みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

あした元気になあれ 後悔を越えていく=小国綾子/麻生氏止まらぬ擁護 女性活躍ポーズだけ?/チシオモミジとベニシダレモミジの燃えるような赤

2018-04-25 22:04:22 | ほん/新聞/ニュース
秋の紅葉と見間違えるほどの、
チシオモミジとベニシダレモミジの燃えるような赤。

どちらも、春の新芽があかくなる
新緑ならぬ、新赤です。


  


ベニシダレモミジは前庭の中にあって、他の木に隠れて目立たないのですが、
去年、マキノキなどの大木を切ったので、日当たりがよくなって、
今年の新芽の赤は最高です。  






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ところで、
毎日新聞の小国綾子さんの「後悔を越えていく」、
読んでいて、涙が出てきました。

新任地が岐阜支局だった中村かさねさんも、
今回のセクハラ問題で、精力的に記事を書いていらっしゃいます。

現場でたたかう女性記者さんたち。がんばれー。

  あした元気になあれ 後悔を越えていく=小国綾子  
毎日新聞2018年4月24日

 財務事務次官のセクハラ疑惑に対して、日に日に募るのは「私はいったい何をしてきたんだろう」という思いだ。あの時、引きつった笑顔でやりすごし、声を上げようとしなかったせいで、若い世代の記者たちが今なお、セクハラに悩んだり苦しんだりする羽目になったのではないか、と。

 駆け出しの頃は、肩や腰に回される手は、決して角を立てぬよう、取材相手の膝の上に戻すものだと思い込んでいた。上司に「適当にあしらいました」と平気を装うことが、男性記者と区別なく安心して仕事を任せてもらう条件だと信じていた。「女は面倒くさい。男の方がずっといい」と取材先や、あるいは同僚や上司に思われ、仕事のチャンスを与えてもらえなくなるのが何より怖かった。
 ひわいな言葉を投げては反応を楽しもうとする取材相手に、平気な顔をしたり、時にはもっとどぎつい下ネタで切り返したりするすべを覚えた。物理的なセクハラは拒んでも、言葉だけなら笑ってやりすごすのも仕事のうち、と勘違いしていた。
 「女性ならではの記事を」と言われるのが嫌いだった。雑誌グラビアの女性モデルのヌード写真をわざと自分の机の前に張っていたこともある。「この手のモノにも平気なヤツ」と思われたかった。
 その後も「なぜきっぱりと反論できなかったのだろう」と繰り返し悔やむのがしんどくて、そんな20年前のあれこれを忘れたふりをしていた。
 その結果がこれだよね、私の感覚、古かったね。もう自分が情けないんだよ--。2歳年下の女性記者仲間にグジグジと吐露したら、叱られた。
 「私は後悔なんかしない。あの時、そんなふうにやり過ごしてなかったら、私たちは社内で干されたか、つらくて仕事を辞めていただろうから。でも、ようやく時代が変わろうとしてるんだよ。ならば、今やるべきは後悔することではなく、声を上げる被害者の側に立ち、彼女らを一人にしない、と声を上げることでしょ」。そっか。
 今回の件を麻生太郎財務相が「次官の番(記者)を全員男にすれば解決する」と話したと聞いた。冗談じゃない。私が情けないくらい、男社会だか仕事文化だか分からない何かに過剰適応しようとしたのは、誰からもそう言われたくなかったからだ。繰り返したくない。(統合デジタル取材センター)


