熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

ドイツ6日目続き

2009-06-05 18:06:50 | Weblog
ポツダム観光を終えて、ベルリンへ向かいます。

ドイツの首都ベルリン、人口340万人の大都市です。
街の中心を流れるシュプーレ川は、市内の景観にアクセントを与えており、ヨーロッパ随一の緑にあふれた市街の風景を作り出しています。

このベルリンは、東西冷戦の政治的軋轢をそのまま受ける形で分割され、西陣営のドイツ連邦共和国と東陣営のドイツ民主共和国という2つの国家が誕生することになりました。

ゴルバチョフのペレストロイカに端を発した東欧革命の影響で、ベルリンでも民主化運動が盛んになり、分割の象徴であった「ベルリンの壁」が市民により崩壊され、東西ドイツが統一されました。

当時、私は、企業戦士として仕事に没頭していましたが、組合委員研修で宿泊していた大磯のホテルの部屋のテレビで、あの感動的な「ベルリンの壁崩壊」を見ました。

ベルリンは、今回のドイツ旅行で訪れたかった場所の一つで、あのベルリンの壁をこの目で見てみたいと願っていました。

ベルリン市内に入ると、ブランデンブルク門が見えてきました。
ブランデンブルク門は、ベルリンのシンボルで、古代ギリシャのアクアポリスにある前門にならって造られたと言われています。




ブランデンブルク門からベルリンの壁ウオーキングが始まります。
ベルリンの壁崩壊から20年になる今年は、お祭り騒ぎで多くの人がベルリンに来ていました。



壁が建てられていた跡を示すプレートです。




市内中心部にあるベルリンの壁の一部です。
観光名所になっています。






ベルリンの壁が最も多く残っている場所です。
かなり厚い壁で、東西冷戦の厳しさが伝わってきます。




東西冷戦当時のベルリンで、限られた人たちだけが東西ベルリンを移動することができましたが、その際にチェックを受ける、チェックポイントです。
チェックポイントは、3か所あり(チェックポイントA~C)、この場所は、チェックポイントC(チャーリー)と呼ばれていたそうです。
今は、観光客の記念撮影ポイントになっています。


ベルリンの壁ウオーキングの後は、世界遺産「ペルガモン博物館」見学です。
「ペルガモン博物館」は、ドイツが世界に誇る一大考古学博物館です。
中央の扉から入ると、左翼が古代ローマ・ギリシャのコレクション、右翼が古代西アジア博物館になっています。



博物館の入口前にある銅像です。

博物館の前に、ドイツ首相のメルケルさんの私邸があります。
何でも、この中央の茶色のビルのワンフロアーを使用しているそうです。
警備の人の数も少なく、各国の首脳と比較して地味な感じがします。
ドイツらしいですね(高級ホテルのバーに出没する首相とは大きな違いです)。




博物館内部の展示物、というよりも建物が展示されています。
スケールが大きい。














ポツダムとベルリン、今日のドイツ観光は、歴史を辿る旅でした。

本当に感動しました。



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コメント
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