みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

ネット選挙「解禁」ザル状態?!/世論調査で民主党支持率のきなみ下落

2010-07-05 14:28:56 | 選挙関連
きのうの夕方の西の空。
   

すんだ青空と、白い雲のコントラストがすてきでした。
  
夏というより、秋の空みたい。

参院選挙も11日の投票日まであと一週間。
けさの朝日新聞と読売新聞の一面の世論調査では、
いずれも菅内閣の支持率が下落したと伝えていました。

参院選挙公示直前、とつぜんに菅首相が言い出した「消費税増税」が響いているらしいとのこと。
危機感を募らせた候補者は、火消しに躍起。
前幹事長の小沢さんは全国行脚で、民主党の公約修正の批判をしているようです。
選挙になると、いろんな思惑がからんで一枚岩とはいかないようです。

内閣支持率下落39%、不支持40% 朝日新聞世論調査
2010.7.5 朝日新聞

 朝日新聞社が3、4の両日実施した全国世論調査(電話)によると、菅内閣の支持率は39%で、1週間前の6月26、27日に実施した前回調査の48%から大きく下落した。不支持率は40%(前回29%)。「いま投票するなら」として聞いた参院比例区の投票先は民主30%、自民17%、みんな6%。民主がなお自民に差をつけているものの、前回の39%から大きく減らした。

世論調査―質問と回答〈7月3、4日実施〉
 内閣支持率は、菅内閣発足直後の6月8、9日の調査では60%だった。発足から約1カ月で支持率がこれだけ大きく下落するのは異例だ。
 支持・不支持の理由をみると、「首相が菅さんだから内閣を支持する」と答えた人が発足直後には17%いたが、今回は7%。一方で「政策の面から内閣を支持しない」とする人が6%から16%に増えている。
 消費税引き上げをめぐる菅首相の説明や対応を「評価しない」が前週の50%から63%に増え、「評価する」は30%から21%に減った。無党派層で「評価する」は13%しかいない。
 消費税引き上げの賛否そのものにも変化が生じ、賛成39%、反対48%。6月12、13日の調査では賛成49%、反対44%で、その後の調査では賛否が拮抗(きっこう)していたが、今回初めて反対が賛成を上回った。
 反対の人のなかでみると、前回は内閣支持36%、不支持37%と並んだが、今回は支持30%、不支持50%。消費増税反対の人の離反が顕著だ。
 参院選の結果、議席を伸ばしてほしい政党を挙げてもらったところ、民主26%、自民20%、みんな10%。6月12、13日の調査で民主40%、自民17%、みんな7%だったのに比べ、民主が大きく減り、みんなが増えている。
 仮に参院選後に民主が連立を組むなら、相手はどこがよいかを聞いた質問では、みんな15%、自民8%、社民8%、国民新6%などだった。
 政党支持は民主30%(前回37%)、自民15%(同14%)など。


 内閣支持続落45%、比例投票先・民主3割切る
2010年7月5日 読売新聞

 読売新聞社が2~4日に実施した参院選の第4回継続全国世論調査(電話方式)によると、菅内閣の支持率は45%で、第3回調査(6月25~27日実施)の50%を5ポイント下回った。
 不支持率は39%(前回37%)だった。
 参院比例選の投票先で、民主党に投票すると答えた人は28%(同31%)に後退し、自民党は16%(同15%)となった。民主への投票は初めて30%を切り、自民との差は前回の16ポイントが12ポイントに縮まった。
 継続調査は今回が最終回で、選挙区選の投票先は民主32%(同33%)、自民19%(同16%)だった。比例選と同じく、これまで民主への投票は自民のほぼ倍で、前回は17ポイント差だったが、今回は13ポイント差に迫られた。
 参院選後の勢力については、民主が過半数の議席を獲得する方がよいと思う人は38%(同42%)に減り、「そうは思わない」は48%(同47%)となった。
 参院選の争点となっている消費税率引き上げについては、財政再建や社会保障制度を維持するために「必要だ」と思う人が65%(同64%)に上った。ただ、菅首相が十分に説明しているとは思わない人は89%(同88%)に達した。政党支持率は民主34%(同37%)に自民18%(同17%)などが続き、無党派は33%(同31%)だった。
(2010年7月5日 読売新聞)