  セクハラ疑惑 麻生氏止まらぬ擁護 女性活躍ポーズだけ? 
毎日新聞 2018年4月24日

「1対1でも密室でも、しないのは基本中の基本」の批判も
 セクハラ疑惑で24日に財務事務次官を辞めた福田淳一氏を擁護する麻生太郎財務相の発言が止まらない。麻生氏は同日の記者会見でも「はめられたとの意見もある」などと述べた。被害女性の方が悪い--とも言いたげな姿勢は、政府が成長戦略の柱とする「女性活躍」を真っ向から否定するものだとの声が出ている。【中村かさね、中川聡子】
 政府や与党内からも批判が出ている麻生氏の発言や財務省の対応に、コラムニストの小田嶋隆さんは「男女2人きりならセクハラをしてもいいのか。加害者に責任があるのは当然で、まともな人間なら1対1でも密室でもセクハラをしないのは基本中の基本だ」とあきれている。
 週刊新潮によると麻生氏は12日、自派のパーティー後の懇親の場で「(セクハラが嫌なら)次官担当を男性記者に代えればいい」と語ったという。これについて麻生氏の事務所は毎日新聞の取材に「記録がなく確認できない」と回答した。事実なら女性差別発言で、政権の掲げる「女性活躍」とも矛盾する。
 小田嶋さんは言う。「いろんな場所でいろんな仕事をする女性がいる。セクハラが発生するから女性を使うな、という発想は時代錯誤も甚だしく、女性活躍の場を狭める。セクハラのない世の中にしよう、というのが普通の発想だ」
 上智大の三浦まり教授(政治学)は「麻生氏は次官や大臣のポストを男性のものと思い込んでいるのだろう。女性記者の排除は論外だ」と批判する。
    ◇
 今回の疑惑をきっかけに、女性記者の取材活動を制限すべきだとの発言も出ている。
 経団連の榊原定征会長は23日、記者会見で「異性と1対1ではさまざまな誤解を生む。取材で夜でもお酒の場でも行くのはどうか。マスコミ側にも規律や規範があってもよい」と語った。19日には千葉市の熊谷俊人市長がフェイスブックに「(報道機関は)女性記者を使って情報を引き出す取材態勢について総括すべきだ」と投稿した。
 ジャーナリストの青木理さんは「本末転倒だ」と反論する。「守秘義務もある当局者から情報を取るために、記者はあらゆる機会を捉えて接触を試み、公式発表を超えた情報が世の中に伝えられる」と取材規制が強まることを心配している。
 「異性と1対1の夜の会食」の否定は、記者職のみならず、営業職や外交員の女性も縛りかねない。性被害に詳しい斉藤秀樹弁護士は「痴漢にあった女性を『夜道を1人で歩くのが悪い』と非難する理屈と同じ。責任を被害者に転嫁している」と指摘。「女性がセクハラを受けることを前提に、男性との関わりを抑制すべきだという議論が広がれば、女性の社会進出は遅れる」と懸念する。
 「男女雇用機会均等法上も問題がある」と言うのは労働政策研究・研修機構の内藤忍副主任研究員だ。同法は労働者の配置で性別による差別を禁じる。「大臣や経団連自ら民間企業に法律違反をそそのかすのか」と憤る。


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4月24日(火)のつぶやき

2018-04-25 06:33:36 | 花/美しいもの
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「セクハラ黙認、終わりにしよう」国会で200人が集会/ 国会で黒服抗議 女性記者へ連帯示す/ジャーマンアイリス開花。

2018-04-24 21:29:09 | ほん/新聞/ニュース
ジャーマンアイリスが開花しました。




  



