中国の王毅外交部長「終戦宣言の議論に肯定的」
ASEAN地域安保フォーラム外相会議に出席
中国も参加する「4者終戦宣言」を望む立場を強調

王部長は同日午後、シンガポールのエキスポコンベンションセンターで開かれた記者会見で、「終戦宣言に向けた前提条件と中国の参加意思」を問う質問に「みんなが再び戦争が起きることを望まないなら、終戦宣言を発表することができると思う」と答えた。また、「これ(終戦宣言)は時代の発展の流れにも完全に沿うものであり、南北を含めた各国の人民たちの願いにも合致する」と付け加えた。終戦宣言問題と関連し、「平和体制の構築」を強調して終戦宣言に関する直接的な言及を控えてきたこれまでとは異なる反応だ。
朝鮮半島情勢に詳しい外交消息筋は「中国の従来の立場は終戦宣言の段階では参加が必要ではないということだった」とし、最近、中国の立場が変わったようだと話した。キム・ハングォン国立外交院教授も「韓国が南北米3者(終戦宣言)の構図を追求する間、北朝鮮との関係改善に集中した中国が、北朝鮮の核交渉が停滞した局面に入ってからは、韓国との協力を強化し、朝鮮半島問題に対し当事国として急速に介入しようとする姿を見せている」と指摘した。
終戦宣言の議論は、今回の韓中外相会談でも主な関心事に挙げられたが、同日夕方に予定された会談は中国側の要請で延期された。韓中外相会談は3日に開かれるものとみられる。
同日に開かれた韓日外相会談では、2015年の韓日政府間「慰安婦」被害者問題の合意に関する文在寅(ムン・ジェイン)政権の後続措置をはじめ、強制徴用労働者問題や朝鮮半島の非核化問題が主に議論された。日本の河野太郎外相は、最近論議になった北朝鮮産石炭の船舶の積み替え問題に言及し、対北朝鮮制裁における韓米日協力を強調したという。