みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

ウリの種まき準備&統一選前半戦/『む・しの音通信』60号

2007-05-16 09:15:52 | 「市民派議員塾」「M&T企画 選挙講座」
『くらしと教育をつなぐWe』という雑誌のインタビューをうけたので、
ここ数日、そのゲラの直しと、ある集まりの記録作成をしていました。
選挙でメッセージを届けるのもむずしいけれど、
書くということも、また違うむずかしさがありますね。

といいながら、毎日、飽きずにブログを書いているみどりてす。

デスクワークも一段落なので、今日は去年種を取ったスクナカボチャと
バナナウリ、オチウリの種をまく予定。
遅くなって適期をはずしてしまったけど、
昨年食べておいしかったウリが今年も食べられると思うとうれしい。
昨日のうちにともちゃんが、場所を作ってくれました。

バナナウリ、オチウリ、銀泉うり、直まきウリ取れました(2006.8.17)


十六ささげと「けごんの滝(三尺ささげ)」の種も
半日、ぬるま湯につけて蒔きます。

「処分品」で買ってきた、ナスタチウムとシバザクラも植える予定。
 
ナスタチウムは、長良園芸で1ケース300円。
花が終わりかけの250円の大苗ばかりだからメチャお買い得。
苗が老化していたので、ポリ鉢に土を足して養生中。
芝桜は、やはり花が終わった苗が平和堂の花屋さんで1ケース980円。
残っていた2ケースを買い占めてきました。
来年の春に、芝桜のじゅうたんを夢見ながら・・・。

今日は五月晴れ。日光過敏のわたしとしては、
朝のうちに完全防備で植えたいので、
のんびりブログを書いてる場合じゃないのです。

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ということで、昨日の『む・しの音通信』60号のつづき、
前半戦の東京都知事選と愛媛県議選です。

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【県議会議員選挙】
街頭演説で選挙を闘う   「む・しネット」の選挙講座を受けて
                         愛媛県松山市・阿部悦子


選挙直前になって、迷いながら参加した「む・しネット」の選挙講座、たくさんの学びがあり、実践に役立てさせてもらった。
 私は1995年、今治選挙区で140票差での落選を経験してから、自分が候補者としては4回目、市議と町議の事務局をあずかっての選挙を入れると、10回以上の選挙をやってきた。もう充分分かっているつもりもあった。
 しかし、厳しくまた明快な講座での学習は、新しい発想やアイデァを学ばせてくださった。そのひとつが、「街頭演説1日50回、1回1票獲得作戦」であった。今まで、演説をしてきたものの、そのような具体的な目標を立てていたわけではなく、したがってその内容や時間、回数についても、位置づけが甘かったのだと反省した。
 県議選は9日間。松山・上浮穴選挙区といっても、北は瀬戸内海に小さな6つの有人島がありここは広島県との県境、南は高い山の中で高知県との県境である。ここを選挙カーで走りながら、3分間演説といえども1日50回は、相当に難しかった。
 しかし、記録によると9日間で368回、少ない日でも30回、多い日は60回の演説をすることができた。目標の450回には届かなかったが、1日中選挙カーに乗って演説する毎日は、とても充実していたと感じる。多くの市民に直接会い、初めての出会いを重ねながら、人々から返される政治への期待や思いを、また不信感や無関心も含めて受け止めたことは、今後の議会活動に生かすことができると実感する。
 夕方、暗くなった住宅街で遠くの家から出て聞いてくれた60歳くらいの女性に走りよって「ありがとうございます」と手を握ると「ありがとうございます。よろしくお願いします」と握り返された手のぬくもり。彼女は顔をグショグショにして泣いておられた。お辛い日々を送っている方だったのだろうか。
人気もまばらなある農協前で、演説が終わったとき、農家の方らしき男性が、「よし! あんたしかおらん。入れるけんナ」と言って下さった。高いマンションの前で演説を終えたとき、走り出てきた男性が1輪のチューリップを差し出してくださって、「私が育てている花を今折ってきました。応援しますよ」と言って下さったのも60歳くらいの男性だった。
 そんな出会いを重ねながら、選挙カーと後続車に乗ってくれた仲間たちも、一緒に多くのことを学び感じてくださった。これもうれしいことであった。
いま、6月議会を前に、この選挙で市民派の私に託された多くの人たちの思いをどのように生かしていけばいいのかと考える毎日である。市民運動、住民運動に支えられた今回の選挙、これからもこれらのネットワークを広げ深めながら議会活動をつづけていこうと思う。
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【東京都知事選にかかわって】
みどりさんへの手紙            
                       東京都・荒川ユリ子