青紫のダッチアイリスも咲いています。






セクハラ問題で、女性たち200人が黒い服を着て
国会に集まって集会を開きました。

わたしは京都に行ってたのですが、詳細な記事が出ていますので紹介します。

   「セクハラ黙認、終わりにしよう」国会で200人が集会 
2018年4月23日 朝日新聞

 「特別な誰かの被害ではない」「セクハラを黙認するのはもう終わりにしよう」――。財務省の福田淳一事務次官によるセクハラ問題を受けて、被害者たちを孤立させない環境を考える集会が23日、国会内で開かれ、参加者からこんな声が上がった。100人を超す弁護士や大学教授らが実行委員会に名を連ね、約200人が集まった。
 集会では、セクハラ被害を訴えたテレビ朝日の女性社員が一部で批判されていると指摘し、被害の実態を社会で共有しつつ、被害者の孤立を防ぐためにはどんな法整備が必要か、などが話し合われた。
 男女雇用機会均等法では、職場や仕事先でのセクハラを防ぐため、必要な措置をとることが事業主に義務づけられているが、労働政策研究・研修機構(JILPT)の内藤忍(しの)・副主任研究員は「被害者のニーズに沿ったかたちの救済が得られるような仕組みになっていない。セクハラ被害者が孤立してしまう一因は現行法制度にある」と指摘。「被害者は心身に不調をきたし、声を上げられない人も多い。救済から支援までの態勢をしっかり構築することが必要だ」と述べた。
 また、被害相談をしやすくするためには「(同じ組織内ではなく)中立的な第三者による窓口の設置が必要だ」とも訴えた。
 市長による複数の職員へのセクハラ疑惑が取りざたされている東京都狛江市からは、山本暁子市議が出席。市長は疑惑を否定し、問題の解明が進んでいないと紹介した。
 山本市議は取材に対し、市当局が疑惑を調査するという手法や、財務省の調査でも同省の顧問弁護士が担っていることについて、疑問を呈した。「ともに当局に都合のいい調査になる恐れがある。省庁や市役所は、一個人と比べて大きな力の差がある。調査で身元が明らかになるなど、被害者が不利益を被りかねない」として、第三者による調査を求めた。
 集会には、記者が安心して働ける環境を整えるよう報道各社に求める声明を出した、新聞労連と民放労連の担当者も参加した。新聞労連の小林基秀・中央執行委員長は「21、22の両日開かれた全国女性集会で、多くの女性記者から、被害体験や、やり過ごしてきてしまったことへの後悔などを聞き、胸が詰まった。こんなことはもう終わりにしなければならない」と訴えた。(三島あずさ、吉沢英将、丸山ひかり)
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 セクハラ疑惑
国会で黒服抗議 女性記者へ連帯示す

毎日新聞2018年4月23日

 財務省の福田淳一事務次官による女性記者へのセクハラ疑惑をめぐり、ジャーナリストや研究者などが23日、国会に黒い服で集まり、被害を告発したテレビ朝日の女性記者への連帯を示した。

 中野麻美弁護士は「ジャーナリストの自由と人権は報道という民主主義の動脈を支えるもの。女性記者の告発はこの国の民主主義に課せられた課題だ」と強調。ジャーナリストの林美子さんも「今が分岐点。男性も女性も普通に仕事ができるようにしなくてはならない」と訴えた。
 米ハリウッドの大物プロデューサーによる女優たちへのセクハラ発覚を機に始まった「#MeToo」運動では、ゴールデン・グローブ賞の授賞式に出席者が黒の衣服で参加し、セクハラへの抗議の意思を示した。だが、今回の緊急集会のタイトルは「セクハラ被害者バッシングを許さない」。テレビ朝日の女性記者が福田氏の発言を無断で録音したことや週刊誌に音源を提出したことが「ハニートラップ」などとバッシングされていることへの抗議を込めている。
「政治利用せず建設的な議論を」
 上智大の三浦まり教授(政治学)は「日本社会でこれまでたくさんのMeTooがあったのにスルーされてきた。被害者バッシングは加害者の責任を転嫁させる仕組み。次世代にはこういう悔しい思いをさせてはいけない」と話す。
 一方、今回のセクハラ疑惑を政権批判の政治運動に結びつけようという動きを警戒する声もある。20日には安倍晋三首相の退陣を求める野党の合同集会で黒服をまとった女性議員が「#MeToo」のプラカードを掲げて抗議。
 ジャーナリストの白河桃子さんは「ハラスメントは国民の生活を左右する大事な問題。政治利用せず、与野党一丸となって建設的な議論をしてほしい」と話している。
 福田氏は「言葉遊びだった」「全体を聞けばセクハラではない」として疑惑を否定。麻生太郎財務相も福田氏を擁護している。【中村かさね/統合デジタル取材センター】  


 セクハラ被害者が孤立するのは、法律の不備 緊急院内集会で訴える声 テレ朝記者の被害報告を受けて
2018年04月23日  ハフィントンポスト日本版 

テレビ朝日の記者が、財務次官にセクハラを受けた疑惑をめぐって、有識者らによる「セクハラ被害者バッシングを許さない4.23緊急院内集会」が4月23日夜、東京都千代田区の衆議院第一議員会館で開かれた。参加者がマイクを握り、セクハラの法制度の不備を指摘したり、女性記者の取材活動が制限されることへの懸念を示したりした。一部を紹介する。

