大橋みつるの平和ト-ク・・世直しご一緒に!

世界の変化を見ながら世直し提言
朝鮮・韓国・中国・ロシアとの友好促進
日本語版新聞紹介

元徴用工らが求めているのは、ここに対する日本政府と当該企業による謝罪を通じた被害者の名誉と尊厳の回復です。

2023-03-08 | 3・1独立運動の伝統を受け継いで

日韓パートナーシップ宣言の精神で

両国政府は真摯な努力を

徴用工問題での韓国政府の発表をめぐって

 韓国政府が、2018年に同国の大法院(最高裁)が元徴用工らへの日本企業の賠償責任を認めた判決について、韓国政府傘下の財団が賠償金の支払いを肩代わりする方策を発表(6日)しました。日本の林芳正外相は、「1998年の日韓共同宣言を含め歴史問題に関する歴代内閣の立場を全体として引き継いでいることを確認する」と述べました。

被害者の名誉と尊厳の回復こそ

 徴用工問題は、戦時下、朝鮮半島から、多数の人々を日本本土に動員し、日本企業の工場や炭鉱などで強制的に働かせ、劣悪な環境、重労働、虐待などによって少なくない人々の命を奪ったという、日本の侵略戦争・植民地支配と結びついた重大な人権問題です。元徴用工らが求めているのは、ここに対する日本政府と当該企業による謝罪を通じた被害者の名誉と尊厳の回復です。

 日本政府や当該企業は、1965年の日韓請求権協定で「完全かつ最終的に解決された」として、被害者の求めに応じてきませんでした。

 しかし、国家間で請求権の問題が解決されたとしても、個人の請求権が消滅していないことは、日本共産党議員の国会質問への答弁を含め、日本政府自身が繰り返し言明し、日本の最高裁判決でも明示されてきたことです。

日韓の両政府に解決の方向提起

 日本共産党の志位和夫委員長は2018年12月に、日韓議員連盟代表団の一員として、韓国・大統領府(青瓦台)を訪問した際、「徴用工問題の本質は、植民地支配と結びついた人権侵害というところにある。だから、『植民地支配への反省』を明記した(1998年の)『日韓パートナーシップ共同宣言』の精神に立って、被害者の名誉と尊厳が回復されるよう、日韓がともに努力していくことが大切だ」と強調しました。

 その上で、「その際、日韓請求権協定によって、両国間の請求権の問題が解決されたとしても、被害者個人の請求権を消滅させることはないということは、日本政府も最近も国会答弁で公式に表明していることだ。(日韓)両国政府はこの点で一致している。この一致点を大切にして、被害者の名誉と尊厳の回復にむけた前向きの解決が得られるよう、日韓の冷静な話し合いが大切だと思う」と表明し、解決の方向について提案してきました。

 真の問題解決に向け、この方向こそが、徴用工問題はもちろん、望まれている日韓関係の前進のためにも、重要だと考えます。日韓両政府は、この宣言の立場にふさわしい、真摯(しんし)な努力を行うことがいま必要となっています。

 (栗原千鶴)

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ちょっとお粗末だった!とにかく早く原因を特定して、次の対策を取り再起することが、世界の信用を取り戻す一番の方法ではないかと思います。

2023-03-08 | 世界の変化はすすむ

H3打ち上げ失敗

第2段着火せず指令破壊

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は7日午前、新型ロケット「H3」試験機1号機を種子島宇宙センター(鹿児島県)から打ち上げました。しかし、約5分後に予定されていた第2段エンジン着火が確認されなかったため、打ち上げの約14分後に機体の破壊を指令する信号を送信。打ち上げは失敗しました。

 JAXAによると、1号機は午前10時37分55秒に打ち上げられた後、新たに開発された第1段エンジンの燃焼を完了し、第1段と第2段の分離はほぼ計画通りに完了しました。ところが、第2段エンジンの着火が確認されなかったため、所定の軌道に投入できる見込みがないことから、同51分50秒に地上からロケットに指令破壊信号を送りました。機体はフィリピン東方沖に落下したとみられます。

 1号機は、地球観測衛星「だいち3」を搭載していました。

 JAXAは同日、山川宏理事長を責任者とする対策本部を設置。原因調査を進めます。山川理事長は記者会見で「期待にこたえられず、深くおわびする」と述べました。打ち上げ執行責任者の岡田匡史H3プロジェクトマネジャーは、原因究明を急ぎ、早期の回復をめざすと話しました。

原因特定し再起を早く

 的川泰宣JAXA名誉教授の話 まいったという気持ちです。JAXAチームには、今回の失敗を前向きにとらえていただきたい。とにかく早く原因を特定して、次の対策を取り再起することが、世界の信用を取り戻す一番の方法ではないかと思います。

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「人権を他国の内政に干渉する口実にしてはならない。日本はかつて軍国主義という誤った道を歩み、侵略戦争を発動し、人道に対する深刻な罪を犯し、地域と世界に深刻な惨禍をもたらした。

2023-03-08 | 世界の変化はすすむ

外交部「日本は他国の人権について非難する前に、   まず自らの歴史的犯罪行為を深く反省すべき」

人民網日本語版 2023年03月07日15:42
 
外交部「日本は他国の人権について非難する前に、まず自らの歴史的犯罪行為を深く反省すべき」
 

外交部(外務省)の6日の定例記者会見で、毛寧報道官は日本の総理補佐官が国連人権理事会の会合で中国に言及したことに関する質問に対し、「人権を他国の内政に干渉する口実にしてはならない。日本はかつて軍国主義という誤った道を歩み、侵略戦争を発動し、人道に対する深刻な罪を犯し、地域と世界に深刻な惨禍をもたらした。日本は他国の人権について非難する前に、まず自らの歴史的犯罪行為を深く反省し、侵略の歴史への評価を覆すことを止め、慰安婦や労働者強制徴用など歴史の残した問題をしっかりと処理するべきだ」と述べた。(編集NA)

「人民網日本語版」2023年3月7日

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