冬至
なので カボチャをフライパンで焼く
柚子湯も今日だっけ?
我が家では半分に切った柚子をガーゼに包んで バスタブに入れてたなあ
もう20年近く 入ってない
午後には雨も止んで 気温も上昇するということだったわりには どちらも当たらずで・・・
天気も悪く 買い物に行くのはやめたので 今日は昨日借りてきた『目の見えない白鳥さんと・・・』を読み始めたら 面白くて面白くて
目の見えない白鳥さんは 数年前 著者が初めて彼と会うずっと前から 視覚障碍者の美術鑑賞家としてとっくに有名な人だったようだ
私は作者の川内有緒(かわうちありお)という人さえ知らなかったけれど
人生の中で視力をいつ失うかでまったく違うことや 視覚から得る情報の力と相反するその危うさのようなものも 絵の鑑賞を介した目の見えない人との対話の中で 初めて気付かされる
見えるひとも実はちゃんと見えていないんだと知って気が楽になった という白鳥さんの言葉にははっとする
起きている間じゅう目から入る情報量は驚くほど多く だから 見て見ぬふりもし 目に入らないものもあり 見たくないものは見ないし どこかで見たことがあるけれどという潜在意識に残る情報もあるけれど きっと私たちは自然と取捨選択してるんだろうなあ
見るって なんだろう・・・
本の残りはあと半分