■内藤忍・「独立行政法人労働政策研究・研修機構」副主任研究員
セクハラの被害者を孤立させる原因の一つは法律だと思う。実効性のある法律に変える必要がある。

民間の職場のセクハラについては、男女雇用機会均等法の11条が適用されているが、同法は名宛て人が事業主になっており、
・事業主が方針を明確にして、それを周知する義務
・相談に応じ、適切に対応するための必要な体制の整備
・職場でのセクハラへの事後の迅速、かつ適切な対応
...という三つの義務が課せられている。
だが、均等法では、セクハラが「違法行為」と判断されるために不可欠な、セクハラの定義自体が盛り込まれていない。そのため、裁判では民法での不法行為にあたるかどうかで違法かどうかを判断している。

しかしセクハラを受けて裁判をできる人はわずかだ。経済的コストや時間的コストもあるが、公開手続きを踏むので心理的なハードルも高い。また、私自身、これまでセクハラの被害者に全国で話を聞いたが、何回も連絡を取るうち、体調が悪くなって会えなくなったことがたくさんある。
行政による被害者の救済システムもあるが、「相互の譲り合い」による解決が中心だ。その多くが金銭解決だ。違法行為という認定や、謝罪、二度と起こらないでほしいという、被害者の思いと乖離する、受け入れがたい制度になっている。これが均等法の現状だ。

公務員の場合、人事院規則が適用される。均等法との違いは、セクハラをしないように「注意しなければならない」という職員宛ての条文が盛り込まれているが、「禁止」ではない。
こうした被害者側にたっていない制度の問題点から、セクハラとは何かを定義し、明確に禁止する規定、そして、被害者が迅速に被害者のニーズに沿ったかたちの救済が得られるよう、法的判断ができる救済システムが必要だ。
また、今回、女性記者が、取材した内容を週刊誌に持ち出したことについて、会社が「不適切だ」と言ったが、公益通報者保護法という法があり、刑法など、同法で保護される法令の外部通報に該当する可能性もあり、今回の持ち出しは「不適切」ではない。均等法は同法の適用外だが、同法違反の外部通報も保護されるべきだ。

セクハラ被害に雇用も非雇用も関係ない。すべての人を対象とする包括的な性暴力禁止法という枠組みが必要だ。

■浜田敬子・ビジネスインサイダー・ジャパン統括編集長
朝日新聞出版のAERA編集部に在籍していたときから企業の取材が多かったが、もうセクハラは昔のことだと思っていた。だが、今回の問題を受けて若い記者に改めて聞くと、20年前と変わっていないことを知り、本当に驚いた。
この問題をきっかけに自社でメディア内でのセクハラ実態アンケートを始め、回答が続々と寄せられている。回答では、会社に相談しなかった人が多く、また相談しても、相手にしてもらえなかった人もいた。また、セクハラをしてくる相手は、警察が目立った。「県警本部長からセクハラを受けた」「警察官から胸をもまれた」という回答もあった。
こういうことが起きると、だから女は面倒くさいと言われるが、問題の本質はそこではない。役所でセクハラ防止のための教育をしたり、被害に遭った女性が訴えられる窓口を設置したりするのが、本質的なことで、これだから女性は取材につけないという議論は残念だ。
今回の問題をきっかけに、報道手法に政府が介入してこないかが懸念されている。「夜回り禁止」というルールができれば、知りたい情報が世の中に出てこなくなる。いま、社を超えて、記者たちと皆でこの問題に取り組もうと連携している。まずは会社に変わってほしい。