私が選挙に関わり始めたのは、20年ほど前に現都議である福士敬子さんの応援をしてからですが、今回ほどあきらめと希望が交互に連なり、最後が新たな希望で終わった選挙は初めてです。
いったんはだめかなと思っていた浅野史郎さん擁立への、みどりさんたちの働きかけについては、本当に感謝しています。あるMLに、「わたしは、浅野さんの擁立を、ぎりぎりまであきらめません」と書かれたのを見て、とても勇気づけられました。待望の浅野さんの立候補ですから、私も「勝手連」として力のかぎり応援しました。しかし、実際には、動けば動くほど、せっかくの浅野さんを生かしきれていないという思いが強くなるばかりでした。
例えば、選挙事務所や確認団体「みんなの力」との意思疎通の難しさ、東京の人には知名度が低い浅野さんを広く知らせるために大きな影響力があるポスターが期待はずれのものだったこと、政党との関係の難しさ、なによりも負けを認識させられたのは、身近な人たちの「あなたに頼まれたら本当は応援したいけど、浅野さんにはインパクトがない。無理かな」という反応の多さでした。投票日まで、あと数日しかないという時に、こんなにも浅野さんのことが知られていないのでは、とても勝つ見込みがないと思いました。
私のクールな目は、「そんなに身体も仕事も犠牲にして無理してがんばったって、もう負けに決まっているのだから、止めたほうがいい」と言います。もう一つの私の心は「このまま、あきらめていいの? 教師をしているあなたの大事な友人たちが、病気になったり、辞めたりしている現実を見過ごしていいの? 子どもたちの未来が決まるような大事なこの時に、沈黙していていいの?」と言いました。99%のクールな目と1%のホットな心がせめぎあいをしていたのが、私の今回の選挙応援でした。
 人口が1200万もの東京で、初めての勝手連型の選挙を経験して、その大変さを垣間見ました。しかし、一方では、そのように人口が多い東京だからこそ、いろいろな分野で専門的な力を持った方もたくさんいましたし、区議や市議レベルでは選挙応援の経験のある方がたも少なくありませんでした。また、今回だけはどうしても手伝わなくてはといって、初めて選挙応援をされた方もたくさん出てきていたのです。惜しむらくは、このようなすごい市民の力をコーディネートする人や組織がなかったということです。もしそれがあったら、もっと接戦になれたのではないか、もしかしたら勝てたのではないかとさえ思います。
 また、今までの選挙応援とずいぶん違ったと思ったのは、メールやネット、ブログ、ケイタイの活躍でした。たくさんの人たちに、どんどん情報を流せるようになったこと、(発信することができるようになっただけでなく、受け取る側にメールやネットを使える方々がたくさんになったこと、それも双方向のやり取りができたこと)このようなツールを手に入れたことは、私たち市民にとって画期的なことだと思います。
選挙が終わった今、思うことはたくさんありますが、まずは浅野さんへの感謝の気持ちでいっぱいです。あきらめかけていた私たちに希望を投げかけてくれました。そして、浅野さんの選挙のことがなければ出会わなかったはずの多くの人たちと出会うきっかけを作ってくれました。選挙が終わったからすべて終わりというのではなく、今も今回の選挙の敗因を探り今後の市民活動をどのようにやっていくかというホットな議論をする集まりを、たくさんの参加者を得て開けるという事実が、これからへの希望を与えてくれます。これこそ浅野さんの選挙の何よりの成果だと思っています。
(『む・しの音通信』60号より)
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都知事選については、『世界』6月号に「何が石原3選を招いたのか」
「ネオリベラルな<石原的なもの>を超えて」と、



『中央公論』6月号に、浅野史郎さんの、
「都政の行く手が『暗黒』でなからんことを」が載っています。
「敗軍の将、都知事選を語る」ということですが、
浅野さんの発言には、もう少し言葉に配慮して、と思うところがあります。

当選した石原さんは「反省してます」と言って当選したことは忘れてしまって、
予想していたことだけど、一夜で、ごうまんな知事に逆戻り。

浅野さんに期待している都民は多いと思うんだけど・・・・。
興味のある方は、ぜひ買ってお読みください。


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