どこまでだって歩いていけるさ

2012年1月22日 それまでの日記を引き連れてOCN Cafeから移住。
新しい扉の向こうには何があるのだろうか。

脳天気な酔っ払いの心

2006年10月10日 | 日記
会長は難病の持ち主なので 食生活に制限が多い

奥さんが そういう夫を一人残してはお友達との旅行にも行けないと不満を言うらしい

残しては行けない そう思ってくれるだけでいいじゃないですか

だけどねぇ~ この生活だって誰の御蔭かっていうの(ちなみに優雅である)

あっ それは良くないなぁ~ 誰が食わせてるんだっていう科白

うん 言った覚え無いんだけどね でも昔言ったかもしれないな そうらしいんだよね 向こうはそう言うんだ

どうやら それを根に持ってるらしい

それは奥さんに対する侮辱の科白ですよ 自分は大丈夫だから旅行に行ってらっしゃいって そう言わなきゃ

うん そう言わなきゃいけないね

傍で聞いていた人が それはね 会長 これと同じで最後の切り札だけど使ってはいけないんですよ

これとは 丁度目の前にあった新聞の記事 北朝鮮の核

上手い事言うなぁ~ 仕事はあまり出来ない人だけど

人はそのつもりが無くても 時として人を傷つける言葉を吐いてしまう

ある人の本で それはまだ彼がかなり若い頃の話だが お墓など意味が無いといった事を家族の前で何気なく言ったら

母親が 貴方は私たちが死んだらそういうつもりなのねと言ってワンワンと泣き出してしまい 驚き当惑した 

そんな話を読んだことがある

ちなみに後がきには 後年 その母親が そんなことあったかしら と 

当の本人は全く覚えていないらしい 

誰も傷つけずに 誰からも傷つけられずに生きるのは 難しいことかもしれない

だが お互い様と思えば それも救われる

あの時の言葉や仕打ちは絶対に忘れない

そういう気持ちが人生にとってプラスに向かうのであれば それも悪くない

それが最後に笑い話になるか 三途の川を渡る時も重さに耐えかねて溺れそうになるか

あるいは川の水に流してしまうのか

それは 本人次第だろうと思う

傷を癒す唯一の薬は 相手を赦す寛大な心 もしくは 脳天気な酔っ払いの心 

…かもしれない

会長~ やせ我慢でも良いからニコニコして 奥さんを旅行に行かせてあげなさいよ~

それが男ってもんです
コメント
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