■小林基秀・新聞労連中央執行委員長
先日開かれた新聞労連の女性集会で上がった声を聞いて胸が詰まった。女性記者たちが、自分たちはセクハラを我慢してきた。やり過ごしてきた。声を上げられないまま、いまの事態を招いてしまったと悔いている。
しかし、決して彼女たちが悪いわけではない。そこを絶対に間違えてはいけない。彼女たちは声を上げてきた。セクハラをうまくいなして情報をとってくるのが優秀な記者だと、そんなことがずっと繰り返されてきた。彼女たちの中には失望して退社する者もいた。自分を鈍感にしてやってきた。でも、それは終わりにしなければいけない。
安倍総理にお願いがある。省庁にまだセクハラが残っている。セクハラは人権侵害であり、許されないものだ、だから厳しく処分すると言ってほしい。下は上をしっかり見ているから効果は覿面だ。報道機関の社長にも言いたい。セクハラの認識に欠けていた。すぐに報告してくれ、わたしたちが守る、と。これでかなり改善するはずだ。

■ジャーナリスト・林美子さん
きょう、言いたいことは2つある。テレビ朝日の女性記者はいま、すごく孤立していると思う。今回の件を受け、女性記者の仲間と会社の壁を超えたグループを作ったが、彼女と同じ気持ちなんだと伝えたい。
彼女がすごく傷ついているのに誰も守ってくれていない可能性がある。彼女と同じ立場だと、それをぜひ言いたい。上司もやり玉に挙がっているようだが、取材の現場でどれだけのセクハラがあるか、重々承知していて、いま声を上げたらどういう目に遭うかよく分かった上で判断をしたはずだ。そういう上司にも自分たちの気持ちを届けたい。
取材者を男に変えればいいとか、言葉遊びだとか、ここまで言われなければいけないのか。男だろうが、女だろうが、1対1で取材して何がいけないのか。男とか女とか、それでいうな、と理解してほしい。本当に止めてほしい。女性記者一人一人が能力を発揮できる社会になってほしい。
個人的なことは政治的だという言葉がある、1対1のやりとりの間にも、政治的な関係は生まれている。すべてのセクハラは権力関係だ。いま止めなければ、ずっと女性記者は耐えろと言われる。いま女性記者は2割に達している。いまが分水嶺だ。


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4月23日(月)のつぶやき

2018-04-24 02:03:07 | 花/美しいもの
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夫婦別姓で相次ぐ訴え 選べぬ不自由さいつまで/LGBT差別禁止首都圏に広がる 自治体、条例など明文化/コチョウランの植え替え

2018-04-23 22:25:45 | ほん/新聞/ニュース
キバナホウチャクソウ(黄花宝鐸草)が咲きました。

日本に自生する山野草のホウチャクソウは、白か薄緑ですが、
花が大きい園芸種がキバナホウチャクソウ。

植えてある環境が気に入ったのか、なんのお世話もしてないのですが、
春になるとにょきにょき伸びて花を咲かせ、年々増え続けています。

白い美しい花が一面に咲くシャガも増えています。


一晩水につけたミズゴケでカトレアを植え替えたあとは、、
コチョウランの植え替え。
  
数年前にプレゼントでいただいたミニ胡蝶蘭を
素焼きの植木鉢に一株ずつ植えました。

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きょうは朝から京都で会議でした。
約6時間半の会議が済んで、京都駅でお茶したあと、
岐阜駅まで迎えに来てもらくれたともちゃんと、
加納のアピタで夕ごはんの買い物。

ごはんを食べた後、ひと眠りしてから、
朝刊各紙を読みました。

  社説:夫婦別姓で相次ぐ訴え 選べぬ不自由さいつまで
毎日新聞 2018年4月23日

 結婚する男女が同じ姓を名乗らなければならない状況はいつまで続くのだろうか。夫婦別姓を選択できないことに疑問を投げかける訴えが今年、相次いでいる。
 ソフトウエア開発会社の男性社長は、夫婦別姓を選べない法制度は憲法に違反するとして、国に損害賠償を求め、東京地裁に提訴した。
 社長は妻の姓を選択した。仕事では旧姓を使うが、取引や国外出張で手間がかかり、企業経営の足かせになっていると口頭弁論で訴えた。
 別の訴えも起きた。事実婚の夫婦4組が、別姓の婚姻届の受理を求めて家裁に審判を申し立てた。
 ともに大学教員として論文を書いてきた夫婦は、研究の継続性から名前の変更を望まず、事実婚を余儀なくされた。別姓を認めない規定が、法律婚の制約要因となっている。
 こうした訴えは決して特殊なケースではない。高齢世帯を除く共働き世帯の割合は約6割に上る。結婚で名字が変わることに「違和感を持つ」人は、世論調査で2割超だ。社会の変化に伴い、別姓を選べない現状に不都合を感じる人は増えている。
 最高裁は2015年、婚姻時に夫婦どちらかの姓を名乗るよう定める民法の規定を合憲とした。
 ただし、一枚岩の判断ではなく、15人の裁判官のうち女性裁判官3人全員を含む5人が憲法違反の意見だった。さらに、選択的夫婦別姓の導入について、最高裁は国会での議論を促した。今もって立法府が動こうとしないのは残念だ。
 結婚の形は多様化している。
 別姓反対派は、別姓を容認すれば家族の絆を損なうと主張する。だが、日本以外に夫婦同姓を義務づける国はない。外国には家族の絆がないとは言えまい。
 政府は国家公務員の旧姓使用を大幅に認め、民間を含め社会全体で旧姓使用の拡大を図っている。
 だが、多くの国家資格は今も戸籍の姓で登録される。パスポートや銀行口座も戸籍の姓が原則だ。二つの姓を使い分ける煩雑さを大勢の当事者が訴えている。旧姓使用の拡大は、根本的な解決にはならない。
 選択的夫婦別姓制度は、同姓の選択も自由だ。選べない不自由さの解消を図りたい。国会はこの問題を放置せず議論していくべきだ。


   LGBT差別禁止 首都圏に広がる 自治体、条例など明文化
2018年4月23日 中日新聞

 LGBTなど性的少数者への差別禁止や解消を条例で明文化する自治体が首都圏で増えている。今月、東京都国立市と世田谷区がそれぞれ条例を施行。専門家は「多様性と調和」を掲げる二年後の東京五輪が追い風になっているとみる。 (奥野斐)
 「性的指向(好きになる相手の性)などのカミングアウトをしない人の権利も守る条例にしました」。国立市の吉田徳史(のりふみ)・市長室長(38)は、条例のポイントを説明する。
 同市は「女性と男性及び多様な性の平等参画を推進する条例」で、性的指向や性自認(自分の性への認識)による差別を禁じた上で、公表の自由が「個人の権利として保障される」と明記。加えて「本人の意に反して公にしてはならない」とした。罰則規定はない。
 第三者による暴露行為「アウティング」の禁止は、当事者の意見を受け入れた。市は条例に直接関係はないとするが、市内では二〇一五年、一橋大の男子大学院生が同性愛者であることを同級生に暴露された後に校舎から転落死。適切な対応を取らなかったとして、遺族が大学などを訴える訴訟も起きている。
 世田谷区の条例は「多様性を認め合い男女共同参画と多文化共生を推進する条例」。条例が定める基本的施策にも、多様な性への理解促進や性的少数者の支援を盛り込んだ。
 すでに文京区と多摩市でも、一三年に性的指向や性自認による差別を禁じた条例が成立。「性的少数者への差別禁止」を定める渋谷区も含め、いずれも男女平等や共同参画の条例で、性的少数者に限らず、誰もが性別などにより差別的な取り扱いを受けないよう求めているのが特徴だ。
 条例ではないが、文京、豊島両区、千葉市は、窓口や学校での当事者対応の配慮点を書いた職員、教員向け対応指針をまとめている。
 都道府県レベルでも少しずつだが、動きが出ている。首都圏の九都県市は昨年十二月、「性的指向や性自認による偏見や差別のない社会をめざす」との共通メッセージを発表。都に今月、庁内調整の担当組織ができた。一方、国では、理解増進法制定を目指す与党と、差別解消法を掲げる野党で溝があり、法整備の見通しは立っていない。

◆国・都道府県が制度整備を
<棚村政行・早稲田大教授(家族法)の話> 五輪憲章では性的指向による差別禁止を掲げており、自治体で取り組みが進む背景には二年後の東京五輪の影響が大きいだろう。ただ、地域が限定され、象徴的な面は否めない。国や都道府県が法律や制度を整備し、多様な人の権利を保障していく姿勢を示すべきだ。


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4月22日(日)のつぶやき

2018-04-23 02:03:42 | 花/美しいもの
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大腸がん発症部位で左右差 遺伝子異常タイプに違い/花苗の植え付け。ネメシア、ノースポール、芝桜、ダリアなど

2018-04-22 20:54:59 | ほん/新聞/ニュース
花ひろばで一鉢100円くらいで買ってきた花苗たちを
花壇に植えることにしましょう。

アザレアは花が咲き始めているので玄関に置いてあります。
  
花が終わってから、鉢増しします。

ネメシアは枝垂れ花桃の下に植え、

クリサンセマム・ノースポールはしだれ梅の下に植えました。
  
芝桜いろいろ。
  

  
宿根草とエンペラーミントは西の塀際。


  
球根ダリアは3種類、かわいい小花が咲きます。
  
エリカは地植えにするか、鉢植えにするか思案中です。



花壇に植えたソラマメも花をつけています。

日本ミツバチは待ち箱にきていますが、
分蜂群ではないようです。

巣箱の中の巣蜜を吸いにきているのでしょうか。


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ところで、
火曜日の中日新聞生活面に「大腸がん発症部位で左右差 遺伝子異常タイプに違い」。
女性の死亡率1位の大腸がんの新情報、
興味深く読みました。

  大腸がん発症部位で左右差 遺伝子異常タイプに違い  
2018年4月17日 中日新聞

悪性度高い右側 適切な治療法選択へ
 がんによる国内の死亡者数で2番目に多い大腸がん。最近の研究で、最初に大腸の左側にできたがんと右側にできたがんとで、違いがあることが分かってきた。標準的な治療を示すガイドラインにも左右差を考慮した治療が盛り込まれそうだ。 (稲田雅文)
 「以前から、大腸の左と右にできるがんで違いがあることは知られていた。右側(盲腸、上行結腸)にできるがんの方が左側(下行結腸、S状結腸、直腸)より悪性度が高い。発見が遅れることがその理由だと思われていたが、左と右で遺伝子異常にも違いがあることが分かってきた」。愛知県がんセンター中央病院(名古屋市)薬物療法部の室圭(むろけい)部長は話す。
 大腸の部位別にがんができる比率を見ると、直腸が四割と最も多く、左側だけで七割を占める。しかし、ステージが比較的進行しておらず、小さい腫瘍が多い。一方、右側にできたがんはステージが進行し、大きな腫瘍であることが多いという。
 違いが出るのは、自覚症状が左側の方が出やすいことがある。肛門に近い左側にがんができた場合、便通が悪くなったり便に血液が付いていたりして気づきやすい。一方、肛門から遠く便が軟らかい状態で通る右側にできたがんは、大きくなるまで自覚症状が出にくい。
 最近は、大腸がんの左右差は見つかりやすさだけでなく、遺伝子異常のタイプの違いも背景にあることが分かってきた。
 二〇一六年に米国臨床腫瘍学会で報告された大規模な大腸がんの臨床試験の結果によると、手術ができない大腸がん患者を対象に、最初にできた大腸がんが左側だった七百三十二人と右側二百九十三人を比較。平均的な生存期間は左側の方が長かった一方、化学療法で使われる二種類の分子標的薬の効き方が左右で違った。
 室部長によると、母体の中で大腸が形成される過程が、左側と右側で違いがあり、血液を供給する血管の系統も異なるという。悪性度が高いタイプの遺伝子異常が多いのは右側で、形成時の由来の違いから遺伝子異常にも違いが生じ、治療成績にも影響していると考えられるという。「どの分子標的薬を選ぶのか、左右差を考慮して選ぶ必要がある」と室部長は話す。
 医師らでつくる大腸癌(がん)研究会が一六年に出した最新のガイドラインでは、左右差を踏まえた治療方針までは記載されておらず、一九年に刊行予定の新ガイドラインで盛り込むかが今後議論される。がんセンター中央病院ではすでにどちら側にできたがんかや、遺伝子異常の違いを組み合わせた治療方針を運用している。
 室部長は「手術が不可能と判断され延命目的で化学療法を始めた人が、薬の効果でがんが小さくなって切除が可能になるケースもある。最初の治療で有効な薬を使うことが非常に重要で、左右差を考慮した治療は今後の標準になりそうだ」と語る。
 大腸がんの治療 早期発見が大切で、腫瘍の深さが浅ければ開腹しなくても内視鏡で切除が可能。大きな腫瘍の場合は、腹腔(ふくくう)鏡手術などで切除する。がんが他の臓器へ転移していて手術ができなかったり、手術で切除後に再発して切除が不可能になったりしたがんに対しては、延命を主な目的に抗がん剤と分子標的薬を組み合わせた化学療法が実施される。


