みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

熱中症予防 目配り声かけの大切さ/オリヅルランの子株がいっぱい伸びてきました。

2020-08-21 20:13:38 | ほん/新聞/ニュース
鉢から根がはみ出して春に株分けしたオリヅルランの
花茎が伸びてきて、花が咲きました。
白い小さな花が咲いたあとの花茎には子株がつきます。
花は朝咲いて夜にはしぼんでしまう一日花なので、
咲いている花を撮ろうと思ったら、もう子株に化けていました(笑)。

なぜ「オリヅル」かというと、ランナーを伸ばした子株が折鶴に似ているから。
クモのようにみえることから「スパイダープラント」とも呼ばれるそうです。

子株がたくさん出てくるから、花言葉は「守り抜く愛」「子孫繁栄」「集う幸福」など。 

胡蝶蘭は強い日光や暑さに弱いので、
家の裏の軒下の反射光があたるところに移動しました。

日に何度か霧吹きをかけるのですが、
よく見ると、葉の陰にアマガエルが住み着いています。

霧吹きをかけてやって、出てきたところをパチリ。
  
しつこく写すので、嫌がって逃げ出しました(笑)。


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後半は、 朝日新聞の社説、
「熱中症予防 目配り声かけの大切さ」を紹介します。
週末には雨が降りそうです。
あと少し、酷暑を何とか乗り切りたいですね。

  社説:熱中症予防 目配り声かけの大切さ 
2020年8月20日 朝日新聞

 厳しい暑さが続き、熱中症になる人が相次いでいる。17日には静岡県浜松市で、2年前の埼玉県熊谷市と同じ観測史上最高気温の41・1度を記録した。しのぎやすい季節の到来はまだ先だ。エアコンを適切に使い、こまめに水分や塩分を補給するなどして体調管理に努めたい。
 総務省消防庁の速報値によると、今月16日までの1週間に熱中症で救急搬送された人は全国で1万2804人にのぼる。東京23区内では、1~18日で103人が死亡し、70代以上が約8割を占めた。亡くなった場所別では97人が屋内で、大半はエアコンの設備がないか、あっても作動していなかった。
 高齢になると体温の調節機能が低下し、脱水状態に陥りやすい。冷房が苦手だという人もいて、気づかないうちに熱中症になるケースが少なくない。
 先の熊谷市では、単身もしくは夫婦で市営住宅に住む80歳以上の住民に、市の職員が定期的に電話をかけて、冷房の使用などを呼びかけている。
 新型コロナの感染拡大で人の動きが鈍り、支援の手がゆき届きにくくなっているいまだからこそ、こうした取り組みは大切だ。隣近所のちょっとした目配りや、ふだんは離れて住む家族がかける一本の電話が、命を救うことにつながる。
 行政からの働きかけでは動かなくても、顔見知りや子、孫から言われれば、苦手でもエアコンのスイッチを入れ、水を口にするだろう。「手洗いを欠かさず3密は避けてね」に続けて、「熱中症にも気をつけて」の一言を届けるようにしたい。
 炎天下での作業や学校活動でも備えを怠れない。
 コロナ対策でマスク姿が当たり前になっているが、高温多湿下での着用は体内に熱がこもりやすい。人と距離を保てる屋外や登下校時、体育の授業中などは外すなど、状況に即した対応を心がけるようにしよう。
 この夏から、気象庁と環境省は関東甲信地方の1都8県で「熱中症警戒アラート」の試行を始めた。気温や湿度、日差しから算出する暑さ指数が「33度以上」になる場合、都道府県単位で発表するが、どこまで認知されているだろうか。
 広くアンケートをするなどして人々の受け止めや活用方法を調べ、来年に向けてより有効な発信を検討する必要がある。
 今年は長梅雨の後、一気に気温が上昇し、とりわけ体にこたえる暑さとなった。コロナと熱中症という「難敵」を相手に医療現場の奮闘が続く。行政は支援に万全を期し、市民もそれぞれが予防の基本を守ることによって、これまでに経験のないこの厳しい夏を乗り切りたい。


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