昨日のブログで、上野千鶴子さんと松本由理子さんの対談を、
ライブ配信するとお知らせし、わたしも急いで帰宅してWANサイトみていたのですが、
なぜか中継画像が出てきません。(うえーん)。
わたしだけのトラブルかと思って、あちこちのサイトを開いてみたりしたのですが
けっきょく最後まで、ライブ画像が映りませんでした。
わたしも見れなくてとても残念だったのですが、
上野さんとライブを配信した高橋さん(P-WAN製作者)と電話で話して、
わたしだけでなく、全国的に配信されなかったことを知りました。
そうこうするうちに、WANサイトに「技術的なことで配信されなかった」と載っていました。
わたしのブログを見て、楽しみにしていたみなさま、ごめんなさい。
とはいえ、録画が配信されるとのことだったので、さきほど、またサイトを見たら、
ノーカット録画版が見られるようになっていました。
わたしのPCではちょっと声が小さくて聴き取りにくいのですが、
WANサイトとustreamをリンクします。
(スピーカーのボリュームを大きくしたら大丈夫でした)
予定していましたライブ配信ができず、楽しみにしていた皆様には、大変ご迷惑をおかけし、申し訳ございません。
7月末日までノーカット配信いたしますので、お楽しみください。
<8月からは、ノーカット版をyoutubeで配信いたします>
WANサイトでノーカット版配信中
対談 上野千鶴子×松本由理子―いわさきちひろ・50代の挑戦
◆いわさきちひろ ~いのちの輝き~
◆女のことば いわさきちひろ
松本 猛, 松本 由理子 著
ちひろの世界 (講談社カルチャ..
講談社
「思えばなさけなくもあさはかな若き日々でありました・・・なんで昔にもどれましょう。」
いわさき・ちひろ『ちひろの世界』
(講談社 絵・いわさきちひろ 松本猛・松本由理子著)
ご存じ、童画家いわさき・ちひろさん、54歳のときの文章である。中略した箇所には「いまの私(は)・・・あのころよりはましになっていると思っています。
そのまだましになったというようになるまで、私は20年以上も地味な苦労をしたのです。失敗をかさね、冷汗をかいて、少しずつ、少しずつものがわかりかけてきているのです。」とある。そういえば、やさしいだけの絵ではない。ちひろさんの作品には、人間観察にうらづけられた芯の通った描写がある。
そう、なんで昔に戻れましょう。(上野千鶴子) |
わたしも50代。
「すこしはましになったのに、なんで昔にもどれましょう」
東海地方は梅雨明け。
ノーカット版録画を横目に見ながら、旅行中にたまった着替え等のお洗濯。
大雪山黒岳、旭岳のお花の画像はまだ整理できていないので、
チョットだけアップして、あとはあらためて紹介しますね。
大雪山黒岳(山頂石室側)のコマクサ
チシマツガザクラ エゾツツジ
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5日分の新聞も、どっさりたまっています。
こちらはまだ読めていないのですが、さいしょに読んだのは、
朝日新聞beの上野さんの「悩みのるつぼ」。
けさの中日の社説もおもしろいので紹介します。
【社説】議員と政府のリストラを 「ねじれ国会」を考える
2010年7月17日 中日新聞
参院選で民主党が敗北し、国会は衆参で多数派が入れ替わる「ねじれ状態」になった。菅直人政権は国会や行政改革をはじめ政策路線の見直しが急務だ。
国会は菅政権が野党の言い分に耳を傾けなければ、にっちもさっちもいかない状況になった。
参院は国民新党を加えても過半数にほど遠く、といって、衆院で法案を再議決しようにも必要な三分の二の議席がない。来年の通常国会は予算案を自然成立させられても、税制改正法案や赤字国債の発行を可能にする特例公債法案は参院で否決されかねない。
ボールは政権側にある
