どこまでだって歩いていけるさ

2012年1月22日 それまでの日記を引き連れてOCN Cafeから移住。
新しい扉の向こうには何があるのだろうか。

母を紹介します

2006年05月14日 | 日記
母がどんな人かというコメントを頂いた

私は頂いたコメントに自分のページでは返事をしないと決めているので 此処で母を紹介

と言っても 日記には何度か書いている事だけど

母は几帳面で 夫と子供を大事にする人だった

躾には厳しかったが 清く暖かい人だった

6歳の私に 理性を説いた人でもある

そして…ちょっと世間知らず~

日記に書いたことがあるが 若い男性を紹介しますという電話を受けて 間に合ってますと答えた母

其れって…本当に間に合ってるの~と思った私

贅沢な事は何も望まなかったが 本物を知っていた

食材にはうるさかった

父は 母の純粋なところが気に入ったのだと 母が亡くなってから私にそう言った

欠点は甘え下手だった事 そして自分のキャパシティーを超えると反撃に出た事

子連れ同士の再婚で生まれた母だから 難しい環境の中で育った

それゆえ一層身につけた愛情の細やかさ

家族のために力イッパイ生きた

それが出来なくなった時 とても悲しそうだった

水仙と鈴蘭が好きだった

母らしいと思う    
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

母の日とカーネーション

2006年05月14日 | 日記
明日で父が亡くなって一ヶ月

事務的な手続きもなんとかこなし 一人の生活にも慣れてきた

というわけで昨夜は酔うために飲んだ

そして眠ってしまった

今日は母の日である

私が10歳の頃の母の日に ソックスと5本のカーネーションを贈った

母は喜ぶより先に カーネーションは買い過ぎだと言った

この日のカーネーションは高くなる

はっきりとした記憶は無いが 多分一ヶ月分のお小遣いをはたいたと思う

私は子供の頃から金銭感覚はしっかりしていた

姉は欲しい物はすぐに買い よく私にお金を借りていたが 私は計画を立て 貯金してから買うタイプ

だが必要と思うもの どうしても欲しい物 そして愉しい贅沢にお金を使うのも大好きである

昔 甥っ子に~~ちゃんって太っ腹だね~と言われた事があったが 散財する楽しみだってある

母の日に一度こうしてみたかった

だから 私の子供心はとても傷ついた

後年 これは笑い話となったが

これでもかと言わんばかりに並んだ花屋のカーネーションをこの時期見かける度に 私の心はあの頃に戻る

思い出す母もとても若い

今日 買い物に出かけたら カーネーションを1本だけ買ってこよう

でもねお母さん 私の胸には抱えきれないほどのカーネーション

見えるでしょ? それを贈ります

そうそう 本日の一曲目を忘れていました

カサンドラ・ウィルソンのタイム・アフター・タイム

今日は 強く暖かく広大な女性ボーカルを

なんと言っても 母の日だもの
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする