安倍談話」発表に向けた日本政府の準備作業が本格化した。安倍談話に関する有識者懇談会の初会合が25日に首相官邸で開かれ、16人の有識者から座長 と座長代理が選出された。

 有識者懇談会は談話を作成するのではなく、「参考」意見を示すことのみが目的だ。日本の各野党党首は同日次々に立場を表明し、戦後50年の村山富市首相(当時)談話における「植民地支配と侵略」への反省とおわびの表現を継承するよう安倍首相に要求した。

 与党自民党の高村正彦副総裁 も同日、戦後50年の村山富市首相談話や戦後60年の小泉純一郎首相談話を明確に継承したうえで、未来志向の安倍談話を発表すべきだと表明した。環球時報 が伝えた。

 NHKの25日の報道によると、同日の有識者懇談会には安倍首相ら日本政府高官が出席。安倍首相は

▽20世紀の世界と日本の発展の歩みをどう受け止め、 その中からどのような教訓を汲むべきか

▽戦後日本の平和主義、経済発展、国際貢献をどのように評価するか

▽戦後70年、日本は米国、オーストラリア、欧州 および中韓などアジアの国々と、どのような和解の道を歩んできたか

▽21世紀のアジアと世界をどう描き、日本はどのような貢献をすべきか

▽戦後70年を契 機に、日本はどのような政策を取るべきか――

という5つの論点について議論するよう求めた。

また「未来は過去と断絶したものではありえない。先の戦争への反省、戦後70年の平和的発展、そのうえにこれからの80年、90年、100年がある」「今後日本がアジア太平洋や世界のために、どのような貢献を果たす ことができるのか、日本はどのような国になるのかという点について考えたい」と述べた。

 安倍談話を今年発表するとの日本の考えが伝わって以来、その右翼色に各界から懸念の声が上がり続けている。安倍首相も以前、「侵略」や「植民地支配」と いった村山談話の表現を新談話で踏襲することはないと明言した。

維新の党の江田憲司代表は「(安倍談話が)キーワードを外すと、中国や韓国だけでなく、対 米関係にも不必要な反響を生む」と指摘。

民主党の岡田克也代表は記者会見で「安倍首相の歴史観や歴史認識には懸念される部分が多くある。個人的歴史認識を 超えて、適切な談話を作成してもらいたい」と指摘。「一内閣のみの談話ではない。幅広い意見に耳を傾けてもらいたい」とも述べた。

日本共産党の穀田恵二国 会対策委員長は「有識者懇談会がどのような結論を出すにせよ、(村山談話の)核心部分を事実上否定する談話は作成すべきでない」と表明した。

 産経新聞がこのほど日本人1000人を対象に行った電話調査では、安倍談話で「侵略」「植民地支配への反省」「おわび」といった表現を使うべきだする回答は51.6%で、使う必要はないとの回答は36.6%にとどまった。(編集NA)

 「人民網日本語版」2015年2月26日

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