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使う電気は自分で作る時代:「電気料金削減効果を期待できるさまざまなソーラー関連製品が着々と増加傾向を見せるものと予想される」

2018-08-28 | 科学最前線

猛暑の電気料金が心配で…家庭用ソーラー製品が人気

登録:2018-08-28 08:03 修正:2018-08-28 12:08

「11番街」で家庭用ソーラーパネルの販売が7倍増 
「ソーラー」関連の単語検索も35%アップ  
オークション・Gマーケットなど他のオープンマーケットでも大幅増 
家電製品にも活用可能…ソウル市は補助金も支給

フレキシブルソーラーパネル=Gマーケット提供//ハンギョレ新聞社

 猛暑の電気料金のショックをソーラー発電で解消?

 会社員のキム・ヒヨンさん(35)は最近、ソーラー充電機能を持つモバイルバッテリーを購入した。ソーラーで電気をつくりUSBでスマートフォンなどを充電できる製品だ。キムさんは「2歳の子どものためにほとんど24時間ずっとエアコンをつけていた。8月の電気料が心配で、電気を使う製品を最大限減らしてみようと思い、ソーラーバッテリーを購入することにした」と話した。キムさんは「最初は半信半疑だったが、思ったより活用度が高く、ソーラー発電を通じて家の中の家電製品を稼動できるのかも気になった」と話した。

 キムさんのように「猛暑の電気料金」を心配する過程でソーラー発電に関心を持つ消費者が増えた。これは実際に関連製品の購買につながっている。

 SKプラネットのオープンマーケット「11番街」が27日に公開した資料によると、7月21日から今月20日まで、ソーラーパネルの販売が8倍(715%)増加した。「ソーラー」というキーワードの検索回数も1万3892回で、昨年同期に比べ35%増えた。消費者の関心がそれだけ高まったという意味だ。11番街のシン・ヨンデ・リビングチームマネージャーは「以前はキャンピングなどアウトドア用に売れていたソーラーエネルギー関連製品が、今年は一般家庭でも多く求められている」とし、「夏の猛暑による電気代の心配のために消費が増えているとみられる」と話した。

ソーラーモバイルバッテリー=オークション提供//ハンギョレ新聞社

 他のオープンマーケットの事情も同様だ。この日「オークション」によると、同じ期間にソーラーパネル(120%)とソーラー扇風機(123%)の販売が増え、「Gマーケット」でもソーラーセンサーなどが7倍(643%)増えるなど、ソーラー関連製品の販売が大幅に増えた。オークションデジタル室のキム・チュンイル室長は「相次ぐ猛暑でエアコンの稼動が急増し、累進制による電気料金に負担を感じる消費者が増え、太陽光を利用した製品の販売量が大幅に伸びたと見られる」とし、「電気料金削減効果を期待できるさまざまなソーラー関連製品が着々と増加傾向を見せるものと予想される」と話した。

 ソーラー発電は、スマートフォンの充電など簡単な用途の使用を超え、本格的な家庭での使用も可能な状況だ。ソーラーパネルが大きく重かった過去に比べ、薄く軽くなったうえ、効率も良くなり、その分価格も下がっている。オープンマーケットでは10~20万ウォン台(1~2万円台)のソーラーパネルもたくさん売れている。これらで電気をつくり、家電製品の使用時に活用するには、パネルのほかにコントローラー、充電バッテリー、インバーターが必要だ。コントローラーはバッテリーに供給される電圧を安定的に維持する装置であり、バッテリーは電気を貯蔵する容器だ。インバーターはバッテリーの直流電流(DC)を家庭用交流電流(AC)に変える役割をする。いずれも100万ウォン(10万円)以内で揃えることができる。しかし、これは厳然とした電気工事であり、専門業者に委託して施工するのが正しい。

 ソウルエネルギー工事ソーラー支援センターの「日光床」事業を通じても設置できる。自治体の補助金も受けることができ、低容量発電(260ワット)の場合、自己負担金17万ウォン(1万7千円)で家庭用ソーラー発電ができる。260ワットは900リットルの両扉型冷蔵庫を1カ月、壁掛け型エアコンを毎日1時間稼動できる電気量であり、月平均5360ウォン(535円)程度の電気料金を削減できるとソウル市は説明した。

イ・ジョングク記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr )
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6月1日午後9時45分頃、雲南省シーサンパンナ・タイ族自治州景洪市の夜空を巨大な火の玉が切り裂き、その光景が撮影された。

2018-08-28 | 中国をしらなければ世界はわからない

上海天文館が雲南省に落下した隕石主体とクレーターを完全に回収

人民網日本語版 2018年08月27日14:15
 
上海天文館が雲南省に落下した隕石主体とクレーターを完全に回収
 

建設中の上海天文館(上海科技館分館)は25日、雲南省シーサンパンナに落下した隕石の主体とクレーターの回収に成功したことを発表した。新華社が伝えた。

6月1日午後9時45分頃、雲南省シーサンパンナ・タイ族自治州景洪市の夜空を巨大な火の玉が切り裂き、その光景が撮影された。

隕石の落下後、科学者は直ちに科学研究を展開。中国科学院紫金山天文台の徐偉彪研究員は、「隕石落下が目撃されたことは間違いない。隕石の母体は数百の欠片に分かれ、南東から北西の約10キロ、幅1−2キロ、面積約20平方キロメートルの細長いエリアに散らばった。その範囲は勐海県勐遮鎮の十余りの自然村に跨る」と述べた。

回収作業の全過程に参加した上海天文館建設指揮部の林清副総指揮によると、シーサンパンナでは500個以上の隕石の破片が見つかった。総重量は50キロ未満で、L6に分類される。国際隕石学会に「曼桂隕石」という名称を申請中だ。勐遮鎮曼桂村の住民の玉香懐さんが、そのうち最大の隕石主体(重さ1228グラム)を発見し、クレーターも完全に回収された。クレーターの平均直径は13センチ、深さは25センチ、入射角は約70度。

林氏は、「クレーターをそのまま保存することには、重要な科学の価値がある。科学者は隕石落下前の飛行速度や方向など、重要な情報を推定できる」と述べた。

隕石の研究により、隕石の断面に幅0.3ミリほどの黒い脈状があることが分かっている。その一部は隕石の断面全体を貫いている。徐氏は、「これは隕石の母体である小惑星の宇宙における重大衝突過程の情報を留めている。太陽系内の惑星の衝突の歴史を研究する絶好のサンプルだ」と話した。

シーサンパンナの隕石の主体とクレーターは、上海天文館の開館と同時に一般公開される予定だ。(編集YF)

「人民網日本語版」2018年8月27日

 

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