参院比例に市田氏擁立
山下書記局長発表 「練達した力 必要」
日本共産党の山下芳生書記局長は4日、国会内で記者会見し、7月の参院選の比例候補者名簿に、今期で勇退することを表明していた市田忠義副委員長・参院議員を登載することを決定したと発表しました。
山下氏は、日本共産党がこの間、「国民連合政府」の提案、その後の野党共闘の前進など新しいチャレンジを行ってきたことを強調。「こうした歴史的 局面を迎えているわが党国会議員団に、書記局長として13年、参院議員として3期18年奮闘されてきた市田さんの練達した力が、どうしても必要との判断に 基づく決定だ」と述べました。
そのうえで、山下氏は「市田さんには特定の担当地域は持たずに全国規模で活動してもらう」「比例代表で850万票以上、得票率15%以上、8議席以上という目標に変更はない」と述べました。