フェアユース研究会の「著作権フェアユースの最新動向 - 法改正への提言 - 」を読みました。
我が家の近くにあるSFCのメデイアセンターから借りた本です。
このメデイアセンターは、SFCの学生のために多くの分野の書籍を配架しており、新刊本も多いのが特徴で、学生以外でも年間500円の費用を払えば借りることができます。
本当に便利です。
この本は、今、話題の著作権法におけるフェアユース規定の導入について研究者、弁護士、企業実務家から構成される研究会の検討結果を纏めたものです。
フェアユースに関する学説、各国の実情・動向等がコンパクトに纏められており、一流の研究者等の議論が再現されていますので、フェアユースについての知識は、この本1冊で、ある程度得ることができます。
特に、研究会参加者の議論は、本音が出ており興味深いものです。
この本によると、「著作権法改正審議会の委員は、権利者団体のロービー活動の影響を受けて、権利者寄りの法改正を提言する傾向にある」ようで、ユーザーの意見は取り上げられ難いのが実情だそうです。
特許法の改正でも同様のことが言えるのかもしれませんね。
フェアユースの考え方、課題等が分かりやすく説明されており、お勧めの書籍です。
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日記@BlogRanking
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特に、研究会参加者の議論は、本音が出ており興味深いものです。
この本によると、「著作権法改正審議会の委員は、権利者団体のロービー活動の影響を受けて、権利者寄りの法改正を提言する傾向にある」ようで、ユーザーの意見は取り上げられ難いのが実情だそうです。
特許法の改正でも同様のことが言えるのかもしれませんね。
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