明日のひとり法要の準備をする
起床は5時だったが 終わったのは9時過ぎ
もちろん 金平牛蒡も作った
明日 髪を切りに行き 帰りにお刺身でも買って帰ろう
まだ母が元気で 普通に食事をしていた時に 死んだら 他に何もいらないから金平牛蒡だけあげてちょうだいと 笑いながら言ったあの瞬間をはっきり覚えている
私自身 あの頃よりももっともっと金平牛蒡が好きになっている
こうして命日に作ったからといって 母が口にできるわけでもなく 母の霊が見ているとは少しも思わない私にとっては ただの自己満足にすぎない
今年も命日を忘れずに 元気でこの日に母のことを思い出すことができる
日頃忘れている色々なものへの感謝こそが 亡き人の命日の意義なのかもしれない