今朝はなんとか定時(5時)に起きることができたが 家の中こそ余韻は残っているものの外は寒い
深夜から朝にかけて気温は下がりっぱなしだ
いかにも冬らしい曇天の空に 今日は引きこもりと決めた
掃除をしている時はそう寒くは無いが やはりじっとしていると寒いので モフモフに加え電気ひざ掛け出動
図書館の本も読み終えたし 先日買った『方丈の孤月ー鴨長明伝』を読み始める
作品についても 作者についても 何の情報も無くて 鴨長明伝なんだねーと思っただけ
たまたま自然災害や疫病の流行などが昨今の日本の状況と似ているというので『方丈記』が少し話題になったが 実際にこの本が刊行されたのは平成31年のこと(文庫版は令和3年)
歴史書の面白さは 作者が主人公をどう見るかに尽きる
ある程度 史実となるものは残っているにせよ どれだけ事実をとらえているか 中には改ざんも駆け引きもあったり 書き手の見方も反映されているだろう
もともと ひと一人を何もかも正確に描くなんて 無理なことだもの
で この作者である梓澤要っていう人は どんな風に見て 長明の人生に何を思うのだろうって
買う時に カバーの裏にある作者の簡単なプロフィールを見た
歴史小説が「彼」の執筆のジャンルなんだ
で 家に帰ってからもう少し調べてみたら・・・
あはっ 女性だった!(またやっちまった)
本のカバーに写真は無かったし 思えば「要」は男女どちらにもありえる名前だし(かなめ とも よう とも読めるし)
しかもこの名前はペンネームと知る
別に作者の性別で本を選ぶわけじゃないけれどね
読み始めたら なかなか面白い
鴨長明よりも年上になってしまったが 彼の晩年にしばし付き合っていこう
なかなか面白いじーさんです