どこまでだって歩いていけるさ

2012年1月22日 それまでの日記を引き連れてOCN Cafeから移住。
新しい扉の向こうには何があるのだろうか。

徘徊報告ー旧小笠原伯爵邸(小鳥の館)

2018年03月24日 | 日記
目白から新大久保まで電車で移動し そこから大久保通りを飯田橋方面に向かって歩く

コリアンタウンを通り抜けたことを後悔したのは 前に書いた通り

以前には入り口付近しか見ることが出来なかったが 今日は庭も内部も見学できる

戦後 東京都に返還されてからしばらくは利用されたもののやがて放置され 荒れ果てたままになっていたその姿を展示されていた写真で今回見ることができたが それは悲しくなるほど無残なものだった

その後東京都からの民間貸出しとなり 2003年に大規模な修復工事が終了してレストランとして蘇ったわけだが こうした見学会を定期的に催してくれることに本当に感謝している

受付に意されていたA3両面のパンフレットがコンパクトながら実によい解説なので 驚いた

いたるところ 写真とともに解説をつけたいところなのだが どれも素敵なので選ぶのに困るほどだ

「小笠原伯爵邸」で検索すれば画像は山のように出てくるので ここではほどほどにしておく


正面玄関にある庇は葡萄棚を思わせるデザインになっている


玄関扉の上の鳥かごに入った鳥と葡萄


この玄関と同様 もっともよく知られた円形に突き出たシガールームの外壁部分にも葡萄柄とともに鳥がいる

小笠原邸が別名「小鳥の館」と呼ばれていた所以である

玄関の天井にある小川三知によるステンドグラスも鳥(遠近法を用いた珍しい構図とパンフレットにある)


偶然 さきほどの玄関扉の上の鳥かごとステンドグラスがかぶったところ


庭にあった焼却炉も鳥


これは修復中に作られそうで 地下のボイラーの鉄蓋(ドイツ製)をそのまま使用したとある

この建築物を象徴するかのようなシガールームの外壁にも鳥がいる


太陽の左側にトンボがいるが これはパンフレットの図面では蝶になっていたので おそらく設計変更があったのだろう


鳥 太陽 とんぼ そしてハートとそれに向かうかのような白い矢

部屋の内部も屋上も素晴らしいのだが きりがないのでここに載せるのはやめておく

明日は番外編を載せようと思う 
コメント (4)
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