熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

ドイツ5日目続き

2009-06-03 14:25:13 | Weblog
旧東ドイツの都市ドレスデンは、宮廷文化が栄えたザクセン王国の首都として繁栄していました。
その美しい街並みは、エルベ川のフィレンツエと呼ばれていましたが、第2次世界大戦の空爆で崩壊しました。
その後、復興して世界遺産に指定されています。




旧市街の劇場広場の周辺には、歴史的な建物が数多く立てられています。

19世紀の劇場建築家の巨匠、ゴットフリート・ゼンパーにより宮廷劇場として建設されたオペラハウス「ゼンパー・オーパー」です。




18世紀半ばに建てられた美しいドームをもつバロック様式の教会、「フラウエン教会」です。




ザクセン州最大規模の教会「大聖堂」です。




1710年~38年にかけて、アウグスト国王の命により造られたツヴィンガー宮殿です。
ドイツバロックの傑作と言われています。







アウグストゥス橋のたもと、エルベ川のほとりに沿って500mほど続く、美しいテラス「ブリュールのテラス」です。



テラスからエルベ川を眺めた風景です。







テラスから眺めた旧市街です。
額縁に見立てた景色と中世の当時の景色とを比較すると、一つの建物がないだけの違いであることが分かります。

18世紀後半に、ドレスデンを訪れたゲーテが、その美しさに「ヨーロッパのバルコニー」と褒め称えたことでも知られています。


テラスからの景色を楽しんだ後、ドレスデン城に向かいました。

ドレスデン城は、歴代ザクセン王の居城です。
特に、北側壁面の「君主の行列」は、見事です。





約2万5000枚のマイセン製磁気タイルにザクセン王ら総勢93人が描かれています。

第2次世界大戦の戦災を奇跡的に免れたオリジナルという、貴重なものです。


ドレスデン観光の最後に、劇場広場の周辺で撮影した彫刻です。
このような彫刻が数多く存在しています。
流石、世界遺産ですね。







旧東ドイツの都市は、西ドイツの都市と比較して、インフラの点では劣っていますが、歴史的建築物が保存されていますので、今後は、観光の目玉として期待できます。
東西ドイツの格差解消に役立てば良いのですが。



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