2023年9月23日(土)
大軍拡反対の青年広げよう
民青3中委始まる
総選挙へ「うねり」を
日本民主青年同盟(民青)の第3回中央委員会が22日、東京都内で始まりました。自民党政治の行き詰まりの中で模索する青年に展望を届け、2000人の年間拡大目標に向けて全国で奮闘してきた経験を交流し、11月に行われる第47回全国大会に向けた決議案を練り上げます。24日までの3日間。
西川龍平委員長が、決議案に沿って報告。第47大会期中に行われる可能性がある総選挙を最大の結節点とし、たたかいを広げ岸田政権を包囲しようと提起。「そのためにも、若者憲法集会実行委員会が提起した『敵基地攻撃能力保有・大軍拡に反対する青年の草の根ネットワーク運動』を大きく成功させよう」と訴えました。
世界情勢にかかわって、ロシアのウクライナ侵略や岸田政権による大軍拡など一時的な逆流はあるとしつつ、「大局的に見れば、話し合って平和の枠組みをつくっていく道が歴史の本流であり、民青が本流に立っていることをよくつかもう」と指摘しました。
深刻な実態を抱え「政治的模索」を深める多くの青年に、「アメリカいいなり」「財界中心」という自民党政治の「二つの異常」から抜け出す展望を語り広げれば、青年の抱える巨大な模索は「政治を変える巨大なうねり」に変化すると強調。「総選挙までに大きな『うねり』をつくりだそう」と呼びかけました。
日本共産党の志位和夫委員長の講演を基にしたパンフ『この国を「戦争国家」にしていいのか!?』について、「同盟員が学ぶ点でも、青年に広げる点でも、『ネットワーク運動』を広げるためのキーアイテムだ」と強調しました。
「班が主人公」で拡大に踏み出すとともに、学生新歓や街頭宣伝などで青年の中に分け入って対話し、仲間に迎えようと提起。「全国大会目標である2000人を達成し、大きく超過していこう」と呼びかけました。
日本共産党の吉良よし子参院議員・青年・学生委員会責任者があいさつしました。