熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

不都合な真実

2008-09-11 23:00:31 | Weblog
何年か前に話題になった映画「不都合な真実(アル・ゴア、講談社)」の本を図書館で借りて読みました。

生来の天の邪鬼的性格のためか、話題になったときには見ないで、しばらく冷却期間をおいて見ることにしています。

もう映画は上映していませんので、ビデオでも借りて見るかと考えていましたら、幸運にも図書館で本を見つけることができました。

この本は、映画を書籍化したものであるためか、写真・図が多く分かりやすい内容になっています。

この本を読むと、地球温暖化が相当進んでおり、早急に対策を取らないと引き返せない所まで来てしまったことを痛感します。

「地球温暖化をめぐるありがちな10の誤解」「地球のためにあなたにも、すぐできる10の事」のように、具体的な記載が多く、大変参考になりました。

早速、「すぐできる10の事」を実行しようと思います。

国や企業に期待することなく、一人一人ができることから始めることが重要です。

未来の地球を守るために。



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特許コンサルティング

2008-09-11 00:10:48 | Weblog
特許コンサルティング契約をしている企業と打ち合わせをしてきました。

以前、ブログにも書きましたが、この企業の発明検討会に出席し、4件の発明の特定・拡張検討を行い、発明提案書に纏めて親会社知財部門に提出しました。

その後、知財部門から特許事務所へ明細書作成・出願手続きの依頼が行われ、先週、発明部門、知財部門、特許事務所の3者で打ち合わせが行われました。
私は、以前、この打ち合わせにオブザーバーとして出席したことがありますが、特許事務所の弁理士がやりにくそうな雰囲気を醸し出していましたので、今回は出席するのを取り止めました。

何でも、この3者間の打ち合わせで、3件の発明については特に問題がないので、特許事務所が明細書を作成することになったのですが、1件については不明な点があるので、修正してほしいとのコメントが特許事務所の弁理士からあったそうです。

発明部門の責任者・担当者から特許事務所弁理士のコメントを聞いたのですが、あまり明確ではありません。
修正内容も細かいところなので、特許事務所で修正した方が早いのではと思うのですが、この特許事務所の弁理士の考え方は少し違うようです。

要するに、発明部門と協力して発明を作り上げるという姿勢ではなく、発明提案書の内容に不明な点があれば発明部門に戻して修正させるという姿勢のようです。

私が企業の知財部門で仕事をしていたときにも、特許事務所によって(正確には特許事務所の弁理士または特許技術者によって)発明検討の姿勢が大きく異なっていたように記憶しています。

すなわち、積極的に発明部門と発明内容の検討を行い、発明を作り上げていくタイプの弁理士と、あくまでも、待ちの姿勢で発明部門からの修正原稿を基に明細書を作成するタイプの弁理士とに分かれていました。

このタイプの相違がどこから来るのかは不明ですが、企業出身の弁理士と特許庁出身の弁理士とでタイプが分かれているような気がしていましたので、前職の仕事に対する取り組み方の相違から来ているのかもしれません。

話は発明提案書の修正に戻ります。
細かい修正内容なので、それほど時間を掛けずに終了しましたが、発明のブラッシュアップがそれほど期待できそうにない特許事務所なので、かなり細かいクレームまで作成し、詳細な説明の記載も追加しました。

このまま出願しても問題なさそうなレベルまで記載を充実する結果となり、少々やりすぎかなと思わないでもありませんが、特許事務所の仕事の取り組み姿勢によっては止むを得ませんね。

この修正内容に対して特許事務所はどのようなコメントをするのでしょうか。
興味深いですね。



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