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各党、無党派層取り込み進まず…読売調査

 読売新聞社の参院選継続全国世論調査は、最終回の第4回調査で有権者意識の変化が数値に表れ、民主党への投票は前回を下回り、菅内閣の支持率も落ち込んだ。
 比例選投票先で、民主は第3回までは「31%→30%→31%」と安定し、自民の「16%→14%→15%」とはダブルスコアに近かった。今回は「民主28%―自民16%」となった。選挙区選をみると、民主は「34%→32%→33%→32%」だったが、自民は「16%→15%→16%→19%」と上昇した。消費税増税などを巡り、民主党内で、小沢一郎前幹事長が、現執行部との対決姿勢を鮮明にしていることなども影響したようだ。
 継続調査から浮かび上がる今回参院選の特徴の一つは、各党が無党派層を取り込めていないことだ。無党派は「32%→37%→31%→33%」と推移し、民主の支持率(今回34%)と肩を並べる。無党派は一般的に、投票日が近付くと減る傾向にあり、2007年参院選では、ほぼ1か月前の35%が直前で27%となった。今回参院選は様相が異なる。
 第4回調査の結果は、有権者のほぼ3分の1を占め続ける無党派の動向が、大きく影響したと言えそうだ。無党派層に限ってみると、比例選での民主への投票は第1回から第3回は9%で、自民の「6%→7%→4%」を上回った。今回は自民7%が民主6%を逆転した。選挙区選でも民主は「10%→8%→10%」、自民は「7%→6%→3%」だったが、今回は民主7%、自民6%で横一線となった。
 無党派層の菅内閣への支持は、第3回調査で初めて不支持45%が支持34%を上回った。今回は「不支持47%―支持24%」でその差は広がり、全体の内閣支持率を引き下げる要因となった。
(2010年7月5日 読売新聞)


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公選法改正が先送りされて参院選から解禁にならなかったネット選挙は、
予想どおり、事実上、底抜けのザル状態(笑)。

わたしの参加するMLでも、ある候補者の演説会の情報が流れてきて驚きました。
これってほんとはいけないんだけど、「まっいいか」と思うのも、
直前の国会のだらしなさを見ていたから。

わたしは、「公選法を守ってきれいな選挙」が、モットーだけど、
各党各候補者、どんどんネットを使って骨抜きにしちゃえ、と思います。


ネット選挙「解禁」状態?…法改正間に合わず

候補日程「つぶやく」衆院議員/音声だけで政策訴える候補
 今回の参院選では、インターネット上に陣営幹部や党本部などが、候補者の街頭演説の予定や、党幹部の遊説日程などを掲載する動きが広がっている。
 ネットを利用した選挙活動は、まだ公職選挙法で制限されているが、こうした状況について、総務省は「選挙活動と政治活動の線引きは明確ではなく、直ちに違法とは言えない」との立場だ。
 「今日1日、参院選候補と活動します。夕刻には首相夫人も応援に入る予定」。簡易投稿サイト「ツイッター」にそう書き込んだのは、民主党の新人候補の陣営幹部を務める大西健介衆院議員(39)。大西氏は選挙期間中、自らの活動とともに、候補の予定などについても「つぶやき」を続ける。「候補以外の者までネット更新を自粛するのは不自然」と話す。
 自民党の現職候補らを支援する柴山昌彦衆院議員(44)もツイッターで同様の発信をする。「投票の呼びかけなど、選挙応援と受け止められる言葉は使っていない」という。
 ツイッター愛好者として知られる原口一博総務相は、公選法の所管官庁のトップという立場からか、公示日前日の先月23日、「選挙期間中は選挙運動と認められるような文書図画の掲載は禁じられています」と投稿したのを最後に自粛している。
 公選法では、選挙期間中、法定はがきなどを除き、候補者や政党に関する「文書図画」の頒布を禁じている。ホームページ(HP)の更新もこれに抵触する恐れがあるとして、参院選をにらんだ与野党は5月26日、選挙期間中のHP更新の解禁を柱とする公選法改正案に合意。ツイッターについては「なりすまし」を防止するため当面は自粛するとした。しかしその後、鳩山前首相の退陣の影響で、改正案は提出されないまま、国会が閉会した。
 比例選に出馬した新人候補(43)はネット上で毎晩、政策などを音声だけで訴えている。投票を呼び掛けることもあるが、この候補は「自分の声だけならば、公選法で禁じている文書図画の頒布にはあたらない」とする。
 主要9党も、HPを積極的に活用する。HP上で、党幹部の遊説日程を連日、更新して掲載しており、民主党は公示後の菅首相の街頭演説を動画で配信。自民党や国民新党は、公示後に動画CMをHPで公開した。
 これまでHP更新を見合わせていた公明党も、「ほかがやっている以上、何もしないわけにはいかない」と幹部の遊説日程を公開。共産党も支持者の意見を紹介する動画を配信中だ。
 HPの更新について、各党は「選挙活動ではなく通常の政治活動の範囲内」とするが、複数の陣営幹部は「現行の法律は実態に合っていない。早く改正するべきだ」と漏らす。
(2010年7月4日 読売新聞)


昨日から咲きはじめた、おひさまが大好きなムクゲの花。
   

  

グラジオラス
   

  
ランタナ
  
バラ
  

 

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7月4日(日)のつぶやき

2010-07-05 00:38:42 | 花/美しいもの
11:47 from web
きょうのブログ。○上野千鶴子さんが内田樹氏を弁駁「家族と会社組織の復活など時代錯誤だ」/週刊ポスト「おひとりさま論争」
http://blog.goo.ne.jp/midorinet002/e/c45d8356afe1f43efd1517ce947f1df2
by midorinet002 on Twitter
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