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「彼ら(周辺国)が排除されるわけではないが、それ(6カ国協議)を我々が望んでいるわけでもない」と答えた。

2019-04-30 | 反共は、暴走政治の助け舟

ボルトン「6カ国協議望んでいない」…

ロシア「北朝鮮は域内」発言権の拡大狙う

登録:2019-04-30 06:04 修正:2019-04-30 07:16

ボルトン補佐官、プーチン大統領の提案した6カ国協議に「望む方式ではない」 
「中ロともに対北朝鮮制裁を強化できる」と圧迫 
ロシア「北朝鮮はわが域内」北朝鮮の核問題の主要関係国であることを強調

 
ジョン・ボルトン米ホワイトハウス国家安保補佐官が3月29日、ホワイトハウスでインタビューに応じている//ハンギョレ新聞社

 ジョン・ボルトン米ホワイトハウス国家安保補佐官が28日(現地時間)、北朝鮮核問題の解決方式として、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領が最近取り上げた6カ国協議は、米国が望むやり方ではないと述べた。6カ国協議関連の論議の拡散を遮断する一方、北朝鮮核問題に対するロシアなど周辺国の介入を牽制するためと見られる。ロシアは北朝鮮問題が「地域懸案」だとして、関係国であることを強調し、注目を集めている。

 ボルトン補佐官は同日放送された「FOXニュース」の「FOXニュース・サンデー」とのインタビューで、「プーチン大統領が最近、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長との首脳会談後に提案した6カ国協議への復帰に、ドナルド・トランプ大統領が同意するか」という質問に対し、「彼ら(周辺国)が排除されるわけではないが、それ(6カ国協議)を我々が望んでいるわけでもない」と答えた。また「金正恩委員長は少なくともこれまでは、米国と一対一の接触を求めており、それを手にしてきた」と付け加えた。ボルトン補佐官は「6カ国協議のアプローチは過去に失敗した」とし、「だといって、我々が(他国と)相談しないという意味ではない」と述べた。非核化問題に周辺国の介入を最小化しつつ、朝米の一対一の方式に集中したいという米政府の意向を示したのだ。

 ボルトン補佐官は「プーチン大統領が非核化プロセスのためにならないということか」という司会者の質問には、「ロシアと中国いずれも(対北朝鮮)制裁の履行をさらに強化できると思う」と答えた。朝ロ首脳会談以降、北朝鮮のもう一つの“メッセンジャー”を買って出たロシアなどの役割を、対北朝鮮制裁の履行および強化に限定しようという意図がうかがえる。朝ロ事情に詳しい外交消息筋は「ボルトン補佐官が(ロシアに対し)予防的牽制をしたと思われる」と述べた。

 一方、ロシアは朝ロ首脳会談を機に、朝鮮半島問題と関連し存在感を高めようとしている。ロシア大統領府(クレムリン)のドミトリー・ペスコフ報道官は同日、「ロシア1」チャンネルで放送された「モスクワ、クレムリン、プーチン」という番組で、「ロシアにとって北朝鮮は隣国だ。我々は国境を接した国」だとし、「北朝鮮問題を取り上げるのは、ロシアにとって域内活動だ」と明らかにしたと、「タス」などロシアメディアが報じた。ペスコフ報道官は「米国が北朝鮮を相手にする際、彼らは自分たちの地域ではなく、我々の地域で活動することになる」と述べた。ロシアが北朝鮮の核問題・北朝鮮問題の主要関係国であることを強調したものとみられる。

 ただし、外交消息筋は「ロシアが現在の国際制裁の隊伍から離脱し、存在感を示そうとする意図はそれほど大きくない状態」だとし、「朝ロともにまだ政治的象徴性の誇示を狙っただけかもしれない」と述べた。

 一方、「タス」通信は29日付で、プーチン大統領が朝ロ首脳会談で議論された事項として、両国国境を結ぶ自動車橋の建設プロジェクトの分析を極東開発部に指示したと報道した。

ワシントン/ファン・ジュンボム特派員、キム・ジウン記者(お問い合わせ

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