どこまでだって歩いていけるさ

2012年1月22日 それまでの日記を引き連れてOCN Cafeから移住。
新しい扉の向こうには何があるのだろうか。

知らないことが多過ぎて

2018年03月08日 | 日記
年を取るって 知らない世界が広がることなんだなあと最近つくづく思う

少し前に青柳いづみこさんの本を買ったと書いた

これがとても面白いのだが なかなか読み進めることができない

難解では無いけれど深い話が多く もちろんピアニストだからいたるところに音楽が散りばめられているのだけれど 著作が多いのも当然 読書量も相当のようだ

私がなかなか読み進められないのは 音が流れてこないからだ

知らなくても良いのだが どうせなら味わいたいではないの

それだけではない

K 16番とか K 488番とか モーツァルトの曲に番号がついていることや Kをケッヘルと読むのは知ってはいた

ただ ケッヘルが何を意味するのか全く知らなかった

簡単に言うと モーツァルトの作品目録を作った人の名前である

知らなかった・・・

ついでに言うとシューベルトの作品番号はD~~とつけられているが これも目録を作った人の名前(ドイチュ氏)からである(というのは調べて知った)

そのうえ私は楽典を知らないから カデンツとかソナタ形式だとかサラバンドだとか 言葉は聞いたことがあっても説明なんてできない

そこでいちいち調べ 曲名が出てくれば聞いたりもし そんなわけでとてもお風呂や布団の中で読めず したがってなかなか進まないということになる

知らないことが多いのは当然であり 誰しもそうだろうとはわかっているけれど それにしてもあまりに多過ぎるというか 自分は一体何を知っているのだろうと思えてくるのがなんとも悲しい

最近知ったことの中には 美容室の定休日がある

東京に生まれ育った私は全国的に火曜日が定休日だとばかり思ってきたのだが ひょんなことから関西は月曜日が定休日だと知ってびっくり

引越しや上京などをした人であれば当たり前に知っているのだろうけれど この年齢になるまで知らずに生きてきたこと これには少し笑えた 

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする