みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

<変わるか 男性育休>父親も “産後うつ” 仲間とのつながり模索/この秋2回目。日本ミツバチのタレ蜜がとれました

2021-10-07 22:32:41 | ほん/新聞/ニュース
408群の日本ミツバチの蜂蜜の採密作業の続きです。
夕方暗くなる前に巣箱を一段切り外して、
ミツバチをブロアーの風で飛ばしてから家の中に入れました。

巣箱には蜂蜜がぎっしりたまっています。
  
パートナーが巣落ち防止の竹ひごを抜いて、

パン切りナイフで巣箱から巣蜜を切り離します。

2回目なので、巣箱の四角い形のままざるに落ちました。

一列ずつ切りながら、密蓋をナイフでそぎ取ります。
  
切った後から蜂蜜が垂れ落ちます。
  
慣れて来たので一時間ほどで終了。

巣蜜を落とした上の箱にはまだ蜂蜜が残っていて、ミツロウもいっぱい。

すのこにもきれいな蜜とミツロウがたまっています。

どちらもパートナーがきれいにそぎ取リました。

二日目。
崩した巣蜜から一晩かけて自然に垂れてくる蜂蜜を集めました。

保存瓶は前日にきれいに洗って日光消毒。

細かいメッシュで漉し漉しながら、蜂蜜を瓶にためていきます。

この秋2回目の採密。
「408」群からも全部で7キロくらい蜂蜜がとれました。

濃厚な甘さの秋蜜です。

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後半は、
中日新聞生活面の<変わるか 男性育休>の記事を紹介します。

  <変わるか 男性育休> 父親も “産後うつ” 仲間とのつながり模索 
2021年10月4日 中日新聞

 男性の育休取得率が昨年度は過去最高の12・65%を記録するなど、男女問わず仕事と家庭の両立を目指す動きが広がる。六月に成立した改正育児・介護休業法も追い風となりそうな半面、育児ストレスなどから男性も「産後うつ」に陥るリスクがあることは見落とされがちだ。女性に比べて公的な支援も不十分として、父親同士が支え合う「ピアサポート」の試みが始まっている。 (熊崎未奈)

 妻が就職活動に出掛けた後、名古屋市内の平松勇一さん(35)は途方に暮れていた。目の前には、どうあやしても泣きやまない一歳の双子。「もう疲れた」。二〇一九年春のことだ。

 妊娠を機に妻は退職し、自身は一八年四月から一年一カ月にわたって育休を取得した。調子を崩したのは、三月に入り妻が仕事を探し始めてから。日中は家事・育児を一人でこなす必要が出てきた。

 以前から双子を育てる人のサークルに顔を出してはいたが母親ばかりで、父親の知り合いはいない。孤立感が深まり、心療内科を受診した。ただ四月に双子が保育園に入ると徐々に心が軽くなり、復職する頃には元に戻った。「社会とのつながりがなくなったのがきつかった」と振り返る。

 国立成育医療研究センター(東京)は、厚生労働省が一六年に実施した国民生活基礎調査のデータから、生後一歳未満の子がいる約三千五百世帯を抽出して調査。昨年発表した結果によると、父親が産後一年間に「メンタルヘルスの不調のリスクあり」と判定される割合は11%。母親の10・8%とほぼ同じだった。同センター研究所政策科学研究部部長、竹原健二さん(41)は、育児に積極的な男性が増える半面、労働時間は減らず、負担が大きいことを挙げる。

女性に比べ公的支援不足
 厚労省の調査では、パートを除く労働者一人当たりの年間総実労働時間は約二千時間で高止まりだ。育休を取れば仕事の負担は一時的に減る。しかし「育休からの復帰後の働き方も含めて社会全体で議論しないと、父親が不調に陥るリスクは高まる」と警鐘を鳴らす。加えて、産後ケア事業の実施が市区町村の努力義務である女性に比べ、男性への支援は不十分だ。

 そうした中、父親同士で支え合う「ピアサポート」に注目が集まる。東京のNPO法人ファザーリング・ジャパン(FJ)は六月、「ファザーリング・スクール2021」をオンラインで開校した。父親を子どもの年齢別に分け、子育て支援団体の代表や大学教授らが助言したり、受講者同士で話し合ったりする。十月末までの週末や平日夜の開講日には、全国から約六十人が参加する。

 九月上旬の日曜、二〜三歳児の「イヤイヤ期」クラスのテーマは、アンガーマネジメント。「在宅勤務での会議中に騒いだ」「ぬれたベランダに素足で出て、そのまま部屋に戻った」など子どもへのイライラのほか、妻への不満もそれぞれ明かし、怒りを抑える方法を学んだ。

 参加者は、LINE(ライン)で普段から悩みを共有。二児を育てる横浜市の会社員蓮沼桜雲(おううん)さん(30)は「悩みや不満を文字にすると冷静になれるし、温かい言葉ももらえる。自分だけじゃない、と心のよりどころになっている」と話す。FJ会員でスクール校長の池田浩久さん(44)は「コロナ禍で父親が対面で集まる機会は、ますます減っている」と指摘。スクールが父親同士がつながれる場になるよう期待する。 


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