熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

著作権シンポジウム

2008-12-01 21:54:18 | Weblog
早稲田大学・北海道大学COEジョイント著作権シンポジウムに参加してきました。

早稲田大学COE主催のRCLIPは、私の大学院の指導教授が主宰する研究会で、研究会の発表内容・講演者が充実していますので、できるだけ参加するようにしています。

今回は、両大学COEの初めてのジョイントシンポジウムということで、その内容が注目されました。

今回のシンポジウムは、パネル1が「著作権保護の将来像」、パネル2が「応用美術の法的保護」の2つのパネルから構成されています。

パネル1の「著作権保護の将来像」は、「著作権をめぐる法と政策」「著作権制度と競争政策」「フェアユースについて考える」「デジタル化時代における著作隣接権制度に関する一考察」の4報告から構成されています。

パネル2の「応用美術の法的保護」は、「総論」「フランスにおける応用美術」「ドイツにおける応用美術」「アメリカにおける応用美術」の4報告から構成されています。

全体時間の割には、報告数が多いので、1報告20分程度でした。
したがって、各報告者は概要を報告する程度で、あまり突っ込んだ分析がされず、少し物足りない感じがしました。

まあ著作権保護の概略を把握する目的であれば良いのかもしれませんが、実務科・研究者にはかなり物足りない内容だと思われます。

企画倒れかなと感じました(指導教授には申し訳ありませんが)。

次回の研究会に期待しましょう。




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コメント (1)
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