そうなれば、菅政権は予算案を事実上、執行できず、ただちに崩壊の危機に直面してしまう。こうした状況が現実になって、菅首相はどう政権を運営していこうとするのだろうか。
自民党は菅首相が呼び掛けた消費税引き上げに向けた超党派協議について「子ども手当をはじめとする一連のマニフェスト政策を修正、撤回しなければ協議に応じない」と表明している。
参院選で躍進したみんなの党も増税の協議には応じず「まず国会議員の歳費削減など国会と公務員制度を含む行政改革の協議が先」という姿勢である。
したがって両党との関係でみるかぎり、ボールは政権側にある。まずは民主党が政策をどう見直すかが問われているのだ。
民主党が自民党などの言い分を無視して、マニフェスト政策で突っ走る選択肢もなくもないが、その場合でも大きな難題が控えている。菅首相は二〇一一年度予算編成について、参院選前に重要な閣議決定を下している。
来年度の国債発行額の上限は本年度並みの約四十四兆円、一般歳出に地方交付税を加えた歳出の上限を同じく七十一兆円とした。
政策調整が官僚の手に
すると内閣府の試算では、税収増を二兆円強と見込んでも、高齢化に伴う社会保障費の自然増を含め約六兆円が不足してしまう。
子ども手当や高速道路の段階的無料化などマニフェスト政策を実行しようにもカネがないのだ。
つまり、いずれにせよマニフェストの見直しが不可欠になる。ところが、ここ数日の動きを見る限り、菅政権は参院選敗北に茫然(ぼうぜん)自失となるばかりで、事態をなんとか前向きに打開していこうとする意欲がほとんどうかがえない。
象徴的なのは、国家戦略室を単なる首相に対する助言機関に格下げした決定だ。国家戦略室は鳩山由紀夫前内閣の目玉に位置付けられ、自民党政権時代の経済財政諮問会議を発展させて内閣全体の政策調整機能を担うはずだった。
ところが、設置根拠を定めた政治主導法案が先の通常国会で成立しなかっただけでなく、法案作成を官僚任せにしたために、実質的な権限を官房長官に奪われて、骨抜き組織になりかけていた。今回の格下げ決定は霞が関による事前の骨抜き作業を、菅政権として追認したも同然といえる。
その結果、省庁全体にまたがる政策調整機能は官房長官の手に委ねられてしまった。まるで小泉純一郎政権以前に一挙に時計の針を巻き戻したようなものだ。
喜んでいるのは霞が関である。忙しい官房長官の周囲を官僚ががっちり固めておけば、事実上の政策調整は官僚が担う形になるからだ。鳩山政権の「脱官僚依存」は完全に消え、いまや菅政権は古い自民党政権と変わらぬ「霞が関政権」に舞い戻りつつある。
これでは話にならない。独立行政法人改革は進まず天下り問題も解決せず、したがって予算に潜む無駄も非効率もなくならない。政権中枢が官僚に制圧されてしまえば、いくら蓮舫行政刷新相が事業仕分けで奮闘しても、骨抜きにされるのは目に見えている。各省庁にまたがる抜本的な予算組み替えも不可能だろう。
菅政権はどうすべきなのか。
問題の所在ははっきりしている。まずはマニフェスト政策の扱いをどうするか決める。独法や公務員制度の改革についても決断する。日本経済の成長戦略も野党の意見を取り入れて、もう一度練り直す。そのうえで野党と協議しつつ予算編成を進めていく。
財務省も反省しなければならない。財務省は右手で増税を唱えながら、左手で改革つぶしの司令塔を担ってきた。だが、政府の抜本的リストラ抜きに増税しようとしても無理なのだ。平均二年半に一度は国政選挙があるからだ。
財務省が選択肢を示せ
財政がたいへんなのは、みんな知っている。だが、国民に納得感がない増税は必ず選挙の洗礼を受ける形になって、結局、実現できない。財務省こそ先頭に立って政府のリストラに選択肢を示すべきだ。政党が国会議員の定数削減に取り組むのは当然である。 |
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