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4月21日(土)のつぶやき

2018-04-22 02:03:38 | 花/美しいもの
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セクハラ問題 事の本質を共有したい/セクハラは女性への差別と性的暴力です/レンゲ、たんぽぽ、踊り子草・・・。

2018-04-21 22:02:55 | ほん/新聞/ニュース
玄関の横のビオラがこんもりと花ざかり。

レンゲソウ

タンポポの綿毛


庭の白花たち。
   
  白山吹         踊り子草
  
シラー
  

朝ご飯。卵どんぶりです。

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女性記者へのセクハラ事件が発覚してから、
毎日、かくじつに女性たちの怒りが大きくなって、
あちこちから「#Me Too(私も)」と声が上がっています。

セクハラは女性への差別で性的暴力です。

人権感覚が欠如している人は、即退場してほしい。

  社説:セクハラ問題 事の本質を共有したい
2018年4月21日 中日新聞

 財務省の事務次官による女性記者へのセクハラ疑惑が明らかにするのは、対応を誤り続ける政官だけではない。男女雇用機会均等法施行から三十年を経た今も変わらぬ女性に差別的な社会の姿だ。
 民放女性記者に対するみだらな言動の音声データを公開された福田淳一事務次官は、辞任を表明してもなお「音声データの全体を見ればセクハラではない」と反論、疑惑を否定し続けている。
 恥ずべきは福田氏だけではない。福田氏をかばい立てする麻生太郎財務相も「番記者を男性記者に交代させたらいい」などと認識のずれた発言を繰り返している。
 米国女優が大物プロデューサーから受けた被害を告発したのをきっかけに、性暴力の被害者が名乗り出る「#Me Too(私も)」の潮流が生まれた。セクハラの本質は権力構造の内で起きる性暴力だと、国内外から関心が向けられている中で、福田氏も麻生氏もリーダーとしての資質が著しく欠けている。
 財務次官のケースで被害を訴えたのは記者の女性だったが、セクハラは働く女性が増えるなかで広く起きている。営業職では、取引相手からセクハラに遭って上司に相談しても、会社が取引先に抗議せず、女性社員の側が我慢を強いられる場合もある。職場が守ってくれると思えず、相談すら諦めてしまうことも少なくない。
 男女雇用機会均等法が一九八六年に施行されて三十二年。
 男女が差別されずに働ける場をつくるという法の理念はいまだ実現していない。決定権を持つ役職は男性が主流だ。国会や市町村の議会、役場などでも男性上司が女性の部下たちを不快にさせる性的言動を繰り返している。
 管理職に女性の割合を増やすしかない。
 欧州の議会などで広く導入されている「クオータ制(人数割り当て制)」は、制度として女性議員を増やす。日本も社会の意識を変えるのなら、採用を検討したらどうか。
 音声データを他媒体に提供した女性記者に対し、記者としての倫理に反するとの批判が起きているが、事実を矮小(わいしょう)化してはいけない。本質はセクハラという加害にどう向き合うかだ。
 公益通報者保護制度をきちんと確立しなければならない。被害者個人がよく守られなければ、被害者は安心して訴えることができない。問題の本質を共有すべきだ。 


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4月20日(金)のつぶやき

2018-04-21 02:02:55 | 花/美しいもの
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